2019/07/12 - 2019/07/18
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sasamiさん
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久々の旅行記です。
真夏のマルタを一人旅。
何かの旅番組で見たときに「ここだ!!」と思い計画を練り続けてきました。
4泊と短いため、現地ツアーなどを駆使しながらできる限り効率よく回れるように準備しました。
「地中海の宝石」と名高いマルタ。神秘的な古代の遺構、中世の面影を残す美しい街並み、豊かな自然と青く透き通る海、マルタには私たちが海外旅行において求めるものの大半はそろっているのかもしれません。街歩きに、バカンスに、とてもとてもおすすめです!!なんでもありのマルタは「地中海の宝石」というより「地中海の宝石箱」という言葉がふさわしいような気がします。
○旅程○
1日目(7月12日 金) 成田→イスタンブール ☆
2日目(7月13日 土) イスタンブール→マルタ ヴァレッタ観光 ☆
3日目(7月14日 日) 青の洞門・ハイジャーイム神殿&イムナイドラ神殿・スリーシティーズ観光
4日目(7月15日 月) コミノ島・マルサシュロック・スリーマ観光
5日目(7月16日 火) ゴゾ島・イムディーナ観光
6日目(7月17日 水) マルタ→イスタンブール
7日目(7月18日 木) イスタンブール→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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-
旅の始まりは成田。
金曜日の夜出発ということで、仕事を早めに切り上げ家に帰り準備しておいた荷物を持って成田へ。いつもはバスで成田に行くけれどちょうど良い時間に出るバスがなく、電車を使いました。
荷物はリュック一つで預けるものはありません。ウェブチェックインをしてあり時間は余裕があるので、ターキッシュエアラインズの機内は寒いと聞きユニクロでパーカを購入。予約しておいたポケットWi-Fiをレンタルなどしました。
トルコ・イスタンブール経由でいざマルタへ。 -
出発!
機内はそこまで寒いとは思いませんでした。
これは受け売りの時差ぼけ予防なのですが、いつも飛行機が出発するときに現地の時間に時計を合わせ、現地の時間で行動するようにしています。眠くなくても現地が夜なら眠り、眠くても現地が昼なら起きています。今回は夜発。トルコはマイナス6時間でまだまだお昼ですから、しばらくは旅行ガイドなどを見ながら起きていました。
機内食のチキン。ちょっともそもそしていたけどおいしかったです。
個人的機内で必須なもの
・リップ
・ガム
・スキンローション的なやつ
・スリッパ(ターキッシュエアラインズはアメニティがかなり充実していて、スリッパもくれます)
・ボールペン(特に日本に帰るとき)
携帯枕はなんだかんだで寝にくくて使わない派です。皆さんは何かありますか? -
イスタンブール空港に午前3時30分ごろ到着。ほぼ定刻通りでした。今回調整がうまくいき、映画を見ることもなく普通に寝て過ごせました。
イスタンブールの空港はとても新しい空港のようで、曲線が特徴的で近未来を感じます。明け方に近い真夜中なので人は少ないです。 -
出発ロビーの中央にはモニュメントが設置され、そこから左右にお店が並びその先にゲートがあります。比較的わかりやすい構造になっていると思いました。
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今回行きも帰りもトランジットが少し長かったため、ラウンジを使いました。
ターキッシュエアラインズのラウンジはビジネスクラス利用者やメンバーシップに加入している人専用のため、有料ラウンジ「IGAラウンジ」を利用。事前に調べた情報によると登録が必要ということで、ホームページで悪戦苦闘していたのですが一向に登録できなかったので(なぞのパスワードが全く分からない)、そのまま突撃したものの、普通に入れました。
こういったラウンジは初めて利用しましたがなかなか快適ですね。軽食とくつろげるソファ、シャワーももちろんありました。仮眠スペースは見る限りなかったです。お値段は50ユーロほど。
8時30分にマルタへ出発。 -
マルタに午前9時40分に到着。定刻通りです。沖止め飛行機久々で少しテンションが上がりました。
8時30分に出発し9時40分に到着ですが、時差が1時間あるので実際は2時間ほどかかっています。
入国審査は特に質問されませんでした。 -
