2019/09/13 - 2019/09/16
59位(同エリア162件中)
やまださん
「寒くない時にオーロラが見られる」
こう教えてもらって始まった旅の計画でした。
出発前に想像していたより
ずっと楽しい旅になりました。
動画もあります。
ブログで見てくださる方はこちらから
http://site333274-6821-5058.mystrikingly.com/blog/trip-to-canada-day-2
-
前日にバンクーバー入りして一泊。
早朝にホテルを出発して空港に向かいます。
まだ日の出前。
ロブソン通りは電飾で綺麗でした。
(これ、通年の電飾なのでしょうか?) -
スカイトレインで空港に到着。
国内線のターミナルは改札を出てから少し歩きます。
大きなラッコのぬいぐるみがあります。
この向かいにムースもいました。
朝食を空港で食べようと目論んでいた私。
開いているお店はあったものの、
朝の5時台とはいえ、結構並んでいたので
先にセキュリティチェックを通りました。
セキュリティございますにもコーヒーと
サンドイッチなどが食べられるお店があります。 -
ホワイトホースの空港には今回お世話になった
MUKTUK ADVENTURESのスタッフさんが
迎えに来てくれていました。
彼女はドイツから来ていた大学生で、
家族でここに来て以来、ここが大好きになり、
何度もリピート、今回はボランティアとして
住み込みで働いているそうです。
空港から彼女の運転で約20分ほど。
大きな道路から外れて
「この先に何かあるの?」と思うような場所を過ぎると
ポツポツとコテージが見えてきて、
メインのキャビンに到着しました。 -
全部で127頭の犬たち!
スタッフさん達は全ての犬の名前を覚えています。 -
以前はここの犬たちも、
ユーコンクエストに出ていたそうです。
今は出場せず、ここでお客さんのために
頑張ってくれているのだとか。 -
私が泊まったキャビンはこちら。
MUKTUK ADVENTURES 敷地内には
いくつか「離れ」的にキャビンがあります。
私はアクティビティ込みのパッケージで宿泊しましたが、
貸し別荘としての宿泊も可能。 -
たぶん大柄な欧米人には
二人で寝るには少し小さいかもしれません。 -
離れなのでとにかく静かです。
メインのキャビンからは徒歩3分くらい。 -
暖房は薪ストーブ。
使い方は丁寧に教えてもらえます。
薪や焚き付け、マッチも用意してもらえます。
日本では使う機会がなかなか無いので、
これも楽しい経験でした。
夜間も充分暖かいし、薪がパチパチ燃える音を聴きながら
寝るのもすごく良かったです。 -
パッケージには全ての食事も含まれていて
宿泊客全部が集まってメインキャビンで食べます。
ここはWi-Fiもあります。
3食、バフェ形式。
朝は食パン、ベーグル、シリアルなどがあって
トースターも使えます。
オーナー自ら作るお料理はどれも美味しくて
とてもヘルシー。
私のキャビンには水道が通っていませんが、
タンクで充分な量の水を用意してもらえます。
トイレはキャビンのすぐ横に、「バイオトイレ」
(水洗設備はありません。地球にそのまま返す感じ)があります。
夜中行く時はハンドライト片手に、または
貸してもらえるヘッドライトを付けて行きます。
すごく寒い…
でも、東南アジアなどでのこの手のトイレと違い、
途中、蚊に刺される心配をしなくていいのが良い。
もし、この手のトイレが苦手な方は
メインキャビンのトイレをいつでも使えます。 -
到着した日は南アフリカから来た女性1名と
オーストラリアから来た8名グループがいて、
彼らと一緒にダウンタウンに連れて行ってもらいました。 -
車の窓から消防署が見えたので、早速訪問。
ガレージ脇に呼び鈴のあるドアがあって、
それを押すと対応してもらえます。
私が行った時は、ドアの前に立ったら気づいてくれて
すぐに入れてもらえました。 -
車両は二台。
当直しているのは2名。
バンクーバーと同じ勤務体制で、
大きな災害の時はボランティアの消防士が
消火活動に加わるそうです。 -
筋トレのためのダンベル有り!
