カンクン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2019年7月直近の映像を今回埋め込みで入れてみました(^^)<br /><br />https://youtu.be/1-Rq0hGhRlw<br /><br />皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。夏真っ盛りの暑い日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?! 店長先日1週間の休みを頂いてゲレロ州はジワタネホという街に20年ぶりのサーフトリップに出掛けてまいりました。また、この辺りについては別に書きますが、今回は、ちょっと気になるニュースがありましたので、その件について書かせていただきますね。<br /><br />さて、ジンベエもシーズン真っ盛りと言いたい所なのですが、2019年度は事情が若干これまでと異なり、回遊数が激減しております。元々、予想されていた事ですが、環境への負担が増したことが一因と考えられるため、本年度は観光省より一部業者に対して付帯事項としての規制が通達されました。<br /><br />今回は、この件について、皆さまからもお問い合わせをいただきますので、情報をシェアさせて頂きたいと思います。<br /><br />https://youtu.be/kqYeSRaAxJ8<br /><br />まず、結論から先にかきますと、本年度は、環境保護の観点から、指定業者以外の許可証については、付帯事項として、ジンベエザメが5頭未満の場合、シュノーケルが禁止になっております。<br /><br />しかしながら、弊社提携先は、指定業者の為、5頭未満との遭遇でもシュノーケルが許可されている会社ですので、この点、今年の業者選びには十分注意をしてください。どこも同じではありません。値段で決めたりせず、内容を必ず確認をしてください。<br /><br />先日も、書いた事ですが、今回お客様からこの件についてお問い合わせを頂きましたので、繰り返しになる部分もありますが、私の思うところ、そして、ジンベエツアーに対する考えを書いてみたいと思います。<br /><br />https://youtu.be/GQ3YRGl4VF0<br /><br />まず、そもそもこのジンベエシュノーケルのツアーというのは、環境省の管理の元、調査船という大義名分でスタートしています。この生体のまだ分からない謎の海洋生物の調査することと、国の負担を減らすことと、ビジネスとしての観光開発を兼ねさせるため、調査船にお客さんを同乗させるという認可で、つまりは、お客さんを連れて行き料金を取る事で、燃料代や乗務員の人件費をひねり出すという、なんとも歪な構造を前提にしたパーミッションを発行してきました。<br /><br />ですので、シュノーケルツアーと銘打っておりますが、実際にはジンベエの回遊生体を調べる調査船に同行をするという形です。キャプテンは必ずどのエリアで何頭のジンベエを観測したかを報告する義務を負っており、実際、報告書を提出しております。<br /><br />しかしながら、このシステムが始まって12年が経過し、この調査船としてのパーミッションの発行が形骸化、乱発の結果、最初は指定業者だけの特別な許可証だったものが、200社以上に発行される事態に陥りました。<br /><br />そして、本年度のジンベエの回遊数の激減。これを問題視した環境省が改善に乗り出した結果、パーミッションの見直しという事になったようです。<br /><br />この為、指定業者以外に対しては、現在発行されているパーミッションに付帯事項として、先の条件が付加されています(5頭以下はシュノーケル禁止)<br /><br />しかしながら、環境負担の経過を見る為に、実験的に観光省が認めた指定業者に対しては、継続して今まで通りの内容での催行を許可している為、この指定業者については5頭以下でもシュノーケルが出来るというダブルスタンダードになっている状態です。<br /><br />弊社提携先は、指定業者に認定されていますので、この付帯事項の適用外となっており、そのまま1頭でもシュノーケルが可能の状態なのは、こうした事情があります。<br /><br />もちろん、これは悪まで実験的な試みのようで、今回の経過を見て、来年度からは本格的に全面規制になる可能性も高いと考えた方がよく、ある意味、確実にジンベエとシュノーケルが出来るのは今年が最後になるとみてよいかと思います。<br /><br />https://youtu.be/GPIaOj9ldPE<br /><br />自然と観光業の共生というのは矛盾をはらんだ実に複雑な問題をはらんでおります。私なども元々ジンベエシュノーケルについては反対の立場を取っていましたが、自然保護を優先するあまり、自然の実態から隔離されてしまうことも問題だと考え取り扱いを続けて来ました。<br /><br />このため、提携先に関しては厳選し、代表とのヒアリングを通じ、自然に対しての理念や経営セオリーなど、弊社のベクトルと同じ方向を向いていると確認が出来た催行元とのみ提携を12年に渡って続けております。<br /><br />例えば、弊社提携先は、ナショナルジオグラフィックとも提携をしているわけですが、使用するシュノーケルチューブは、環境配慮型になっており、万が一チューブが海中に流れてしまい海洋生物が誤飲をしても即分解される素材で出来ているものを使用しております。このようなチューブを使用しているのは弊社提携先のみであり、他にもいろいろありますが、この一点でも、自然との共生を真面目に考えている会社でもあることが分かると思います。<br /><br />ただお客さんを安く連れて行けば良いと考える会社では、このようにコストがかかる方法はとれません。当然ですが、自然に対する配慮に欠けた会社にまで、見境なく、パーミッションを乱発した結果、回遊数が減ったわけですから、今回の規制については当然のことと受け止めております。<br /><br />https://youtu.be/mdlJ2q9juUA<br /><br />メキシコは第三国であるため、単なるビジネスとして客を取ればよいと考える業者も多く存在します。これは何もメキシコの会社に対してだけ言える事ではありません。どことは書きませんが、日本の企業にも、金の為なら自然破壊も関係なしに利益だけを追求するスタイルを取る会社は存在しています。<br /><br />しかし、お金さえ出せば何でもやっても良いわけではありません。自然との共生を考えるきっかけを作ることが、こうしたネイチャーツアーの使命であり、ツアーを販売する我々業者の一番大切な仕事だと私どもは考えておりますので、やはり、このあたり、単にジンベエと泳げた面白かったという以上の学びを体験していって頂きたい。自然を守るという事が、如何に大切なことなのかを学んでいって頂きたい。。。<br /><br />https://youtu.be/ptr6a4owJPY<br /><br />現在、カンクンではサルガッソという藻の大量発生問題に直面していますが、これなども人類の経済活動の結果だという研究結果もだされています。アマゾンの森林破壊、畜産プランテーションによる大量の廃棄物や、化学肥料が川に流れることによる水質汚染が、最終的に地球の海を汚し、その結果藻の大量発生につながっているというものです。<br /><br />カンクンのホテルゾーンは幸い海流の関係と行政による清掃作業で、そこまで酷い状態ではありませんが、こうした行政の目が届かない(言ってみれば開発がされていない自然寄りの)リビエラ方面やトゥルム方面は、大変なことになっております。<br /><br />しかし、これらも全て人類が招いたいわば自業自得の問題でもある。。。こうした現状にしっかりと目を向けて頂く事。。。そして一人一人が問題意識をもって行動につなげていくこと。ここの部分をどうかしっかりと見据えておいて頂きたいと思います。<br /><br /><br />以上、長くなってしまいましたが、最後に一言。。。<br /><br />弊社の提携先では1頭との遭遇でもシュノーケルが出来るというそこが、重要なのではありません。1頭とでもシュノーケルが許可されているのは何故なのか? 答えはそこにありますので、この自然環境をしっかりと守っていくためにも、この貴重な機会から自然保護について学ぶきっかけにして頂きたいと思います。<br /><br />それでは、皆さまの素敵な一日を祈って!<br /><br />店長吉田でした<br /><br /><br />

