1999/08/26 - 1999/08/26
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Miyatanさん
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1999年7月、生まれて初めての海外一人旅。当時は都内の某私立大学の政治学科の学生でした。
デジカメやSNS、スマホなんてなかった時代ですが、何気に旅行記を自作のHPにアップしていました。1999年に独学でhtml勉強して、個人的に開設したジオシティーズのホームページですが、2019年3月をもってサービス終了で閉鎖になります。現在移転先を検討中ですが、一部をフォートラの写真付旅行記として復刻版として再作成します。誤字脱字等は修正し、表現も一部改めますが、なるべく当時のままの文章でと思っています。写真は、APSフィルムで撮った当時の写真をデジカメで撮影しています。
当時は英語も怪しかったし、情報もあまりなかったですが、二週間の国際ボランティアキャンプを含んでの約一ヵ月半、人生で初めての大冒険でした。航空券の買い方もよくわからなくて、授業の合間を縫ってHISに何度も行きました。あと今考えると、この時にマイレージカード作成しておけばよかったかと。
今改めて文章を振り返ると、初めての事だらけで新鮮に感じて興奮している状況がわかります。ちなみに当時は、旅行中にノートに旅行記を書いて、帰国後に書き写してWEBにUPするスタイルでした。あと、タイトル結構凝っていたかも。^^
はじめに
これは、僕が1999年7月18日から8月29日までのおよそ6週間、一人でアメリカへ行ったときの記録です。2週間ほどの国際ヴォランティアキャンプに参加したあと(国際ヴォランティアキャンプについては別のところに書く予定です)アメリカ最北東端のMaine州から西海岸のSan FranciscoまでGreyhound Bus(アメリカのほぼ全土を網羅する長距離バス)を使って旅したときの記録です。初めての海外一人旅でいろいろ大変なことがありましたが、自分なりにいい経験にもなったし、得たものは大きかったと思います。
アメリカ横断日記INDEX
第一幕
第一章 旅立ちの唄
~Narita,Boston~
第二章 大瀑布を前にただ立ち尽くすのみ
~Niagara Falls~
第三章 自由の国、憧れの都
~New York~
第四章 合衆国誕生の地
~Philadelphia~
第五章 桜の枝と白亜の殿堂
~Washington D.C~
第六章 フロリダの太陽とそよ風を浴びて
~Miami,Key west~
第七章 異国の街角でふと酔いしれて
~New Orleans~
第八章 月までも続く道
~Houston~
第九章 歴史を変えた一発の銃弾
~Dallas~
第十章 標高1マイルの街角で
~Denver~
第二幕
第一章 粉雪とオリンピックと教会
~Salt Lake City~
第二章 荒野の不夜城
~Las Vegas~
第三章 偉大なる大自然の芸術
~Ground Canyon~
第四章 映画の都の熱き情熱
~Los Angeles,Hollywood~
第五章 麗しき動植物の楽園
~Yosemite National Park~
第六章 あの橋の彼方に
~San Francisco~
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8月26日(木)
まだ眠りもさめないままたたき起こされ、バスから下ろされる、といっても間違いではないだろう。まだ日も昇らない町。田舎町で、バスディーポはしまったままだ。外でひたすら待たされる。乗り換えのバスが夜明けとともにやってくる。乗ってすぐに再び眠りに落ちる。時折目がさめた瞬間に見える景色が美しい。
Yosemite National Park に到着。周囲の山々は氷河に削られ、荒々しくも美しくもある。Groundcanyonとは逆で谷底に観光施設や宿泊施設が立ち並ぶ。周囲には滝が多く、なんとも世界の落差ベスト10の滝のうちの3つがここにあるらしい。そのうちのひとつに行く。水量が少ない。夏には干上がることもあるらしい。実際に滝の水に触れてみる。冷たい。凍るようだ。なんとも雪解け水らしい。近くの子供が、“It is not cold but freezing !”って叫んでいたのが印象的だった。 -
(ヨセミテ国立公園)
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(記念の一枚)
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GroundcanyonとNiagaraFallsを見た後だけあって、どことなく物足りなさを感じなかったわけじゃない。ここを先に見ておけばもっと感動したかもしれない。日本の自然美をその繊細さに求めるのなら、アメリカの自然美はその豪快さということになるだろう。それ以上に感じたのが、この地の野生動物の豊富さ。リスや、名前は知らないが青い鳥など。幸せになれるかな、ちょっと思った。熊も実際に出没するらしく、公園側もその対策に苦しんでいるらしい。熊が車を襲い、ドアをこじ開けて食物をあさるビデオが印象的だった。実際に熊に襲われて大怪我した人も大勢いるらしい。自然は自然のままにしておこう。これが自然と共生する一番の方法だろう。熊と人間は争うべきではない。人間のちょっとした心がけ次第であろう。もっとそのことを訴えてほしかった。
MercedからSan Francisco行きのバスに乗る。Greyhoundとも今日でお別れである。多くの人の夢と希望を乗せて、走りつづけてほしい。本当にありがとう、そしてさよなら…。
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