2019/06/21 - 2019/06/25
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gyachung kangさん
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6月って例年ならば旅には出ない。
なのに今年は旅に出ることになった。
大義はマイル救済のための緊急出動である。まあこればっかりはしょうがないよねえ笑
4泊5日の梅雨休暇、行先は台湾。
とりあえず高雄に行こう。そこから足を延ばせば東海岸の先に浮かぶ緑島まで行けそうである。緑島には世界でも珍しい珊瑚礁に沸き出る温泉があるらしい。それだなあってことで目指せ緑島への旅。あ、あくまでマイル救済のためですよ、ええ。
▼日程
0621 仕事→成田 高雄泊
0622 高雄→台東→緑島 緑島泊
0623 緑島→知本 知本泊
0624 知本→高雄 高雄泊
0625 高雄→成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
成田発JAL811便にて高雄へ向かう。定刻18時、沖止めからのB767に搭乗。
このタイミングだと途中夕食をとっている暇はなく機内食頼み。離陸して安定飛行に入って早々に焼き鳥丼とハーゲンダッツが配られた。 -
高雄空港に着陸しタクシーを拾って市内のホテルにチェックインしたのは22時半。荷物を解いてホッと一安心するこの瞬間。
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初日の宿、室内は新しく広さもアリ。バスタブはないけれどシャワー室とトイレは清潔感満点で備え付けアメニティもご覧のようにちょっとばかしイカしてる。
1863NT$、約6500円はグッドパフォーマンスでアタリのスタート。 -
コンビニを探しに夜の高雄の街に出てみたらホテルの隣におばちゃんワンオペで営業している餃子店があるじゃないか。
出会い頭の夜食タイム。
豆奨と餃子で85NT$。 -
翌朝。
ホテルから徒歩5分、鉄道の高雄駅へ。 -
8時45分の台東行き自強号を確保。
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台湾の南端を走るちょっとしたローカル鉄道旅。車両のくたびれ加減がちょうどいい味を出してるこの路線。山手線も京浜東北線も忘れてしばし車窓の景色に浸れる。
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台湾海峡側では民家が続いていた景色も太平洋側に出て台東が近くなるとちょっと独特の景観になる。
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予定より少し遅れて台東駅に到着。次に緑島へ連絡する定期航路がある富岡港へとタクシーを走らせる。正午頃、富岡港にたどり着いた。
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時刻表を見ると台東と緑島間は1日7便のフェリーが運航しているようである。今から乗れるのは13時30分の便。
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となりゃランチタイムにする。
チケット売り場のある建屋のすぐ横に食堂があった。 -
海鮮麺を注文
見た目パスタ風、実際の味もパスタもどきだったが塩気がしっかり目で味は良し。80NT$、280円。 -
予定時刻の1時間前になってチケットブースが開いた。船待ち客が一斉に群がる中、私も緑島行きを購入。
乗船場所を知らせる案内板はジャパニーズアニメ的イラストが採用されていた。このへんが台湾らしさ。 -
フェリー運航は3社体制。13時半発は3社とも便があるのでどのオフィスを選んでもいい。私が乗船する天王星号に長蛇の列。
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船内はざっと見て8割の埋まり具合。
ほぼ全員が観光客だと思われる。 -
緑島まで1時間の船旅。
デッキに出ると洋上の風は湿気をズッシリと含んでる。これが台湾南端、盛夏一歩手前の空気感? -
緑島の港に着いた。
で、この島、当然事前情報は頭に入れていたのだが、噂通り本当に公共交通機関がない。マップで漠然と眺めていると台湾本島と比べて猫の額のようなサイズでなんとかなるだろ~くらいに思っていたんだけど。
まあ着いてしまってから騒いでもどうにもならない。
港から時計回りに歩くこと30分、前夜予約を入れておいたホテルにチェックインとなった。床がタイル張りってところがなるほど緑島。 -
さてと。
早速この島を歩いてみることにする。
一説によると台湾有数のダイビングスポットとして知られたリゾートアイランドって触れ込みもあるみたいだけど。
それってほんとーかね? え? -
道すがらに野生のパイナップルを発見。
この雰囲気はリゾートアイランドの片鱗のような気もしてくるが -
やっぱちょっと違うだろ~ここ!
