2019/05/02 - 2019/05/03
60位(同エリア108件中)
八福神さん
2019年10連休のゴールデンウイークは、スペインへ。
〇サン・セバスチャン
〇サンティアゴ・デ・コンポステーラ
◎バルセロナと近郊
を旅しました。この旅行記は、バルセロナ・フィゲレス・カダケスを旅した記録で、美術の旅が中心です。
今回の旅行ではSony製ミラーレス一眼カメラ、α6400を使用しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5/2(水)
ガリシア広場発の空港バスで、サンティアゴ・コンポステーラ空港へ。毎時00分と30分に出ています。空港に行く人だけでなく地元の人の生活の足にもなっているので、予想よりも時間がかかりました。ギリギリではなかったのでよかったですが、思った以上に時間がかかってヒヤヒヤする経験をする人もいそうです。空港バスと住民の生活のバスは区別してほしいなと思います。
サンティアゴ・コンポステーラ1025発vueling航空でバルセロナに1200に到着。市内中心のホテルにチェックインして、タパス24でちょっと遅い昼食です。タパス 24 地元の料理
-
2時過ぎに来店しましたが、まだ入り口で人が待っていて、入店までに15分くらい待ちました。バルセロナで人気の店の一つです。
この料理は、ビキニという名前。これを見てビキニを連想する人ってかなり頭の中がピンキーでは。タパス 24 地元の料理
-
タパス 24 地元の料理
-
タパス 24 地元の料理
-
タパス 24 地元の料理
-
タパス 24 地元の料理
-
Self-portrait/自画像
食事のあと、メトロでミロ美術館へ。
生涯3度目のミロ美術館です。行くたびに、インスピレーションを受ける場所です。
レンタルした日本語のオーディオガイドによれば、ミロは、「仕事をすればするほど、もっと大きな仕事をする意欲が出てくる」と述べていたといいます。また、芸術を通して一般の人と触れ合いたいという気持ちを持っていたともいいます。ミロの持っていた大きなエネルギーと大きな心をうかがわせるエピソードであると思います。
日本語のオーディオガイドは収録作品は他の言語に比べて多くはないですが、ミロの作品と人間性を知るうえで貴重です。ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
Figure in front of the sun/太陽の前の人物
日本の禅僧仙厓義梵にインスパイアされた作品です。ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
The gold of the azure/アジュールの金
明るい色彩が素敵です。ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
Flame in space and nude woman
ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
バルセロナ市のためのモニュメント計画(月・太陽・星)
ミロは、これまで行ってきた作品の素材や手法を変えて新しい創造活動を行ったり、他の創作家とコラボレーションして新しい作品を作っていったといいます。
芸術家でなくても、仕事や生活をする上で大いに役立つ、また、応用の利く考え方、手法です。ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
立地がよいせいかとてもたくさんの人が並んでいて、入るのに1時間近く待ちました。オーソドックスな料理が多い印象です。1時間も待ってまで入るまではないのかな、と思うレストランでした。
Jarritus Cervecria 地元の料理
-
Jarritus Cervecria 地元の料理
-
Jarritus Cervecria 地元の料理
-
Jarritus Cervecria 地元の料理
-
Jarritus Cervecria 地元の料理
-
5/3(金)
この日の目的地は、フィゲレスにあるダリ劇場美術館とカダケスにあるダリの家美術館です。
バルセロナサンツ駅を825に出発し、フィゲレスヴィラファント駅に920に到着です。
リヨン行の途中の駅フィゲレス・ヴィラファント駅で下車します。バルセロナ サンツ駅 駅
-
フィゲレス・ヴィラファント駅に降りるとフィゲレス駅まで行くバスが待っていて、それに乗り込みます。若い日本人が3、4人乗っていたのもあって、バスの運転手がダリ劇場美術館に最寄りのバス停で大きな声で「ダリ・ミュージアム!」と教えてくれました。感謝。
写真の右端はダリのジュエリー作品を集めた展示室への入口です。とてもユニークでセンスのいいジュエリーが満載で、これらをモデルにして実際にジュエリーをデザインした人もきっといるのだろうなと思います。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
屋根に卵のオブジェが並んでいます。卵は創造性の象徴のように見えます。
ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
道路からぐるっと回ったところに入口があります。
もともとフィゲレス映画館として使われていた建物をダリが改装して美術館にしました。
ダリの初期の作品から晩年までの幅広い時期の作品を収蔵しています。ダリファンならマストのミュージアムです。
小中学校の社会見学の子どもたちも多く訪れていて、若い人も大いに楽しめる内容です。
ヨーロッパの美術館ではしばしば小中学校の生徒がクラス単位で来ているのを目にします。日本ではあまりそういったことはしませんが、日本の学校でももっと本物を見せる教育をして欲しいと思います。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
