2019/05/01 - 2019/05/02
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Nutrockerさん
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映画「DESTINY -鎌倉ものがたり-」の黄泉の国のモデルになったといわれる「鳳凰古城」へ行ってきました。
人伝に聞いて以来、行きたかったところ。
映画自体はDVDで見ましたが、つまらんです。
場所は、中国湖南省西部。貴州省との省境に近い。
一般的には映画「アバター」で有名になった「張家界」から行きます。
ついでに張家界から鳳凰へ向かう途中には、映画「芙蓉鎮」で有名になった「芙蓉鎮」もあります。しつこい。
貴州省銅仁から向かうこともできるが、飛行機便が少なくちょっと不便。ここに関する映画情報は知りません。
まずは計画段階・・・
当初5月4日~5日で計画していたのだが、帰路便が張家界発23:20→上海浦東着01:20。
中国では5月6日(月)は普通に仕事。この時刻の便は十中八九遅延するだろうし・・・LCCだし・・・
当方中国赴任の身で、月曜日はちょっと休みづらい。どうしよう・・・
そんなわけでこちらも以前から興味のあった「宏村」(「黄山」の近く)が高鉄(新幹線)で行けるようになったためこちらに変更しようかとか、2月下旬からちょっと体調を崩していてほんとに行けるんだろうかとか、他にもいくつかの問題がありグズグズしていて・・・
ところがである。
急遽3月22日中国国務院発表。5月1日~5月4日が連休。
そのころには体調も戻り、病院での検査の結果もシロ。
またその他のいろいろな問題も、残念な結果も含めて解決し、なんか急激にやはり行かねばという思いが強くなり、その日の夜に飛行機とホテルを予約。
5月1日 上海航空 FM9394 浦東発07:45→張家界荷花着10:15 23,497円
5月2日 春秋航空 9C8984 張家界荷花発23:20→浦東着01:20 11,270円
宿泊は「鳳凰城精品酒店(フェニックス・シティ・ブティックホテル)」 10,875円
でもここからがまた問題で・・・
「張家界」から「鳳凰」までバスがあるのだが、連休のためこれに乗れるかどうか。
バスに関しては、いろいろなサイトで試してはみたが、やはり外国人は予約できない。
(上海から近郊の街へはパスポートで予約できるのだが、ここでは中国の身分証が必要)。
念のため、列車でのルートをおさえておこう。
「張家界」からローカル列車で「吉首」へ行き、そこからはバス。
このバスは満員になったら出発というパターンらしいので大丈夫でしょう。
最悪タクシー。
ということで下記予約。
5月1日 K267列車 張家界発12:38→吉首着14:29 19.5元(約325円)
5月2日 K474列車 吉首発12:14→張家界着14:20 19.5元
※張家界帰着後、折角ここまで来たので「天門山」くらいには行っとこうかと・・・
帰路便の23:20まで時間ありすぎるし・・・
往路、張家界から鳳凰へはバスに乗れればバスで行くかも。この辺は一人なんで気楽なもの。
ホテルを予約はしたものの、ホンマに鳳凰まで行けるんかいなと心配していたが、とりあえず吉首まで行けることになったのであとは何とかなるだろう。
後日、帰路5月2日の列車、12:14発はちょっと早すぎたかもと思い(天門山は時間つぶしなので優先度低い)、4月20日にもう少し遅い時刻のも一応おさえておこうとしたのだが、ほとんどの便は既に完売。早めに予約しておいてよかった。
2年前の同時期に「平遥」へ行ったとき、帰りの高鉄が完売で予約できず、ローカル列車の無座(立席)をキャンセル待ちの末やっと予約できたのだが、満員列車に2時間近く立ちっぱなしで大変だったことを思い出す。
そんなこんな計画で、前置きが長くなりましたが準備完了。
さあ出発です。どうなることやら。
天気悪そう・・・。
関係ない話だが、普段から迷惑電話の多い国だが、旅行に行こうとホテル等を予約すると、その地方からの迷惑電話が明らかに増加します。