そう緑島には暗黒の歴史がある。かつて戒厳令下の時代、国民党の統治方針に従わない政治犯を取っ捕まえて収容所にぶち込み思想再教育を行う舞台となった島、それがこの緑島。言わば島まるごと監獄島なのであった。当時、収容施設となった建物は今も保存され立派な観光スポットになっている。草ぼーぼーに生い茂った道脇の古壁にはその歴史を表したギャグ漫画味のイラストが風刺的に残されているのであった。私はずい分前に大陸福建省に対峙して浮かぶ金門島に渡った経験があるが、台湾の孤島はなぜかしら個性が強いような気がする。 -
私の宿からぐるっと東方向に歩き続けてようやく目的の場所が近づいてきた。
島の北東突端に位置する牛頭山、である。 -
舗装路が途切れると展望が開けたこの坂道を上っていく。
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目の前に荒々しい岩と牧草地のような一面の緑が広がっていた。ここが牛頭山。
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海面からの標高は80メートル。
眼下には何も手がついていない岩礁。 -
街灯も道標も東屋も休憩用のベンチも人工物が何一つない緑の台地。
自然感と開放感が最高レベルの空間である。今、台湾の離れ小島に来ています、こんな気分を味わいたければそれがリアルに味わえる、そういう場所。 -
民家や宿泊施設が集まるエリアからはかなり離れているのでここを訪れる人は少ないかもしれない。この日私を含めて観光客は30人程。太陽が海に沈むのを見届けて私は牛頭山を後にした。
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牛頭山からの帰り道、偶然見つけたトカゲ。日本のトカゲの3倍はある大きさで台湾らしさ溢れる生態系。
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翌朝。
まだ日の出前に目覚めた私は島の対極側にある朝日温泉に出かけた。目的はもちろん早朝のひとっぷろ、である。
宿のレセプションで原付きバイクを借りようと思ったら、なんと誰もおらん。大声を出して睡眠中のスタッフを叩き起こすことも一瞬アタマをよぎったがそれも忍びなく、例によってまあなんとかなるだろ精神で朝日温泉に向けて歩き出した。 -
朝日温泉へは時計回りとは逆に緑島の外周を走る道を進んで行く。港を通り過ぎるとやがて家並みも絶え椰子の木が茂るこのあたり。この時間、誰もいないし車さえほとんど走っていない。
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右手には太平洋
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左手にはジュラシックな山
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島の南側、亀湾のトンネルを過ぎたところで朝イチ磯釣りトリオに遭遇。人がいたよ。
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歩き始めて1時間半、やっと朝日温泉にたどり着いた。前月のボルネオキナバル山でのあの執念がここで活きることに。
ん、自己満足?