【カンクン発】2019年はジンベエの回遊数が激減。シュノーケル制限も! By WSカンクン店長吉田

6いいね!

2019/07/27 - 2019/07/27

1097位(同エリア1887件中)

0

0

watersportscancun

watersportscancunさん

2019年7月直近の映像を今回埋め込みで入れてみました(^^)

https://youtu.be/1-Rq0hGhRlw

皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。夏真っ盛りの暑い日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?! 店長先日1週間の休みを頂いてゲレロ州はジワタネホという街に20年ぶりのサーフトリップに出掛けてまいりました。また、この辺りについては別に書きますが、今回は、ちょっと気になるニュースがありましたので、その件について書かせていただきますね。

さて、ジンベエもシーズン真っ盛りと言いたい所なのですが、2019年度は事情が若干これまでと異なり、回遊数が激減しております。元々、予想されていた事ですが、環境への負担が増したことが一因と考えられるため、本年度は観光省より一部業者に対して付帯事項としての規制が通達されました。

今回は、この件について、皆さまからもお問い合わせをいただきますので、情報をシェアさせて頂きたいと思います。

https://youtu.be/kqYeSRaAxJ8

まず、結論から先にかきますと、本年度は、環境保護の観点から、指定業者以外の許可証については、付帯事項として、ジンベエザメが5頭未満の場合、シュノーケルが禁止になっております。

しかしながら、弊社提携先は、指定業者の為、5頭未満との遭遇でもシュノーケルが許可されている会社ですので、この点、今年の業者選びには十分注意をしてください。どこも同じではありません。値段で決めたりせず、内容を必ず確認をしてください。

先日も、書いた事ですが、今回お客様からこの件についてお問い合わせを頂きましたので、繰り返しになる部分もありますが、私の思うところ、そして、ジンベエツアーに対する考えを書いてみたいと思います。

https://youtu.be/GQ3YRGl4VF0

まず、そもそもこのジンベエシュノーケルのツアーというのは、環境省の管理の元、調査船という大義名分でスタートしています。この生体のまだ分からない謎の海洋生物の調査することと、国の負担を減らすことと、ビジネスとしての観光開発を兼ねさせるため、調査船にお客さんを同乗させるという認可で、つまりは、お客さんを連れて行き料金を取る事で、燃料代や乗務員の人件費をひねり出すという、なんとも歪な構造を前提にしたパーミッションを発行してきました。