個人情報筒抜けです、この国は。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- 春秋航空 上海航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
令和1年5月1日。
令和最初の飛行機。
今日乗る飛行機はFM9343。
昨夜のうちに広州から到着しているので大幅な遅延はなさそう。
向こうの天候は雨の予報だが・・・ -
出発は少し遅れたが、少し早着。
滑り出し順調。 -
張家界荷花空港からバスで向かうつもりだったのだが、空港前にバス発着場がなく・・・しばらく周辺をうろついたがなんかよくわからないので張家界駅へタクシーで向かう。
空港10:30発ー張家界駅10:40着。メーター倒さず30元。
近いので、運ちゃんたち譲り合ってなかなか乗せてくれなかった。
・・・で、駅に向かって右向け右が張家界中心汽車站(バスセンター)。
列車のチケット(張家界駅12:38発)は予約し、前週に上海虹橋駅で引き換え済みだったが、思いのほか早くついてしまったので、汽車站へバスの状況を見に行く。 -
お! 11:30発がまだ空いてる。
百度地図で確認したところ高速の渋滞もなさそう。
3~4時間ということなので、うまくいけば15:00ごろには着けそうだ。
バスで行くことに決定。 -
券売機を試してみるが、中国の二代身分証が必要で外国人は購入できなかった。
以前の情報では武陵源あたりへ行くバスは、バスの車内で支払うとのことだったが、中国人のみなさんはこれで購入していた。
購入者の背後からのぞき見しました。
どうやら武陵源など近場のバスは二代身分証なしでも購入できそう。
ただしスマホ決済か銀聯カードでの支払いなので、いずれにしても外国人観光客には難しそう。 -
窓口に並んで購入。85元。
パスポート№が印字されている。(モザイクかけています) -
芙蓉鎮もここから30元で行ける。1時間に1本。
武陵源は13元。10分おきにとなってるのが、適度に乗客が集まったら適当に発車するというパターンだろう。
当初予定が1泊2日だったので、それにとらわれていたなぁ。
2泊3日にして芙蓉鎮もはしごすればよかった。 -
このバスに乗って、渋滞もなく順調。
中国人のほか、欧米人カップル1組。日本人は私を含め5人(多分)。
満員です。
2時間ほど走ったところで10分ほどトイレ休憩。 -
16:35鳳凰汽車客運総站着。
高速道路は吉首を過ぎ、鳳凰インターの一つ手前から強烈な渋滞発生。
運転手は機転を利かせ、一つ手前で降り下道を迂回する。
下道は順調だったのだが、鳳凰古城の入り口で大渋滞発生。
で、結局5時間30分かかって到着。
列車で行っておけばと思ったが、よく考えてみれば、吉首以降での渋滞なので、列車で行っても同じことか。 -
古城まではバスでとの情報もあったが、百度地図によればホテルまで徒歩25分とのことだったので、歩く。みんなゾロゾロ歩く。
-
バスやタクシーは見ての通りの大渋滞で全然動かん。
-
鳳凰バスセンターから古城入り口まで徒歩15分。
古城内を散策しながら、ホテルを目指す。
石畳なのでスーツケース引っ張って歩くのは大変そう。 -
朱鎔基さんの自筆。
麗江の江沢民に対抗したか。 -
意味もなく水車があるぞ。麗江を思ってしまうは私だけか。
-
すごい人。
川べりで物思いにふける、なんてのは無理。
下手に座ると、ゴミだらけ、痰の心配も。 -
オープンエアの巨大ショッピングモール。
古城の雰囲気、ぶちこわしやなと思うが、考えてみれば、そもそも中国の城内というのは、古(イニシエ)よりショッピングモール状態ではなかったのかと思ってみたり・・・ -
それにしてもなんでジャンベ屋。
最近どこの古城にもある。
売れてる気配は全くないのだが・・・ -
最大のインスタポイントだが・・・
-
人が多くて渡るだけで大変。
-
そろそろ日が沈む。
-
ひとまずホテルへチェックインし夜景に備える。
鳳凰城精品酒店 653元。
この辺りでは高級な部類だが、♪ホテルはリバーサイドなのに、♪窓を開ければ、隣のホテルの壁・・・
ベッドは二つあるが一人です、、、念のため。 -
シャワーのみ。温度、湯量問題なし。
特に綺麗というわけではなく、まあ許せる範囲。 -
さあ、夜景!!