ええ、その通りでございます! -
窓口で利用料を支払う。お値段は200NT$。
もちろん日本スタイルとは違うので着替え場所で水着を着衣。 -
温泉エリアは全て露天。
で、湯につかる場所もさまざまある。
ここは深さがあまりないプール。
見た目は足湯場に近い。 -
でも私の狙い目はコチラ
海へと砂浜を下りて行きます。 -
先乗り組が既にいた
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珊瑚礁の上に掘られた温泉プールである。
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プールが物足りなけりゃさらにその先へ。太平洋へと繋がる天然温泉が。
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こんな感じ。これぞ海底温泉の趣き。
但し小さな波ながら当然の如く海水が流れ込んでくるので温度感は生ぬるい。そうか、こういうことなのね~ -
もう少し日本的な温泉の方が、という人向けにはこのプールがある。
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眺めのよさなら屋根つきのこのプール
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温度は程よく高め。
私のベストポジションはここだった。 -
目の前に広がる太平洋をぼんやりと眺めながらの朝風呂タイムを過ごし目的を達成。時間はまだ7時半過ぎ。
海底から湧き出る温泉を売りにしているスポットは世界に他にもあると思うが離島の、そのまた端っこというロケーションと開放感がいい。
利用料は200NT$、700円。 -
緑島の朝の景色を味わいながら帰り道。
ここは大白砂。絶好のスイミングエリアだろうか。この日は白波が立ち気味。 -
ビーチの砂場に絨毯のように咲いていた花
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車も人もほとんど通らない。港はあの山の裏側。私の宿はそのまた先にある。
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宿に帰って朝食を食べチェックアウト。
12時10分発のフェリーで富岡港に戻りタクシーで台東駅に到着。どうせここまで来たんだから知本温泉で一泊することにした。 -
台東駅で駅弁を買う。この駅弁、結構人気があるみたいで私も売り切れ前にゲット。実際なかなかイケる。75NT$、260円。
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で、知本は台東からすぐなのだ。台東からは駅で二つ目。
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切符の窓口はこの規模で。ここは相模線か?と錯覚するくらい駅の雰囲気が日本に似ている。
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駅前からタクシーでホテルにチェックイン。私が前夜ブッキングしておいたのは知本センチュリーホテル。いつもなら大規模ホテルにはあまり食指が動かない私としては異例のチョイス。
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ツインルームでバルコニー付き。これで3634NT$、12700円。チェックイン対応は見事にスマート、翌朝の朝食メニューも感心するくらいバリエーションがあった。
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グランドフロアからは吹き抜け。
温泉大国台湾の中でも知本温泉の知名度は高い。山あいの中に幾つかあるホテルの中でもここは最高グレードのような気がする。
部屋には当然バスタブもあるが出る幕はなく、屋上にある露天の四季風呂美人湯、これに惹かれてこの宿をチョイスしてみた。
結果はこれが大当たり!屋上には森に囲まれるような雰囲気で露天風呂があり月明かりの下で温泉を満喫できた。ここは日本式で水着も必要なし。朝日温泉とは全く違う個性の温泉をハシゴで体験、どちらもオフ感申し分ない温泉であった。 -
夕方、知本温泉のホテル周辺を散策。
町の真ん中を 川が流れ川に沿って温泉宿が何軒か。想像よりもひときわ静かな山あいの温泉街だった。 -
何軒かある飲食店には温泉卵を茹でる鍋があったりはするが
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いやあ、マジで何軒しかない泣
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唯一軒、私の食欲を刺激した店がここだった。
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鉄板の上、ジュージュー音をたてながらライブで焼き上げていたこのポークステーキが。
このワイルドな風情がイイ。これだな。 -
なのですが。。。
見た目シズル感で私のストライクゾーンにズバッとハマっといたポークステーキちゃんは店を一人切り盛りするオヤジにカットされて登場。
なんだよ、これじゃフツーの肉野菜炒めじゃん! こうなってはもはや文句を言う余地もない私、淡々と料理を口に運んだ。
ええ、もちろん完食しました。出されたものは食べきる。それが私の旅食流儀。 -
知本温泉、翌朝の散歩。
私のホテルから30分の場所にあるお寺へ。
途中、作者の意図がよくわからないウォールアート。 -
道の突き当たりに清覚寺。静謐な空気の漂う尼寺であった。
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清覚寺から見る知本温泉郷。
山深い、と言っていい。 -
朝の散歩からの帰り道に野生猿が
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総勢10匹ほど。背後には一家の長と一目でわかる大柄なボス猿がいた。
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私を含めて通りすがりの観光客が7,8人いたがこの至近距離でも臆する素ぶりがまるでない知本温泉の野生猿。かと言って食料を狙っているような気配もなくここの猿は人間との間合いが良好なのかもしれない。
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結局、知本では夜と朝ルーフトップの露天風呂につかり温泉ハシゴを完遂、三たび南廻線台鉄に乗って高雄の街に戻った。
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大都会、高雄に戻る。
短い休憩の最後の一泊。ホテルに荷物を置いて時間を惜しんで高雄の町歩きに。
ところでくまモン、なぜここに君が?え、違うの? -
台北と違って南国情緒が溢れる高雄。
許されるならぐるりと市内一回りしたいところだが時間に制約がある今回、愛河の西側、再開発エリアを行ってみた。 -
町の中に火炎樹がある高雄。
この木は世界のどこで見ても目と心の保養になるわ~。 -
かつての倉庫街は今おしゃれなショップやカフェに大変身
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サッパリと整理された遊歩道に沿ってエコなライトレールも走り
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鈴なりのウォールアートが歩く人の目を楽しませる。
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これはコンテナを活用したアートオブジェ。このセンス、やりますねえ!
