春のバルカン半島7か国＋1か国10日間の旅 (5) プリズレン

2019/05/29 - 2019/05/29

2019年、春のバルカン半島7か国＋1か国10日間の旅、第五日目前半はコソボのプリズレンを観光して、ペヤに向かいます。

【旅程】
5月25日(土)・26日(日) 成田～ドーハ～スコピエ (泊)　
5月27日(月) スコピエ～オフリド～ティラナ (泊)　
5月28日(火) ティラナ～クルヤ～プリズレン (泊)
5月29日(水) プリズレン～ペヤ～ポドゴリツァ (泊) 　 ●
5月30日(木)　ボドゴリツア～コトル～ドブロヴニク (泊) 　
5月31日(金)　ドブロヴニク～モスタル～サラエボ (泊)
6月1日(土) サラエボ～ベオグラード (泊)
6月2日(日) ・3日(月) ベオグラード～ドーハ～成田　

エリア プリズレン(コソボ)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝食です。
目玉焼きとゆで卵は有りましたが、少し寂しい感じです。

ホテルカツィナリ
某急さんではスーペリアクラス、ネットでも★★★★なのですが。
三番目の国コソボは、セルビアの自治領でした。
1991年に独立宣言、1999年にコソボ紛争、紛争後はセルビアの実効支配が及ばなくなり、国連の統治下におかれます。2008年に独立宣言をするも国連加盟国のセルビアをはじめ半数近くが承認していない状況にあります。
人口は170万人で9割がアルバニア人、宗教はイスラム教です。
面積は1.1万平方キロメートル、岐阜県ほどの小さな国です。

8時、現地ガイドさんについて歩いて旧市街の観光です。
ホテル前の道を石橋へと向かいます。
道の奥に聖ジョージア教会が見えます。
両側はホテル前の建設中の建物です。

聖ジョージア教会です。
セルビア正教の教会です。
警察官？警備員？がいて近くによれるような雰囲気ではありません。

中に入ることはできないので周囲から見るだけです。

聖ジョージア教会の前にある聖ニコラス教会
小さな教会ですがギリシャ正教の教会で1332年に建てられた古い教会です。

石畳の道を進みます。

聖ジョージア教会の先を進むとシャドルヴァン広場があり、中央に水飲み場があります。

ここでも大きな犬が寝そべっていました。

広場に面して建つ建物の地下にスーパーマーケットがあります。
前の日の夕刻に行きました。
値札の脇に生産国の国旗が記されています。
コソボの国旗のものが安いのですが、この国も物価の安い国です。
EUの加盟国ではないのですが通貨はユーロです。

ビストリツァ川にかかる石橋に着きました。

馬車です。
野菜を運んでいました。

観光名所の石橋ウラグリです。
旧市街を流れるビストリツァ川かかるこの橋は15世紀の終わりにオスマントルコにょつて作られました。
現在の橋は1982年に再建されたものです。

石橋から見たシナン・パシャ・モスクです。

ビストリツァ川に沿って歩きます。
ホテルは青色の手すりの橋を渡った対岸にあります。

8時40分、リェヴィシャの正神女教会に着きました。

14世紀に建てられた後期ビザンチン様式のセルビア正教の教会で、オスマン朝時代にはモスクに転用され、20世紀はじめにセルビア正教の教会に戻ったという複雑な歴史を持つ教会です。

内部にフレスコ画が見られましたが劣化が進行しています。

「コソボの中世建造物群」を構成する建造物として世界遺産に登録されていますが、横へ回るとコソボ紛争の際に焼き討ちに遭ったので廃墟のようでした。

旧市街の道は狭いです。

シナン・パシャ・モスクへ向かいます。
途中にある時計塔です。
下部はハマムですが、現在は博物館になっているそうです。

また馬車です。
ガラクタを積んでいました。

旧市街を歩きます。

小さなお店です。
両側の建物挟まれて窮屈そうです。

果物を売る店

何かの工房のようです。

ビストリツァ川に戻ってきました。
川辺にはカフェが並びます。

ビストリツァ川から見上げるプリズレン城塞です。

ビストリツァ川の上の崖にへばりつくよう家が建っています。

可愛らしい観光バスが通りました。
犬がここでも寝そべっています。

9時15分、シナン・パシャ・モスクです。
コソボは人口の9割がアルバニア人でイスラム教徒です。
中には誰でも入れるようでしたが、現地ガイドさんはスルーしました。

シナン・パシャ・モスクとセルビア正教会です。
これからプリズレン城塞へ登っていきます。

急な坂道を上がっていきます。

プリズレンの町、中央にシナン・パシャ・モスクが見えます。
あちこちにモスクのミナレットが見えます。
コソボはアルバニア人が9割を占め、イスラム教徒の多い国です。

セルビア正教の教会
誰もいません。
教会もあるのですがムスリムの中で、焼き討ちにあったり、放置されたり、警備がなされなければならないなど、コソボの複雑さが垣間見えます。

プリズレン城塞です。

9時40分、城門をくぐります。
無料です。

プリズレン城塞の鳥観図です。
入り口は二か所、下の矢印の門から入りました。

城塞の中に入りました。

城塞からはプリズレンの町が一望できます。
現地ガイドさんは、この景色を見せたくて限られた時間で案内してくれました。
シナン・パシャ・モスクに入っている時間はなかったようです。

谷間の道が見えます。

城塞の山側です。

修復工事が続けられています。
時間が押しているので駆け足でホテルへ戻ります。

一旦ホテルに戻り、また青い橋を渡ります。
南京鍵がいっぱいです。
どこでも同じですね。

また馬車が来ました。
旧市街はバスの入れる道が限られているのでここでバスを待ちます。

10時30分、プリズレンからペヤへ向かいます。

プリズレンの町

マーケット

ここでは屋外で家具を売っているようです。

プリズレンを離れます。