(エステル女王)
風変わりな絵というイメージを覆されました。あふれる力、才能、クレバー、かつエンターテイナーで、時代の流行をいち早く取り入れる柔軟性、ダリのパワーと才能に圧倒されました。画家であると同時に、プロデューサーの側面もある人だと感じます。
ここは、訪れた人すべてが何かを発見し、インスピレーションを受ける場所です。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
(海を見る裸のガラ)
中央部分には女性の後ろ姿が、全体的にはリンカーンが描かれている錯視の作品です。
中央の黒のマスを女性の頭ととらえると裸婦(ガラ)の後ろ姿に見えますし、男性の鼻ととらえるとリンカーンの肖像に見えます。
人間はものをありのままに見るより、見たいものを見たいように見ていることに気づかされます。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
(メイ・ウエストの部屋)
このオブジェは言うまでもなくマリリン・モンローです。
説明が難しいですが、マリリンの顔の部分(サングラス・鼻・口)は舞台になったところに配置にされていて、髪と顔の枠部分だけ手前に手前に配置されています。サングラスになっている部分は、それだけ見ると白黒で描かれた川の風景画なのです。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリ劇場美術館を出るとパラパラと雨が降ってきました。
フィゲレスの広場に面したフライイングタイガーで折り畳み傘を買って凌ぎました。ダリ劇場美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
1345フィゲレス発のローカルバスに乗ってカダケスに移動、1445に到着です。最後の15分くらいは山越えをするので、山道を走ります。
フィゲレスよりもカダケスの方が、避暑地ということもあって、華やいだ雰囲気があります。夏には人でいっぱいになるのでしょう。
カダケスのバスターミナルからダリの家美術館までは徒歩で30分くらいかかります。
バスターミナルから大きな道を海の方に歩いていくと、ダリの記念像が立てられている場所に出ます。その周辺くらいから、ダリの家美術館を案内する看板が見え始めるので案内にしたがって進みます。観光案内所 (カダケス) 散歩・街歩き
-
見学には、事前予約が必須です。現地に行って予約して順番待ちをすることもできるようですが、この日は全てのチケットが売り切れでした。ここは予約しておいてよかったと思った場所の一つです。事務所に予約していた番号を伝えてチケットを引き取ります。
もともとは漁師の家でしたが、ダリが買い取って40年かけて徐々に増築していってできたものです。ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館の前の浜辺、人の少ない場所でとても静かです。ダリ劇場美術館で見た数々の傑作がこんな静かな場所で構想されて描かれたというのは少し意外に感じるくらいです。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
美術館は、10名程度のグループごとに、3つのパートにわけてそれぞれ10分ずつ見学するスタイルです。英語とスペイン語で係員が説明してくれます。
入口で熊の人形が出迎えてくれます。ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの蔵書室です。科学の本など、いろんなジャンルの本が所蔵されています。芸術家といえどもいろんな方面に興味を持っていたことがうかがわれます。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリのアトリエです。美術館内の絵画はレプリカがほとんどですが、アトリエにある2枚の絵画はオリジナルです。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの絵の具の倉庫で、ダリ生前当時のまま残されています。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
天井に吊り下げられた傘は、日本のテレビ局からプレゼントされたものだそうです。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリが寝室で日の出を見れるように設置された鏡です。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリとガラの寝室です。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
寝室付属のトイレがあります。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
美術館のいろんなところに卵のオブジェがあります。
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
カダケス1800発のバスでフィゲレスに戻り、1900フィゲレスに到着。フィゲレスから、フィゲレス・ヴィラファント駅までタクシーで移動します。
フィゲレス・ヴィラファント駅1939発の列車でバルセロナ・サンツ駅に2034に到着、今日の日程は無事に終了です。列車はフランス国鉄の車体でした。ダリの家美術館 博物館・美術館・ギャラリー
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47