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廃線となったかつての引き込みは緑化され、いくつものモダンアートが置かれてのびのびした自由空間になっていた。
高雄、進んでるよ。 -
その先に進むと海の匂いがする西子灣へと続いていた。
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高雄の港が一望できる西子灣。
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西子灣に面する防波堤からすぐの場所に旧英国領事館がある。その事務所跡に入ってみた。19世紀半ばにイギリスが置いた領事館には当時の高雄の様子を再現したワックス人形が陳列。
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台湾人やイギリス人、英領インド人、ポーズや表情にインパクトがあって面白い。
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西洋医学による眼科診療とかも行なわれてたらしい。
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階段を登り丘の頂上には領事館の本館。
建物の保存状態は良く、中には高雄開港以来の歴史写真などが展示され見応えがあった。 -
ここからの高雄港の眺めもいい。
日本の台湾統治は1895年から1945年の丸々半世紀間。高雄の街にも多くの日本人が滞留していたと思う。異なるものが初めて混在交流する刺激の大きさは今の時代とは比較にならないだろう。タイムスリップしてその頃のカオスな高雄を見てみたくなる。 -
とっぷりと日が暮れた夜の愛河界隈。
上海や香港のようなギラギラの夜景には程遠く歩いている人の波もはるかに控え目な高雄の夜。どこかしらホッとする。 -
最後のひと歩きはもちろんここ、
六合夜市にやって来た。 -
スマートボール
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ヘンナ
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いやいや、やっぱり気になるのは食べ物
立派なロブスター -
鴨舌 カモタンかあ
いってみたい けど躊躇 -
牡蠣 おお私の恋人が! いってみたい
でもダメなんだ。
旅先での生牡蠣、これだけは厳禁、私の旅の掟である。涙を飲んでスルー。 -
カラスミ
これはいく。旨いねカラスミ。この塩加減、これですよ。 -
これもいく。いくでしょう。
牛肉のバーナー直焼き、なんて手荒な料理なんだ笑 -
見た目通り。旨し。通勤路にこの店があれば毎日買いそうになる癖になる味だ。手荒だけど。
-
前菜がわりのカラスミと牛肉のあとに私が寄ったのはココ。
-
頼んだメニューは迷いなくこちら。
鴨肉飯と総合下水のセットだ。
総合下水っていったいなに?
ドン引きしたくなる名前のこの料理は写真上の豚モツのスープ。このスープをすすりながら鴨肉ご飯を掻き込むのが大人気らしく、私も怖いもの見たさ半分でオーダーしたのだが。
これ、ホントに激ウマでした。
総合下水、おそるべし。こんなに意味不明な名前の料理に出会うことはこの先ないと断言する。お値段105NT$、370円なり。 -
この店の名前は鴨肉珍
言わずもがな、高雄の名店リスト入り。
いや殿堂入りにしておきます。 -
高雄の夜を総合下水で締めた今回の台湾サウスの旅。限られた滞在時間で温泉をハシゴ、こんだけリラックスできれば言うことはない。同じ中華圏でありながら中国より全てにおいてまろやかな台湾の良さを久しぶりに味わうことができた。また近々お邪魔致します。
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