ですので、シュノーケルツアーと銘打っておりますが、実際にはジンベエの回遊生体を調べる調査船に同行をするという形です。キャプテンは必ずどのエリアで何頭のジンベエを観測したかを報告する義務を負っており、実際、報告書を提出しております。

しかしながら、このシステムが始まって12年が経過し、この調査船としてのパーミッションの発行が形骸化、乱発の結果、最初は指定業者だけの特別な許可証だったものが、200社以上に発行される事態に陥りました。

そして、本年度のジンベエの回遊数の激減。これを問題視した環境省が改善に乗り出した結果、パーミッションの見直しという事になったようです。

この為、指定業者以外に対しては、現在発行されているパーミッションに付帯事項として、先の条件が付加されています(5頭以下はシュノーケル禁止)

しかしながら、環境負担の経過を見る為に、実験的に観光省が認めた指定業者に対しては、継続して今まで通りの内容での催行を許可している為、この指定業者については5頭以下でもシュノーケルが出来るというダブルスタンダードになっている状態です。

弊社提携先は、指定業者に認定されていますので、この付帯事項の適用外となっており、そのまま1頭でもシュノーケルが可能の状態なのは、こうした事情があります。

もちろん、これは悪まで実験的な試みのようで、今回の経過を見て、来年度からは本格的に全面規制になる可能性も高いと考えた方がよく、ある意味、確実にジンベエとシュノーケルが出来るのは今年が最後になるとみてよいかと思います。

https://youtu.be/GPIaOj9ldPE

自然と観光業の共生というのは矛盾をはらんだ実に複雑な問題をはらんでおります。私なども元々ジンベエシュノーケルについては反対の立場を取っていましたが、自然保護を優先するあまり、自然の実態から隔離されてしまうことも問題だと考え取り扱いを続けて来ました。

このため、提携先に関しては厳選し、代表とのヒアリングを通じ、自然に対しての理念や経営セオリーなど、弊社のベクトルと同じ方向を向いていると確認が出来た催行元とのみ提携を12年に渡って続けております。

例えば、弊社提携先は、ナショナルジオグラフィックとも提携をしているわけですが、使用するシュノーケルチューブは、環境配慮型になっており、万が一チューブが海中に流れてしまい海洋生物が誤飲をしても即分解される素材で出来ているものを使用しております。このようなチューブを使用しているのは弊社提携先のみであり、他にもいろいろありますが、この一点でも、自然との共生を真面目に考えている会社でもあることが分かると思います。

ただお客さんを安く連れて行けば良いと考える会社では、このようにコストがかかる方法はとれません。当然ですが、自然に対する配慮に欠けた会社にまで、見境なく、パーミッションを乱発した結果、回遊数が減ったわけですから、今回の規制については当然のことと受け止めております。

https://youtu.be/mdlJ2q9juUA

メキシコは第三国であるため、単なるビジネスとして客を取ればよいと考える業者も多く存在します。これは何もメキシコの会社に対してだけ言える事ではありません。どことは書きませんが、日本の企業にも、金の為なら自然破壊も関係なしに利益だけを追求するスタイルを取る会社は存在しています。

しかし、お金さえ出せば何でもやっても良いわけではありません。自然との共生を考えるきっかけを作ることが、こうしたネイチャーツアーの使命であり、ツアーを販売する我々業者の一番大切な仕事だと私どもは考えておりますので、やはり、このあたり、単にジンベエと泳げた面白かったという以上の学びを体験していって頂きたい。自然を守るという事が、如何に大切なことなのかを学んでいって頂きたい。。。

https://youtu.be/ptr6a4owJPY

現在、カンクンではサルガッソという藻の大量発生問題に直面していますが、これなども人類の経済活動の結果だという研究結果もだされています。アマゾンの森林破壊、畜産プランテーションによる大量の廃棄物や、化学肥料が川に流れることによる水質汚染が、最終的に地球の海を汚し、その結果藻の大量発生につながっているというものです。

カンクンのホテルゾーンは幸い海流の関係と行政による清掃作業で、そこまで酷い状態ではありませんが、こうした行政の目が届かない(言ってみれば開発がされていない自然寄りの)リビエラ方面やトゥルム方面は、大変なことになっております。

しかし、これらも全て人類が招いたいわば自業自得の問題でもある。。。こうした現状にしっかりと目を向けて頂く事。。。そして一人一人が問題意識をもって行動につなげていくこと。ここの部分をどうかしっかりと見据えておいて頂きたいと思います。


以上、長くなってしまいましたが、最後に一言。。。

弊社の提携先では1頭との遭遇でもシュノーケルが出来るというそこが、重要なのではありません。1頭とでもシュノーケルが許可されているのは何故なのか? 答えはそこにありますので、この自然環境をしっかりと守っていくためにも、この貴重な機会から自然保護について学ぶきっかけにして頂きたいと思います。

それでは、皆さまの素敵な一日を祈って!

店長吉田でした


6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

メキシコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
メキシコ最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

メキシコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP