2017年 G.W. スリランカ旅行　駆け足１週間の旅（ダンブッラ・シギリヤ・キャンディ・ゴール）

2017/04/30 - 2017/05/06

2017年のゴールデンウィークに、スリランカへ行ってきました。
掛け足で１週間かけてメジャーどころを周遊。

2019年4月に痛ましいテロのニュースを見て、久々に写真を見返したついでに、今更ながら旅行記をアップしました。

今回のテロは大変残念でしたが、やはりおススメの国です。
街ごとに魅力が多様で、１週間～10日間くらいの周遊にはベストな興味深い国。
しかし、主要な都市ごとの距離が、それぞれ絶妙に遠く、移動には体力を使います＾＾；

4/30：関空～中国乗り継ぎ～コロンボ着
5/1：早朝から移動・ダンブッラ観光・シギリヤへ移動
5/2：シギリヤ観光
5/3：キャンディへ移動・観光
5/4：ゴールへ移動・観光
5/5：ゴールからコロンボへ移動・帰国

エリア スリランカ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空から中国乗り継ぎでコロンボに着いたのは夜。
初日の宿は、コロンボから１時間弱にある海岸沿い・ネゴンボの、ジェットウィングラグーンのタラヘナ・ヴィラ。
写真は翌朝に撮ったホテル正面の海岸。
インド洋の荒波が凄まじい0_0
駆け足１週間の長距離移動の始まりだい。

ジェットウィング ラグーン ホテル

スリランカはドデカい国土ですが、鉄道がなく、周遊も車での長時間移動が中心。
今回の旅行では、初日にコロンボの空港の到着ロビーにカウンターがあった会社で、滞在中の移動車を調達しました。
適当に選んだ「LANKAN AIRPORT TOURS」という会社でしたが、結果大当たり。ボスもドライバーも、ホスピタリティ溢れる＆仕事熱心。おすすめです。
写真は長距離移動の末にまず訪れたダンブッラ。

スリランカ語は、まったく読めん^^;
しかしかわいい自体。
滞在中にだんだん気にいり、お土産にはスリランカ語の書いたＴシャツやクッションカバーを買いました。

アジアの寺院の大方と同様、ここもお猿さんがいっぱい。

世界遺産の、ダンブッラの黄金寺院の内部。
洞窟の内部に色鮮やかな壁画が残っている。
いくつもの洞窟に分かれており、相当広く、たっぷり時間をかけて観光がおすすめ

二日目の宿は、シギリヤにある「ヘリタンス・カンダラマ」。
よく知らんがジェフリー・バワという世界的な設計者が作ったホテルらしい。
とにかくこんな自然のど真ん中に、よう作ったなという感動レベル。
シギリヤに泊まるなら、少し値はあるけど絶対おすすめ。

ヘリタンス カンダラマ ホテル

ホテルはジャングルの中の丘にあり、360度、シギリヤの絶景が見渡せる。
時間によってジャングルの表情は色々かわる。

翌朝、物音で目覚めると、なんとバルコニーに猿の親子が！
ガラスに「餌をあげないで！」と大袈裟に注意書きがあるのはこのためか。

１時間くらい猿たちは（食べ物ちょうだい）と粘って、ジャングルに帰っていきました。

三日目は、おなじみ世界遺産の「シギリヤ・ロック」です。

午後には気温が上がりすぎると聞いていたので早朝から観光！

下から見ると想像以上のスケール。
今からあそこまで登ると思うと気合が入る入る

ガイドブックにも書いてますけど、シギリヤロックは蜂が多い。
苦手な人はちょっときついかも。。。

シギリヤロックの登山道は、ところどころ綺麗な人工の足場が組まれてます。
頂上までもう一息。しかし景色はすばらしい。

頂上からは昔のままのジャングルが一望できる。
ここまで頑張って登ってきた観光客もみんな、思い思いの場所に腰掛け、眺望を堪能。
しかし、ようこんな場所に宮殿作ったな。

シギリヤにはサファリがあります。
天気も良かったので、夕方、ジープをチャーターして、野生のスリランカ象の保護区「ミンネリヤ国立公園」へ向かう

ミンネリヤ国立公園のなかは、いろんな動物・植物が見られる。

ジープで保護区の奥へ進むと、待望のスリランカ象の群れ。
これで１ファミリーらしい。
子どもゾウを大人たちが守っているのが分かる。

ドライバーは絶妙なジープ捌きで、近づきすぎず遠すぎずの距離をとるものの、ちょっとゾウの気に障って威嚇されることも。。。

翌朝も子ザルファミリーは朝ごはんの調達に現れました。
餌はダメなんだ、ごめんよ。
ここに来るってことは、餌あげちゃう人がいるんだろうな。
こうやってジャングルの生態系が狂うんだと思いながら、これも含めて共存なのかなと思ったり。

この日はキャンディへ移動です。
移動の途中で立ち寄ったヒンドゥー寺院。
スリランカにはヒンドゥーの仏閣も多く残っている。

歴史的に、仏教・ヒンドゥー・イスラムなどの宗教が複雑に共存し、宗教対立が激しかった国です。

シンハラ王朝最後の都、世界遺産のキャンディ。
小奇麗な建物が多く残っている。
写真はクイーンズホテル。世界遺産に宿泊できるということで有名。

クイーンズ ホテル ホテル

キャンディは車が多い。そして排気ガスが凄い。
排気ガスのせいで、歴史ある建造物も相当傷んでいるらしい。

ここは世界遺産の仏歯寺。
釈迦の歯が収められている。毎日数回、プードゥーという儀式がある。
相当厳格な雰囲気で、現地人が熱心にお参りをしている。
外国の観光客も遠慮なく一緒に入れるというのは結構珍しいと思う。

プードゥーが始まる前は写真撮影も可。このように祭壇に色とりどりのハスの花を供える。

翌日は、スリランカの南西の港町ゴールへ向かう。
その道すがら、ガイドブックでチェックしていた、ピンナラワの象の孤児院に立ち寄り。

数十頭の大小さまざまな象が大行進。
ゾウ好きには、ミンナラワのサファリと同様、相当おすすめ。
スリランカ象は、大人でもサイズが小ぶりで、可愛い見た目。

ゴールの宿は、ジェットウィング・ライトハウス。
ここもジェフリーバワの設計。
リゾート感あふれる高級ホテルだけど、居心地の良さが最高。
出来ればもっと何泊もしたかったホテル。

ジェットウィング ライトハウス ホテル

ゴールは街全体が城塞で囲まれた小さな町。

日中は、とにかく暑い。
現地の子供たちは、みんな水浴びして遊んでいる

本当に絵になる街。
ぶらぶらするだけでも価値がある

特に何ってもんはないんですけどね。。。
風情がいい感じ。

翌日は車でコロンボへ戻ります。
高速道路で５時間ほど。そして帰国の途へ。。。

１週間の駆け足で、メジャーどころを中心に色んな街を回りましたが、各街が違った顔をもっており、とても中身の濃い周遊の旅になりました。
ご飯も美味しいし（基本カレーです。ただしインドのそれと違って辛過ぎないレベル）、観光大国を目指しているだけあり、旅行者にも親切＆不便さは感じない。移動にはかなり時間が取られるので、余裕を持った計画がベターでしょうか。女性や年配方の一人旅でも十分オススメできると思います。