2019/09/14 - 2019/09/16
5328位(同エリア6076件中)
ねこすけさん
以前から興味があった中国~ロシアへの陸路での越境を敢行しました。
なにぶん情報が少ないのでこれから行かれる方の参考になればと思い書くことにしました。
事前の準備として、
- 飛行機チケット(成田~ハルピン by 春秋航空日本、ウラジオストク~成田 by S7航空)
- 中国列車チケット(ハルピン~綏芬河) ctripにて予約
- ロシアのeVisa
を用意しました。全部ネットでできるので簡単でした。
まずは成田からハルピンへ飛行機で。出発が朝8:05と早いの成田まで車で行き、近くの駐車場を利用しました。春秋航空日本はLCCですが日本の航空会社なので何の問題もなくハルピンに到着。
ハルピン空港は国際線と国内線が別のターミナルで、国際線ターミナルはこじんまりしています。タクシー運ちゃんの客引きをかわして国内線ターミナルへの無料バスに乗車。5分くらいで国内線ターミナルへ到着。こちらは中国でありがちな新しくてだだっ広いターミナルです。
そこからバスでハルピン市内へ。いろいろ巡って夜にハルピン駅へ。ここから夜行の綏芬河行きの快速列車(2727列車)に乗ります。以前新幹線の夜行寝台には乗ったことがありますが、普通の寝台列車も設備が古いですが大きな問題もなく翌朝6:03に綏芬河駅に到着。
早朝に綏芬河に着き、次にポグラニチニ(グロデコヴォ)までの列車のチケットを入手しなければなりません。実はここがこの旅のヤマ場でした。事前に調べていたのと周囲の雰囲気が違います。ここ最近に列車駅と隣のバスターミナルがセットで新しくなっている感じです。まずは駅構内の切符売り場に行きます。どうやらそこは国内列車の切符のみを販売しているらしく、そのお姉さんは建物をでて右に行けと言っているようなのですが、私のカタコト中国語レベルでは分かりません。とりあえず建物をでて右手のバスターミナルに行ってみて、ネット上にあった国際列車の切符の画像を見せたりしましたが、何だかんだと言われて良く分かりません。もう一度国内列車の切符売り場のお姉さんの所に言って聞いてみると、何だか右に行って更に右に行けと言っているようなので、その建物を右に回り込むように行ったら、荷物を預ける場所でした。ほとほと困って3度目にお姉さんのところへ行ったら呆れて「アイヤー」と言われてしまいました。ただ今度はその周辺の見取り図を描いて見せると、バスターミナルの更に先の大通りに出てバスターミナルを回り込むような形で行けと矢印を描いてくれたのでとにかくその通りに行きました。雑然とした路地に入って行くと、そこに国際列車の看板を掲げた旅行代理店がありました。中に入り次の列車の切符をくれと言ったらパスポートを出せと言われ、無事に購入できました。運賃は70元、手数料(たぶん)が30元で計100元でした。ロシアeビザではバスでの越境はできないので意地でも鉄道を使わなければならなかったので何とかなって安心しました。
この時点で7時過ぎで、国際列車の出発まで2時間弱あったので、駅構内の喫茶コーナーで粉末スティックをお湯に溶かしたコーヒー(15元)をすすりながら待っていました。7:30くらいになると外が騒がしいので見に行くともう改札が始まっていました。ただ 中国人グループはグループ単位で入場しなければいけないらしく、また改札のお姉さんとグループの人が何事か言い争いをしてなかなか進みません。30分以上かかってようやく制限エリアに入れました。税関検査の前に何だかんだと指図するいかつい係官がいましたが、無事に通り抜けいよいよ出国のためのブースに入りました。パスポートを一通り見ると、後ろにいるスーパーバイザーに「日本人だ」と言って何事か話して、そのスーパーバイザーが英語で「ビザはあるのか」と聞いてきたので「eビザがある」と答えると、「ではそれを見せろ」と言われたのでその通りにすると係官と何事か話したのち出国スタンプを押してくれました。この間5分とかかりませんでした。
グロデコヴォ行きの列車は6両編成ですでに入線していました。おおまかにロシア人用車両と中国人用車両に分かれているようで、私の席はロシア人用車両に指定されていました。発車までに30分以上ありましたが不測の事態になると嫌なので車内でじっと待ってしました。列車はほぼ定刻に発車し、谷あいをループ状の線形で通り抜け、中露国境を越えると平原になりそこをゆっくりと進みます。1時間半ほどでグロデコヴォ駅に到着。