滞在地は表紙の写真にもなっている世界遺産の街ヴァレッタ。4泊のうち3泊します。
空港からヴァレッタまではタクシーで移動しました。到着ゲートにタクシーカウンターがあり、行き先を告げると金額を言われて支払い。そのまま乗車できます。ホテルの住所を紙に書いておいて運転手に渡して見せました。
タクシーが恐ろしいほど飛ばしたため、9時40分に飛行機を降り10時15分くらいにヴァレッタに着いてしまいました。
写真はホテルの前に着いて早々に撮った写真。これですよこれ。これが見たいからヨーロッパに来るのです。青空。暑い。季節外れの涼しさに見舞われた東京から来た身には堪えそうです。
今回は「ウルスリノ ヴァレッタ」というホテルに宿泊しました。この写真にあるような間口が狭い建物をリノベーションした感じのホテルです。とてもきれいで気持ちよく泊まれました(部屋の写真撮りませんでした汗)。Ursulino Valletta ホテル
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まだ午前中なので荷物だけ預けて街歩き開始。長い移動でしたが、街並みを見るとやる気がわいてきます。
ヴァレッタは1571年に完成した騎士団の要塞都市だそうです。坂道、階段、細い路地。難攻不落を目指し築いた機能が450年の時を超えてしがない海外旅行者のテンションをこんなにも上げてくれることにただただ感謝というか、不思議な気持ちになります。
坂道と張り出しバルコニー、これがヴァレッタの風景ですねぇ・・・。ヴァレッタ市街 旧市街・古い町並み
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到着したのが土曜日で、この日はヴァレッタ探索です。
ヴァレッタで絶対に外してはいけないのがこの聖ヨハネ大聖堂ですが、ここは土曜日は12時30分に閉まってしまうため、すぐに来ました。
1577年に騎士団によって建設された教会で、ヴァレッタのほぼ中心地にあります。聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会
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正面ではなく、曲がったところに出入り口があります。閉館が近いと言うことで、駆け込み入場者がいましたが、特に行列ができているわけではありませでした。
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飾り気が少ない大聖堂の外見とはうってかわって、目がくらみそうな、息が苦しくなりそうなほど豪華な金色の内装。これまで見てきたものとは異なる圧倒的な空間です。
メインとなる祭壇が正面にあり、左右に騎士団を構成したグループの礼拝堂が配置されているそうです。 -
床は大理石で、こちらにも趣向を凝らした装飾が。
床を傷つけないように、ハイヒールでの入場は禁止されているようです。 -
どこを見ても目に飛び込んでくる情報量が多く、あまり長くいすぎると疲れてしまう気がします・・・。
語彙力が足りませんが、本当に凄すぎる。 -
この大聖堂で絶対に見逃してはいけないのがこちら。
カラヴァッジョ作「洗礼者聖ヨハネの斬首」です。
印象的でドラマチックな構図や、スポットライトが当たったような光と影の使い方などから、カラヴァッジョの最高傑作と言われいています。
かつてマルタ騎士団の団員だったカラヴァッジョが残したこの作品は、オーディオガイドによると「犠牲を払ってでも異教徒に立ち向かう」という意味があるそうです。
縦は3メートル、横は5メートルを超え、その迫力に圧倒されました。 -
もう一つのカラヴァッジョの作品「聖ヒエロムニス」。
大聖堂、素晴らしかったのですが、とても暑いので要注意です。 -
大聖堂を後にし、国立考古学博物館に向かいます。そこまで広くないヴァレッタ。メインの通りとなるリパブリック通りを中心として見所が凝縮されているので、徒歩移動で十分回ることができます。暑いですが。
リパブリック通り 散歩・街歩き
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国立考古学博物館に入場。古代からの歴史に彩られた国にしては結構こじんまりとしていて、観光客も少なめでした。
こちらは目玉の一つ、「眠れる女神像」。国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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巨大な女神像の一部が展示されています。
