大邱NEWS【タバコの煙のない都市プロジェクト】

2019/11/19 - 2019/11/21

非喫煙者はもちろん、タバコを吸う喫煙者もタバコの煙はイヤなもの。韓国でもわずか20年前までは街頭や食堂でもタバコを吸う人たちをしばしば目撃することができました。しかし人々の意識が高まり健康への関心が高まるにつれ、室内外共に禁煙の場所が増え、喫煙者のための喫煙区域が別途で設けられるなど、市民の健康を守る環境が整いつつあります。

エリア 大邱(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

そんな中、アメリカの有名タバコメーカーである「フィリップモリス」の韓国支社である韓国フィリップモリス(株)が、「タバコの煙のない未来」(Smoke-FreeFuture)という会社のビジョンを実現するための「タバコの煙のない都市」プロジェクトを、今年年末まで大邱＆慶尚北道で行うというニュースを発表しました！ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

このプロジェクトは一般タバコより有害成分が低い革新的な製品に対する正確で科学的な情報を企業と地域社会に提供するために推進されます。また、分煙を望む非喫煙者の権利と電子タバコを使う消費者の権利の両方を保護する環境づくりを目指すそうです。

韓国フィリップモリスは革新都市を標榜してきた都市を対象に地域を選定しましたが、そのうち2番目に慶尚北道と大邱が選ばれ、様々な活動を進めることとなったのだそう！
韓国フィリップモリスが社会貢献活動として大邱の主要公共場所と大型事業所を訪れ、電子タバコ専用使用スペースである「Vapingルーム」の設置と運営に関するコンサルティングを行います。

ここで「Vapingルーム」とは、一般タバコの喫煙室である「スモーキングルーム」とは差別化された空間で、有害成分が少なく臭いが少ない電子タバコを使用する消費者を一般タバコの煙から遮断すると同時に非喫煙者を保護できる空間のことです。有害成分が多い一般タバコではなく、電子タバコを使用する消費者のための「電子タバコ区域」だと思えばいいでしょう。

Vapingルームの設置は一般タバコの間接喫煙から個人の健康を侵害されない権利と電子タバコ使用・消費者の権利をすべて保護する解決策として、2018年から社会貢献事業として行われてきました。
韓国フィリップモリスは大邱･慶尚北道を代表する素材/部品企業と協力し、先日Vapingルームの設置を完了したそうです。
またこのエリアのマンションや住商複合マンションなど、共同住宅の中からふさわしい場所を選定し、団地内にも設置支援する予定だそうです。


このプロジェクトは年末まで続き今後もより快適な環境が作られていくと思います！ぜひそんな大邱＆慶北で旅を楽しんでくださいね＾＾