真珠湾攻撃後、アメリカ移住の日本人とその子供の日系アメリカ人は家や農地を含む全財産をすべて強制没収され、僻地に造られた収容所に連行され、強制収容されました。強制収容の期間は1942年8月10日から1945年10月28日まであり、ピーク時には9397名が収容されていたそうです。全米に数か所造られた収容所のうち、ここに連れてこられたのはワシントン州やオレゴン州に住んでいた日本人家族のようです。<br />日本人の我々には悲しい歴史ですが、1988年にレーガン大統領によって謝罪されました。

アイダホ州ミニドカ国立歴史地区　ー　日本人移民強制収容所には1万人弱が収容されていました

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2019/06/16 - 2019/06/16

6位(同エリア32件中)

この旅行記のスケジュール

2019/06/16

ミニドカ

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真珠湾攻撃後、アメリカ移住の日本人とその子供の日系アメリカ人は家や農地を含む全財産をすべて強制没収され、僻地に造られた収容所に連行され、強制収容されました。強制収容の期間は1942年8月10日から1945年10月28日まであり、ピーク時には9397名が収容されていたそうです。全米に数か所造られた収容所のうち、ここに連れてこられたのはワシントン州やオレゴン州に住んでいた日本人家族のようです。
日本人の我々には悲しい歴史ですが、1988年にレーガン大統領によって謝罪されました。

エリア

アメリカ

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: レンタカー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

地図を見る

この川の水を見ながら、いろいろな思いと苦労を乗り越えていったのでしょう。

栄誉の名簿ボードを見てから歩き始めました↓
https://4travel.jp/travelogue/11730560

ミニドカ国立歴史地区史跡・遺跡

 第二次世界大戦中の日本人と日系人の収容所跡地です by アメリカ制覇！さん
今回の旅行記は、この中を歩いていきます。
南側に流れるクローバー川
ではクローバー川沿いに広大な敷地を歩き始めようと思います。
解説ボードを座りながら読むことが出来る位置にベンチがあったりもします。

今は荒れたこの土地にバラックの一つが建てられていたようです。
これは夏には貴重な木陰であったことでしょう。
ベンチからクローバー川を眺めるられますが、鉄線があって川にはアクセスできません。
解説ボードによると、この鉄線をめぐっては様々な攻防があったようです。
脱出を試みた人がいたことは容易に想像できます。
夏はここに水を引いて泳げるようにしたとのことです。
この荒れ地に倉庫があったようです。
なんと、この野球場も作ったようです。荒地から平らな球場をつくるのは、さぞ重労働であったことでしょう。
今はレクリーション地として活用されているようです。
当時の日本人はどんな悔しい思いで生活していたのでしょうか。

一万人弱いた日本人収容者たちの交流の場にとして役に立っていたそうです。
強制収容中のレクリエーションが盛んにおこなわれるようになり、スポーツやお稽古事、学問などの才能を伸ばす場にもなっていたとアメリカに都合の良いように書かれています。
未完成のバラックはタール紙の壁などお粗末で病人も出たそうです。
このボードの辺りは洗濯場や浴場などのあったバラック跡地だそうです。
一軒だけ再現されたバラックと一軒だけ保存されたバラック。これがたくさんあって1万人弱を収容していたのです。
自給自足もできるよう養鶏や農地開拓もなされたようです。
保存のできる根菜類の貯蔵庫跡だそうです。
かなり朽ちていますが、残されています。
ボードの後ろにはⅤ字型の日本式庭園を造る者もいたそうです。
車に戻ります。

次はアイダホポテトのジャガイモ畑の中を通る道を進みます↓
https://4travel.jp/travelogue/11730552