ソウル①

2019/09/22 - 2019/09/22

HND1:55-ICN4:25の深夜便だったのですが、空港に着いた頃には既にATMからお金をおろすことができず、結局現金は1万円のみで6日間旅することになりました。
韓国がキャッシュレス先進国であることを祈るばかり。

エリア ソウル(韓国)

着いたのは早朝、少し肌寒い。
空港のアナウンスや案内表示は韓英中日でほぼ日本と同じである。外国に来た感は少ない。
Wi-Fiレンタルを1日300円で借りて、ソウル駅へ向かいます

が、地下鉄には現金がないと乗れないようです。
仕方なく持ってきた1万円札を両替してTmoneyを購入。

ソウル地下鉄には妊婦席があります。ぬいぐるみがかわいい。

ほどなくしてソウル駅に到着。

こっちが旧ソウル駅。東京駅にそっくり！

この日はソウル駅で韓国に住む友人と待ち合わせなのでした。

バスでホテルを取ってある清涼里へ荷物を置きに向かいます。偶然にも友人の出身大学が近くだったらしい。
韓国のバスは、赤が広域、青が幹線、緑が支線と色で分かれていてとても分かりやすい。

街並みが日本と似てるとどうしても感じてしまう。しかし街へ出ると漢字を全く見なくなることに地味にショックを受ける。ラテン文字も少なめ、ハングルしかない。

ソウルと言って思い浮かぶのが明洞くらいしかなかったもんで、明洞行きたい！といったのですが、友人曰く、韓国人は近寄らない場所とのこと。
確かに日本語のキャッチが多い。

でも立派な教会があるのよねー。明洞聖堂、韓国最初のカトリック教会。教会の多い韓国ですが、こういうゴシック建築は珍しい。

神仙ソルロンタンで昼食をいただきます。日本人女性が多い。

ロッテ百貨店、この隣にロッテホテルがあり、その前でロッテ批判の音声が韓国語と日本語で垂れ流されてた。

ソウル市役所は形状が独特。こんな無駄に金かけてと批判の声も大きかったそう。旧京城府庁舎も残していただけて有り難い限り。中は現在図書館として使用されています。

ここからは世宗大路を北へ向かいます。これは李明博が整備し、市民の憩いの場となっている清渓川。今は漢江の水を浄化して循環させてるようでとても綺麗ですが、かつては暗渠のドブ川だったそうな。

大通りを行くと、勇ましい李舜臣がおり、後方にはブルーハウス、大統領官邸が控えています。この通りではしょっちゅうデモやってるらしい。友人も朴槿恵弾劾デモに参加したとか。

世宗おじさん、でかい。優しそうな眼をしてる。

ようやく光化門までたどり着きました。

景福宮、朝鮮時代の王宮です。リトルチャイナ感強め。女子たちがチマチョゴリ着てるのは、大体ここで衣装借りて撮影したものと思われる。

この青い鳩みたいな鳥ちょくちょく見かけたんだけどなんて名前なんでしょう。（韓国人の友人も知らなかった）

こっちは韓国の男の子はみんなやる遊びだそうで、じゃんけんに負けたらケツに頭突っ込むんだけど結構しんどいらしい。名前は失念した。

景福宮の東側にあるのが三清洞、こちらも賑やかだけど少し落ち着いてる。韓国人も多い。

続いて、私の強い要望により戦争記念館へ。従軍経験のある韓国人と戦争のお話をできるまたとない機会なので。

朝鮮戦争のモニュメントが建物の前にあります。韓国では625と呼びます。6月25日、北朝鮮が南進を始めた日です。

友人はドラマ好きだからか、やたら三国時代に詳しくて笑いました。
また、韓国の歴史は他国から攻められ続けた歴史だと語っていたのが印象的でした。主に中国と日本なんだけど。

3階建ての建物の中央、吹き抜けになっているところに亀甲船が飾られていました。野蛮な大和民族を追い返した李舜臣は英雄。

メインは朝鮮戦争の展示、というか2階3階は全てそうですね。
3日でソウル陥落して1ヶ月で釜山付近まで攻め込むのほんとすごいんだよな。武器の差、だそうですが。
915は仁川上陸作戦の日、ここから巻き返しが始まります。
後半は国連軍の展示で、トルコをはじめ参戦各国の武器等が展示されていました。

建物の外にもたくさんの兵器が転がってる。

友人もよく行くということで、若者の街弘大へやってきました。

ストリートダンスとその見物客の塊がズラーっと並んでます。とりあえず活気がすごい。この国こんなに若者おるんか。ほんまに若者しかおらん。

サムギョプサル、ではなくオーギョプサルとモクサルをいただきます。一人だったら食べ方絶対分かんなかったわ。

食後のデザートに雪氷（ソルビン）のかき氷。ふわふわさらさらでめちゃくちゃ美味しい。日本にもあるらしい、知らなかった。

てな感じで、韓国人の友人が一日連れまわしてくれました。
何あれ何あれが無限にできる利点は大きい。