たしかにお二人ともバシッと引き締まった
マッチョなイケメンでした。 -
ナンバープレートかっこいい。
冬の間、たくさん雪が降るこの地域で、
水が凍ったらどうするのか聞いてみましたところ、
「水は止めない」のだそうです。
*日本の北国でもそうしていますか??
いろいろお話を聞かせていただき、帰るときには
パッチまでいただきました! -
消防署見学の後は街歩き。
紅葉が始まってとても綺麗。 -
消防署の銅像。
プレートにはこの像の由来が書かれています。 -
やはりここでも Fire stationではなく Fire Hall と言うようです。
ここは今は集会所のように使われている模様。
この並びにツアー会社があって、
MUKTUK ADVENTUREの犬そりやカヌーなど単発の
アクティビティもここで申し込めるようです。
なお、MUKTUK ADVENTURESには日本語対応スタッフはいません。
オーナーが言うには、ダウンタウンのどこかのツアーエージェントに
日本人スタッフがいて、日本語での対応希望の人には
その方が付いてきてアクティビティの時もお手伝い
してくれるそうです。 -
タキーニ川沿いに遊歩道があって、気持ちよく散歩できます。
-
ホワイトホース滞在2日目。
ユーコン野生動物保護区へ行きました。 -
景色が綺麗。
これだけ広かったら動物も囲われている感無く
暮らせているように思います。 -
この保護区訪問もMUKTUKのパッケージに
含まれています。
朝食後車で連れてきてくれて、保護区内の
バスツアーに申し込んでくれて、終わる頃に
迎えに来てくれます。
保護区内は徒歩でも見られるのですが、
かなり長距離&高低差有りなのでツアーがオススメ。
バス運転手 兼 ガイドさんがいろいろ
説明してくれて質問にも答えてくれます。
残念ながら見つけられなかったけど、
ユキヒョウのケージなんかはガイドさんが
いそうな場所を教えてくれるので、
見られる確率上がると思います。 -
保護区のあとは、温泉へ。
温泉と言っても日本とは違って水着を来てはいるもの。
これもパッケージに含まれます。
受付でタオルとビーチサンダル、ロッカーの鍵を受け取って、
男女別ロッカールームで水着に着替えて入場。
熱めと緩い二つのプールがあります。
ぬる目の方は真冬では寒いかも。そして
入ってすぐのところは深くて足がつかないので
泳げない方はご注意を。 -
キャビンに戻ってランチしたあとはフリータイム。
夜のオーロラ観測に備えて昼寝するもよし。
私は犬と戯れていました。
ここの犬はみんな体が大きいですが、
とても人間が大好きで、噛むことはありません。
喜んで体当たりするので、そこはがっしり受け止めないと!
シベリアンハスキーの他にもアラスカ系、
ジャーマンシェパードの血を引いた子、
いろいろです。
前庭にいる「現役」の他、キャビンには
引退した子、あとは訓練に参加させてはみたものの
どうにも興味を示さなかった子達が
癒し担当、エンターテイメント担当?として
たくさんいます。
最初にスタッフさんが犬との接し方も教えたくれます。
本当にどの子も人懐っこくて、撫でていると
グイグイと体を寄せてきたりします。 -
夕食後、オーロラの撮影の準備をしました。
三脚は貸してもらえます。
さらに、オーロラ撮影に適した設定を
オーナーが教えてくれます。
が、この夜はオーロラは見られませんでした。 -
ホワイトホース滞在3日目。
朝食後、メインキャビンのすぐ裏、
少し降りていくとタキーニ川が流れています。
ここでカヌーに乗って川をくだります。
川をくだると言っても、ほぼ流れに乗っていき、
方向を変えるだけなので楽チンです。
パドルの使い方は乗る時に教えてもらえます。
時折青空が見えて気持ちがいい。 -
鷹ガイド飛んでいる姿は雄大です。
-
この橋の下で川下り終了。
車を回しておいてくれるので、カヌーを積み込みます。
初日ご一緒したオーストラリアのグループは
途中ムースにも遭ったそうです。
