関空旅博に出展しました

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関空旅博にブースを出しました！

　5月18日・19日とジェーアイシー旅行センターとして初めて第15回関西空港旅行博に参加しました。

　関空旅博とは、関西空港に隣接するＪＲと南海電鉄の駅棟内の吹き抜けスペースを利用して、国内の観光地や海外の観光局、航空会社、旅行会社などがPRを行い、セミナーやイベントなどで各観光地の魅力を伝え、旅のきっかけを作ることを目的として開催されているものです。

　私自身も何度かこの旅博を見に行ったことがありますが、その時もイベントやクイズ、試食などを通して各観光地を紹介するブースが多く、楽しみながら学んだり、知ったりする工夫がされていました。屋台での軽食販売もあり、あちこちに人だかりができていました。

　実は関空旅博では旅行会社の出展は少なく、各国観光局や航空会社が中心なのですが、今年は関西空港からウラジオストクへの直行便が週2便飛び始めたこともあり、関西地域でロシアへの関心を高めるために、ロシア専門旅行会社としてできることをやってみようと考えて出展しました。

　ジェーアイシー旅行センター（株）大阪事務所は、現在女性スタッフのみで営業していることもあり、出展にあたっては以前から取り組んでいる雑貨ツアーのイメージで、親しみやすくかわいいロシアを見てもらうために、ロシアのお土産雑貨とロシアデザイナーのＴシャツの販売をおこなうことにしました。またロシア旅行についてのアンケートを行い、回答者にはロシアチョコを無料で試食してもらいました。

　ロシアお土産雑貨は奈良のロシア雑貨店「マールイミール」さんに相談し、ロシア雑貨を初めて見る人が手に取りやすいマトリョーシカやチェブラーシカ、白樺の樹皮で作った小物入れ、マトリョーシカ柄のポーチやキーホルダーなどをチョイスして送っていただきました。Ｔシャツは京都在住の元JICスタッフでロシア語通訳の方に提供をしていただきました。

　ロシアチョコは、JICのスタッフが４月にウラジオストクに出張した際に、地元チョコレート会社プリモールスキーカンジーチェル社で買って来てもらいました（日本人にも食べやすいワッフル入りチョコ 7kg！）。それを2個ずつかわいく包装しました。

　前日ブースに荷物を運び入れたときに撮った写真を見たスタッフが、ブース内があまりに殺風景だったので、一晩がかりでロシア国旗の柄に似せた垂れ幕飾りを製作してくれました。おかげでブースが一気にロシア的に華やかになりました。

　当日は天気が心配でしたが、暑くも寒くもなく過ごしやすい天気でした。各日150個用意したアンケートのお礼のロシアチョコは、たくさんの方にアンケート回答していただき両日とも午後3時までに「完売」、配布終了。チョコレートもおいしいと好評で、かわいい包装も注目の的でした。

　ブースの場所がイベントスペースへの通り道だったこともあり沢山の方に足を停めて見ていただけました。ロシア雑貨やTシャツ販売のレイアウトを工夫したおかげで、マトリョーシカやチェブラーシカの写真を撮っていく人が何人も現れました。話に聞いていても実物を見たのは初めてという方も多く、チェブラーシカ型マトリョーシカは子供たちの格好のおもちゃとなり、売り物のマトリョーシカを開けたり閉めたりを繰りかえす子供たちにひやひやでした。

　手作り雑貨のため値段は少し高め。売れ行きは如何に？と思ったのですが、なかなかの売れ行きでした。ディスプレイ用として貸していただいた10,000円のチェブラーシカ型マトリョーシカは、「まさかこれは売れないだろう」と思っていたのですが、2日目の午後にこれが売れたときは居合わせたスタッフの間でどよめきが起こりました。

　さて、実際このイベントがジェーアイシー旅行センターのロシア旅行の宣伝として効果があったのか？と問われると、今のところそれほど効果があったのかどうか…。

　ただ、このようなイベントを通じて関西地域でもロシアやロシア旅行への興味や関心が少しでも高まってくれればいいなと思います。肝心の関空発の旅行商品をそれほどアピールできなかったことなどいろいろと反省すべき点もありますが、初めての関空旅博への出展がまずは盛況のうちに終わったこと、出展にあたって多くの方からアドバイスをいただき、協力していただいたことに感謝したいと思います。