こんなところに！－那谷寺・石川県立歴史博物館－

2019/06/02 - 2019/06/02

石川県に行ってきました！こんなところにこんな大寺院があるとは驚きです。

エリア 小松(石川)

• 旅行の満足度: 5.0

小松市　那谷寺

小松市にある那谷寺です。

山門は新しいようです。仁王像ではなく，山門の扉に仁王が描かれています。

ちゃんと両扉とも仁王がおられます。

参道

本堂へ続く参道は全体的に苔むしています。雨の日とかに行くと，さらに一面濃い緑色になるでしょうね！にしても，本堂までの道のりが結構あります。

参道の途中の看板です。危うく，重文を見落とすところでした。

ものの○姫の1シーンにありそうな木を越えて進んでいきます。

鐘楼　重文

すると，鐘楼が現れます。重文に指定されています。

袴部分に石が使われているのが非常に珍しい鐘楼です。

護摩堂　重文

鐘楼堂から抜けてすぐの場所に護摩堂があります。重文指定です。堂内には不動明王立像がおられますが，堂内が暗いために様子はほとんど分からなかったです。

しかし，お堂の壁には見事な獅子のレリーフが刻まれています。四方の壁，すべてにレリーフが刻まれています。

２つ重文指定の建築物を見ましたが，まだまだ広がるのがこの那谷寺です。すごい大寺院です。

本堂に上がるまでは名勝指定された場所があります。

奇岩遊仙境

巨石信仰の様子が色濃く見られるこの部分。お庭という日本語であっているのかは分かりませんが，見事な庭園です。

大悲閣（本殿）　重文

先ほどの庭の巨岩から突き出るように本殿があります。懸け造と言って，清水寺の本堂と同じ造りです。

本殿からは先ほどの護摩堂が望めます。

三重塔　重文

本殿裏手から少し歩くと，三重塔があります。重文指定です。高さはそれほどですが，安定感ある形とレリーフの美しさでなかなかいい雰囲気の塔です。

書院　重文

那谷寺の境内を一周して，山門まで戻ってくると重文指定の書院があります。

書院からは見事な庭園を見ることができます。書院及び庭園は＋200円の特別拝観の扱いです。

金堂

書院横にある金堂には大きな千手観音像があります。

宝物館

宝物館兼ショップです。金堂横にあります。ざっと見て回って2時間ほどでしょうか。小松市にこれほどまでの大寺院があるとは恐れ入りました！

石川県立歴史博物館　重文

また、兼六園横にある石川県立歴史博物館にも行きました。旧陸軍の施設を利用した博物館で重文に指定されています。

こちらのいしかわの神々展を見るためにやってきました！展覧会では，1000年間外に出たことのない門外不出の神像をはじめとして石川県内の神社，寺院に伝わる神像や神宝類が展示されていました。圧巻の展示でした。6月2日までなのでこれ以降は観ることができませんが，すばらしい企画展でした。

ちなみに2020年度には，こちらに国立美術館の工芸部門が東京から移転してきます。日本海側唯一の国立美術館になります。こちらも旧陸軍の施設を修復して利用するようです。移転後も楽しみですね！

石川県で金沢城下以外にも色々と見どころがあり，楽しむことができました。