約2時間ほどの川下り。
景色を見ながら、最高!です。
なお、途中お手洗いには行かれないので、
参加される方は事前に済ませましょう。
*後日聞いたところでは、この翌日に
「一日コース」の川下りのグループは
熊に遭遇したそうです。 -
MUKTUKのタイムテーブルはとても緩やか。
この日も午後はノープランなので犬たちと戯れていました。
途中、ボランティアスタッフから
犬それぞれの性格とか、得意なこととか
いろんな話を聞けたりして、この時間も
すごく楽しかったです。
なにせ127頭。
人間好きの犬とはいえ、やはりなんとなく相性があるようで、
旅行者の私にも「遊んで!」アピールする子もいれば
面倒臭そうに呼んでもちらっとこっちを見るだけの子、
もちろんムシする子もいて、
それぞれの反応を見るのも面白い。
それと、最高に面白かったのが遠吠え。
何がきっかけなのかわからないけど、
一頭が遠吠えを始めると、みんな一斉に吠え始める。
ワオーン…ワオーーーーンと何度か繰り返す。
そして、これまた何が合図かわからないけど、
一斉にしーんとなる。。。
ブログには動画貼ったのでぜひ見てください。
そして、オーナーさんが言うように、
すごくいい声で吠える子がいれば、
「遠吠え」かどうか怪しい鳴き声の子もいて
何回見ても飽きません。 -
ホワイトホース滞在最終日。
犬ソリに乗ります。
ソリと言ってもまだ雪はないので、
バギーのようなものを犬たちが引きます。
バギーとロープが用意されて、スタッフが
準備を始めると、犬たちのアピール合戦もスタート。
「行きたい!行きたい!」と吠えたり
ジャンプしたりですごい騒ぎです。 -
チームになった犬たちは、やる気マンマン!!
早くもグイグイと引き始めます。
(準備中はバギーのブレーキがかかっています) -
かなりのスピードで進みます。
ここは少し上り坂ですが、スピード落ちません。 -
途中休憩も挟みます。
犬が、う○ち をもよおしたときにも
ストップします。
バギーに乗っている時にオーナーに聞いてみました。
この犬のチームはどうやって組むのですか?
彼女が言うには、犬の特性を見て組むそう。
例えば、先頭は人間の声かけによる指令に
しっかり対応できる子がいい。
また、長距離は苦手だけどスピードのある子、
上り坂でもパワフルに引ける子、
それぞれ見極めてチームにするのだそうです。
で、どうにも興味を示さない子は
エンターテイメント、癒し担当に。 -
そして、オーロラ。
3日目、滞在中最後の夜、見ることができました。
バンクーバー滞在中、いや、出発以前から
天気予報を見て雲が多めの空模様であることは
わかっていて、2日目までは絶望的な空でした。
3日目も日中は青空が見えたものの、
とても雲が多い1日でした。
夕食後、「やっぱりダメかなあ」と諦めかけていたら
オーナーが「カメラどこにある?」と声をかけてくれました。
一緒にテラスに出たけれど、
私の目には白い雲が見えるだけ。
「うっすら緑に見える。あれ、オーロラよ。」というので
教えられた設定で撮影してみたら、
ホント!!ぼやっとですが緑色のオーロラ!?
画像の右上、オレンジっぽいところは
月の光です。 -
オーロラは30分くらいかかって明るくなりました。
よくコマーシャル写真で見るような
満天のオーロラ展とはいきませんでしたが、
森の向こうに見えるオーロラも感動的でした。
9月のホワイトホースでは
3泊すれば1晩はオーロラをみられると言われているようですが、
これ、本当でした。
MUKTUKは森の中なのですが、
湖畔のコテージなどに泊まると、湖に映る
オーロラがみられるそうです。
今回、このオーロラが見られなかったとしても
ホワイトホースの時間は大満足でした。
お気に入りの犬もいるし、
オーナーのジェフ、マヌエラ夫妻は
本当にすばらしいお二人で、ぜひまた会いたい。
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