その前に牛肉麺で腹ごしらえ。15元。
中国のラーメンは全般的にスープに味がなく、麺にコシがない。
濃い味付けの牛肉を絡めながら食べるとおいしい。 -
まだ明るいが、虹橋。
上海の虹橋となんか関係あるんかな?と調べてみたがよく分かりませんでした。 -
鳳凰と言えば必ず見かけるインスタスポット。
なにがインスタ映えやねん、と思いながらも、何枚も撮ってしまった。
これは一つ前の写真の橋の左端のほうからの1枚。 -
橋を渡ってからの1枚。
だんだんいい雰囲気になってきた。 -
しばし夜景をどうぞ。
-
隅田川の花火大会みたい、、、知らんけど。
「鎌倉ものがたり」、こんな感じだったかと、もう一度見ようとDVDを探してみたが見つからない。 -
-
民族衣装のお姉さんが踊る。
この古城内には日本人お断りのお店がいくつかあるとのことで、注意して探していたのだが、結局見つけられず。
ホテルも牛肉麺屋さんも、普通ににこやかに接してくれた。 -
明けて5月2日。
上海ではこの時期5時すぎから明るくなるため、人でごった返す前にと5時起きで準備。
5時20分ごろに外へ出てみると真っ暗。
???なんで?
ボケてますね~。
中国は西から東まで北京時間で統一されているが、日の出、日の入りは沿岸部と内陸部ではかなりの差が出る。そういえば昨夜も19時ころでも結構明るかった。
調べてみると、この日の日の出は上海は5:09だが鳳凰では5:56。1時間近く差がある。
部屋の窓からは隣のホテルの壁しか見えないし。
一旦部屋に戻り、6時ごろ再出発
これは6:11の写真。 -
今日は小雨が降ったりやんだり・・・
-
この時間はさすがに人影まばら。
でも私のように気の早い人はいます。 -
インスタ映え狙いはこの時間しかない。
私の右隣にいる人が、手を広げてる二人のお姉さんを撮影している。
大声でポーズを指定して・・・ -
早朝は古城内の街路に人影なし。
-
もちろん商店は営業していないが、古城内散策にはいい。
リヤカーは昨夜捨てられたごみを満載。
ここは掃除済みだが、町中もうほんとにゴミだらけ。 -
朝の虹橋。
-
この人たち、小エビをとっている。
赤い容器に入っているのは小エビ。 -
地震嫌いの私には宿泊無理。
-
7時になるとこの人出。
この手の古城は経験から滞在時間2時間程度というところ。
ここも主だったところだけを駆け足で回れば1時間。
ちょっとゆっくり回って2時間。
隅々までじっくり回ると5~6時間というところか。
ただ早朝、昼、夜と変わった表情を見せるので、今回のスケジュールはちょうどいい感じ。
早朝の古城の主だったところも見終わったので、ホテルに帰って朝食をいただいて張家界へ向かおう。 -
この犬、早朝の散策中に二度すれちがい、これが三度目。
どうも飼い主らしき人がいないなとは思っていたのだが、ほんとにひとりで散歩してるようで、この飛び石をトコトコ上手に渡って、黄色のお姉さんとぶつかりそうになると右側の飛び石にピョンと飛び移り、向こう岸まで行くと上流のほうに歩いていきました。
朝の日課のようで・・・なにしに行ってたのか? -
ホテルから徒歩で鳳凰バスセンターへ向かう。徒歩25分。
このころから天気は回復し、しかも上り坂。暑くなってくる。
昨日はバスだけで来たので、今日はバス&列車で張家界へ向かう。
吉首行きの改札口へ行くと、適当に改札が始まっていてバスに乗りこむ。
窓口でチケット購入。25元。パスポート№印字なし。
満員になると発車するパターンで8:48発。
これに乗り遅れると、次は1時間後になるのだろうか。
飽く迄も「約」1時間後ね。
朝早いので渋滞することもないだろう。 -
約1時間後の9:55、吉首汽車北站着。
吉首駅(火車站)はこの写真の左方向へすぐそこ。 -
吉首駅。
-
前週に上海虹橋駅であらかじめ引き取りしておいたチケット。
12:14発。19.5元。
まだ10時を少し回ったところ。
ちょっと熱いコーヒーでも飲みたいなと、百度地図でスタバかマクドを探してみるが・・・無い。無いわなぁ。
早い時間のに変更しようかとも考えたがすでに売り切れ。
仕方ない。駅でボケーっとするか。 -
ちょっと遅れて、吉首駅12:25発ー張家界14:30着。
駅から徒歩で天門山索道站へ向かう。徒歩10分。