さていよいよロシアに入国になるのですが、ここも一筋縄にいきません。当局側にはロシア人を先に、中国人を後に通したいという意図があるようで、列車の降り口は1か所のみに制限され6両編成の乗客はその1か所から少しずつ下されます。また入国のブースは4つ(たぶん)しかないので建物に少しずつしか入れてくれません。また入り口をガードしている係員がロシア人を優先して入れているようで中国人が不満の声を上げていました。私は日本のパスポートを見せると一旦「まだだ」と言われましたが、少しすると「入って良し」となりました。列車が到着してからここまでに1時間ほどかかりました。
ロシアへの入国は意外にもスムーズでした。パスポートとeビザ、それと念のために帰りの航空券情報の紙も提出しましたが、航空券情報は見もせずに返されました。パスポートとeビザの顔写真と私の顔を何度も見比べられて入国カードにサインをしたら手続き終了でした。(いらない情報ですがこの係官の女性はこれまでの誰よりも美人の方でした。昔のキャメロン・ディアスみたいな感じ。※個人の感想です)
駅舎の前にネコがいたので一通り戯れたあと、事前に調べておいたとおりに歩道橋で駅を跨いで反対側にあるバスターミナルに行きました。なおこの時点で中国より+2時間時差があるのですでに午後2時をまわっていました。WEB上の情報ではウスリースクへのバスは1日に4本(10:10、12:00、18:00、19:00)しかなく、ほかのバスはないかと待合所でうろうろしていましたが、ようやく現れた窓口の女性に聞いても結局次は18:00とのことでした。ちなみに窓口横にeビザではバスによる中国への越境はできない旨の掲示がされていました。
さすがに18:00までは待てないので外に出てみるとロシア人男性が「ウスリースク」と叫んでいるので話しかけると乗合タクシー?(白タク?)でウスリースクまで行くというので乗ることにしました。料金は350ルーブルでミニバンに10名の乗客で、約2時間ほどかかり16:30ごろウスリースクに到着。当日は街の中心部でお祭りのようなものをやっていて交通規制がされていたので少し離れたところで下車しました。そこから少し街はずれのバス乗り場まで歩いて15分ほど。
ウスリースクのバスターミナルからは事情がありウラジオストク中心部へではなく、空港(アルチョーム空港)へ向かいました。17:00の空港行き(#552)のバスにぎりぎり間に合わなかったので、次の17:15分発のナホトカ行き(#601)のバスが空港を経由するのでそれに乗車しました。2時間弱で無事に到着しました。
翌々日、ウラジオストク空港から出国する際も特に問題はありませんでした。以前は入出国の地点、手段が異なると不可という話もあったようなのですが、いまは同じ地域(今回の場合はウラジオストク地域でしたが、eビザ申請時に選択したPrimorskiy Kray<沿海州>地域までなのか、どこまで適用になるかは不明)であれば地点、手段が異なっても大丈夫なようです。
<<まとめ>>
綏芬河~ポグラニチニ間はロシアeビザで鉄道による越境は可能。(バスは不可)
綏芬河駅で国際列車の切符は駅舎から離れた代理店で購入する
ウラジオストク地域内であれば異なる地点、異なる交通手段でも条件を満たしていればeビザでの入出国が可能。
<<お役立ち情報>>
ロシアeビザで越境可能なポイント
https://electronic-visa.kdmid.ru/checkpoint_jp.html
ウラジオストクでの長距離バス情報
http://www.primvokzal.ru/timetable/
※ブラウザがIEだと検索できないのでGoogle Chromeを使ってください。
ポグラニチニは英訳すると「Border」と表示されます
<<ご注意>>
こちらの旅行記は個人の体験を記したもので、将来の出来事を何ら保証するものではありません。中国もロシアも自国の都合により制度や手続きを予告なく変更することがあり得ます。すべて自己責任でお願いします。
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- スプリングジャパン S7航空
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