「アワビの入り江」Abalone Coveの散策と、美味しい日本食を求めてロサンゼルス縦断の旅

2019/07/13 - 2019/07/13

用事があり、在米日本人の多く住むトーランスを久しぶりに訪問することになりました。珍しく妻も仕事が休みになったので同行することに。

私はCrunchyrollというアニメの配信サービスの会員になっています。今は違うかもしれませんが、テレビ東京がこの会社の株主の時に有料会員になりました。広告に邪魔されることなくアニメやドラマが見放題です。会員になったのは私ですが、今ではどちらかというと妻のほうがよく動画を見ている状況です。この1ヶ月くらい、妻が見続けていたのは食関連のアニメ。合わせて100話以上見ているようです。そのうち、私も異世界居酒屋「のぶ」などいくつかを一緒に見ました。これらのアニメに影響されて妻は日本食がとても食べたくなっているようです。日系の会社が多くあり、日本人が経営するレストランもたくさんあるトーランス。私たちの住むあたりにはない、いろいろな種類の美味しい日本食を提供するお店がたくさんあります。全部奢るからお店選びは譲ってという妻の希望を受け入れ、今回は私は付いていくだけの旅になりました。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

本場のタコ焼きを食べさせてあげると言われ、まずはここに連れられてきました。Tokyo Centralというスーパーの中に入っているタコ焼き屋。以前妻が海外旅行に行った時に食べてきたようです。私はまだ行ったことがありませんでした。

日本のタコ焼きはどう？美味しいでしょと、どや顔で聞いてくる妻。私はこのチェーン店には行ったことはありませんが、大阪でたくさんのタコ焼きを食べたことがあるのですが・・。嬉しそうに食べている妻の顔を見ながら食べると、最高という評価以外に出てくるものはありません。

次はこのケーキ屋。妻が一番好きなお店です。

今までに何度か妻が行きたいと思ったときに閉まっていて悔しいと騒いでいたようなことがあって、その時の記憶からすると日曜が閉店だったはずですが、今はとにかく月曜が閉店のようです。変わったのか私の記憶違いかも。

私が選んだのはモンブラン。

妻はこの時とばかり二つ食べてました。長い間恋い焦がれていたものを食べれて、最高の笑顔で。

食後は海にやってきました。ここの駐車場は30分間は無料。30分～2時間は6ドル。2時間以上は12ドルです。

ここで長い時間散策をするだろうことから逆算すると、タコ焼きが今日のランチということになりそうです。

3年ほど前、妻は義両親と向こうに見える岬のところでたくさんヒトデを見たそうです。あの辺りを目指して歩いてみます。

私もかなり昔に妻と一緒にこの辺りに来たような気がしますが、ほとんど覚えていません。

海辺の今日の気温は25度くらい。海辺で海からの風が吹いている時は涼しいですが、少し海岸から離れた遊歩道を歩く時などは乾燥地帯特有の暑さになります。体の水分を奪っていくような乾いた空気と突き刺さる太陽の光。

海岸までおりてきました。カモメ発見。

弾丸のような早さで飛ぶ何かを発見。ハヤブサ？

岬の下は崩れて危険なので、今は行けないようです。

崖の下は散策禁止なので、丘の上を目指して歩きます。赤い花見つけた。

海辺は涼しいだろうと信じていた私達夫婦は車の中に飲み物を全部置いてきてしまいました。意外に暑いです。汗がかなり出ます。

丘の上から、隣の入り江を発見。

下に何か見えます。アザラシのようです。海岸まで降りる道を探しながら散歩。

白い花。

赤い花。

真っ赤な花。

海の高さまで降りてきました。

潮だまりに生き物がいろいろいます。ヤドカリ。

カニー。

うにうに。

見たことのない鳥もいました。

この辺りは岩がごろごろ。歩きにくいです。暑いのとあわせて、結構体力を消耗。

崖にある空洞に高速で出入りする鳥が。もしかしてハヤブサかなと思って写真を撮ってみたら、ただのハトでした。

さっき上から見たアザラシの近くまで来ました。

岩の上にも別のやつが。アザラシは5頭くらいいました。

ペリカンの群れ。

たくさん歩いて、いろいろ動物を見て朝に食べたもののカロリーは消費しきった感じです。そろそろ夕食のために行動開始。とりあえず車に戻ります。

結構遠くまで歩いてきたし、海の高さから丘の上まで歩いて戻るのは大変。

カリフォルニアの沖には寒流が流れています。北海道や東北奥に流れているような冷たさの。なので海には北海道や東北沖と同じように魚がたくさんいます。魚を取って新鮮なまま運んで来てうまく捌けば美味しいスシや刺身が食べれます。妻と私がロサンゼルスで一番美味しいと思っているすし屋を目指してダウンタウンまで北上してきました。

海の近くと違って、内陸部はかなりの暑さ。目指すお店の開店時間にはもう少しあるし、暑いしでまずは冷たいものを。

フローズンヨーグルトです。いつも食べている普通のヨーグルト味と、お試しということで少しコーヒー味も。パピコを薄めたような味でした。私はどちらかというとヨーグルト味のほうが好き。

暑い中散策して熱った体に、冷たいものはたまりません。食欲もわいてきます。夕食がさらに楽しみに。

夕食はこちらで。日曜日が閉店のお店で、夫婦そろって来れるタイミングはなかなかないのです。トーランス付近にも美味しいお店はたくさんありますが、今日のような貴重な土曜日にしか来れないお店ということでここになったようです。

開店の40分前に来ました。私達夫婦は並んでいる列の7番目くらい。

妻が頼んだ刺身ディナーについていた天ぷら。

私が頼んだ寿司。

このお店はロサンゼルスで一番新鮮で美味しい寿司を食べることができると信じている人がたくさんいます。実際のところはどうか分かりませんが。レビューサイトの評価もかなりいいです。今回、開店時には50人以上が並んでいました。2時間以上待っても食べる価値があるという人もいっぱい。食事をしている間、周りのお客さんはきんつばを食べていた時のドラえもんやのび太の顔が思い浮かぶような感じで食べていた人がたくさんでした。そんな雰囲気の中で食べる味、想像できるでしょうか。