そのまえに駅の隣のマクドで遅い昼食。熱いコーヒーでひと息。 -
天門山へは写真の3ルート。
A線(Aルート):ロープウェイで登り、バスで下る。
B線:バスで登り、ロープウェイで下る。
C線:バスで登り、バスで下る。
他は経験してないので不明だが、やはりA線が人気なんでしょうね、多分。 -
かなり混むだろうと予想していたので1週間ほど前にTrip.com(携程)で予約しておいた。
時間制限で販売されていて、写真は15:00~16:00入場(受付)ということ。
15時前にはこの時間を予約していた人の列ができていて、15時になると入場開始となる。
14:00~15:00の人たちの長蛇の列ができていて、その後ろに並ぶことになる。
自動取票(発券機)でとのことなのだが、中国の二代身分証のない外国人は10番窓口でチケット引き換えとのこと。(この件写真の写ってない下のほうに記載されている)
この10番窓口の場所がわからなく、3人の係員に聞いてようやく見つけた。建物の外に券売所が作られている。
窓口が10個ありその内の10番なのだが、10番が閉鎖されていたので、係員がいた8番窓口で引き換えた。 -
チケットの表。
-
チケットの裏。
パスポート№、名前が表示。(モザイク処理)
235元。
15:00--16:00の表示あり。
さあ長蛇の列に並ぶぞ。 -
ふい~~、やっと乗れる。
1時間30分並びましたよ。
改札ではチケットとパスポート提示。 -
街の上を飛んで正面の山を目指す。
-
街中を抜け・・・
-
遠くに「穴」が見えてきた。
-
16:43ロープウェイ乗機ー17:05山頂着。
ちょっと見にくいが、赤線のほうへ行くと話題のガラス桟道。
時間がないので青線で「穴」を目指す。
ロープウェイ駅を降りて左方向(写真では右)が赤のガラス桟道。
右方向(写真では左)が「穴」方向。 -
ロープウェイ駅付近の標高。
-
この案内表示「穿山自動扶梯」を目指す。
「穴」ではなくて「穿」のほうなんですね。
自然に「穿たれた山」ということか。 -
こんな桟道を歩いていきます。
-
下を見るとLong and winding road。
このあとバスでこの道を下る。 -
ここでもこの人出。
静かな観光地というのはありません、中国では。 -
「穿」へ向かうエスカレーター入り口。
ここも長蛇の列ができており、ありゃーこりゃ30分待ちやなぁ、と思ったが実際は流れよく10分程度だった。
ただし乗る直前で故障し?、さらに5分待ち。
改札があります。チケットのみでパスポートチェックはなかった。 -
こんな長~~いエスカレーターを8本乗り継いで降りていく。
変化なくつまらん。 -
エスカレーターは「穿」の裏側に到着し、「穿」をくぐってこちら側へ。
長~~い階段を下る。 -
これを下りていく。
-
これ私の足。
階段の幅が狭く、足サイズの半分強くらい。
そのうえ急なので下りにくい。 -
バス待ちでまたもや長蛇の列。
-
振り返ると「穿山」。
雨の予報だったが、天気が良くなってほんとによかった。
階段下るのに約10分。
この後バス待ちで35分並び、あのLong and winding roadを約40分で索道站まで下る。
運ちゃん、なかなかのスピードとハンドルさばきだ。
高所恐怖症の人は左側の席をお勧めする。
右側は崖の下が見えるのでなかなかのスリル。
バスは途中で路線バスに乗り換えるが、提携しているようで無料。 -
このあと空港までバスで行こうとバス停を探すが、疲れていたのと面倒くさくなっているところへタクシーがやってきたため、ついつい手を挙げてしまった。
索道站から空港まで約10分。30元。
メーターは倒さないがカルテル価格。
運ちゃん「張家界は初めて?」
ワシ「うん、初めて」
運ちゃん「どう? よかったか?」
ワシ「うん、よかったよ。めっちゃきれいやね」
運ちゃん「べらべらべらべら~~~」
ワシ「不好意思、听不懂。中文不太好。(ごめん、分からんわ。中国語あんまりしゃべれへん)」
運ちゃん&ワシ「・・・」
絶対遅延するだろうと思っていた飛行機は順調で早着となった。
上海の自宅着は2時。
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