マルタの女神像は豊満なフォルムのものが多いのですが、日本の有名な遮光器土偶なども女性をモデルにしたものと言われていて、同じ海に囲まれた島国で、不思議なつながりを感じました。 -
騎士団長の宮殿に来ました。
騎士団長の宮殿(ステイトルーム) 城・宮殿
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入るとまず美しい中庭があります。
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チケットを買って宮殿内へ。
宮殿と言うよりは豪奢な邸宅といった感じ。 -
タペストリーが壁に掛けられた広間。
他にも大包囲戦をの場面を描いた欄間絵が飾られた部屋がありましたが撮影禁止でした。
また一部工事中だったため、値段が若干安かったです。 -
ヴァレッタの突端にある聖エルモ砦を目指します。
アップダウンがきつく体力が削られますが、風景は本当に素敵です。 -
目に入るもの全てがおしゃれに見えてしまう。まさにヨーロッパマジック!
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聖エルモ砦にやってきました。
さながら一つの街を形成しているかのような整然とした砦、そして国立戦争博物館がこの中にあります。聖エルモ砦 建造物
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ここからグランドハーバーを挟んで対岸のスリーシティーズを見渡すことができます。
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海と街の風景、本当に素敵ですね。
戦争博物館も一通り見て回りましたが、やはり英語が分からないとちょっと厳しいです。 -
聖エルモ砦を後にし、ひとまずのゴール、アッパーバラッカガーデンに向かいます。
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ヴァレッタのゲートから程近くにあるアッパーバラッカガーデン。そこまで広くない公園ですが、地元人も集まる憩いの場になっているようです。
アッパーバラッカガーデン 広場・公園
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大きな客船と、対岸にあるスリーシティーズを一望。
滞在中遭遇できませんでしたが、定刻になると大砲が放たれます。
歩き疲れたため暫し休憩… -
日本を出発しどれくらい経過したでしょうか。ものすごく長い一日になってしまったため、ホテルに戻り小休止。
その後夕食のため再度外出。マヌエル劇場にほど近い中心部にある「pastaus」というお店です。ソースとパスタの種類を選べます。ボロネーゼを不思議な種類のパスタでいただきました。とてもおいしかったです。
賛否が分かれそうですが、セロリ(なのかな…?)の苦味がわりときいていて少し大人な感じでした。 -
夕食を食べたその足で再びアッパーバラッカガーデンへ。
夕景と夜景を見に来ました。スリーシティーズが少しオレンジに染まっています。
ガーデンには写真撮影をする観光客で溢れていました。 -
日が落ち、灯りがともりはじめるスリーシティーズ。
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スリーシティーズの夜景です。日本の都市部で見る、煌めくような夜景もきれいですが、ヨーロッパの石造りの街の夜景には優しさがあります。少し涼しい風が吹いていて、心地よく眺めることができました。
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ヴァレッタ側を見下ろします。
マルタの夜景スポットをたくさん見て回りたかったんですけど、ネットにもそこまで情報がなかったです。
もしまたチャンスがあったら、もっと色々な所へ行きたいと思いました。 -
ホテルへの帰り際に猫を発見。マルタは猫も有名ですが、滞在期間中見かけることはほとんどありませんでした。サンジュリアンに行かなかったし、暑かったのもあると思うのですが、少し残念でした。
長ーい一日(?)となりましたが、ひとまず無事に到着できたこと、そして最初の目的だった聖ヨハネ大聖堂に行けたので、初日のミッションはクリアと言って良いでしょう。
また時間がかかってしまいそうですが、こつこつと旅行記を完成させていきたいです。
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