ソウルからのDay Trip!　ハイワン・チューチューパーク、鐵岩駅、江陵・統一公園

2019/04/16 - 2019/04/16

JALのマイルの消化のためにソウルに行ってきた。

3日間の行程で、中日に、ソウルからKTXに乗って、　ハイワン・チューチューパーク、鐵岩駅、江陵・統一公園へ行ってきた。
何度か韓国に行っていると、ガイドマップに乗っているようなところは満足できなくなって、新たなスポットを探してしまう。
今回は、蔚山のシティツアーに入ろうと思っていたが、あいにく、遠足が入ってしまって、一般客はダメとのことで、太白に行くことにした。

旅行全体の内容は
https://4travel.jp/travelogue/11481359

細かい内容
ソウル　5:11→江陵　7:08　(KTX801)
江陵　8:13→太白　10:09　(ムグンファ1636)
太白→チューチューパーク　（タクシー　13,600KRW）
チューチューパーク→鐵岩駅　（タクシー　20,000KRW・迎車料金込み）
鐵岩駅　12:25頃→東栢山駅　12:35頃
東栢山　13:42→正東津　15:14　（ムグンファ1633）
正東津　→　統一公園　（タクシー　6500KRW）
統一公園　16:14→江陵　16:45頃　(バス　112番)
江陵　17:30→ソウル　19:27　(KTX826)

エリア 三陟(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

KORAILはいつも、少し遅れているイメージがあるので、朝1番のKTXで江陵へ。
（次のKTXでも、10分程度の接続で間に合う）

ファーストクラス　（特室）は　エコノミーより、約1000円高い。　2＋1の座席で快適。

特室は、ミネラルウォーターとスナックがもらえる
スナックは、ミックスナッツとクッキー。

2時間ほどで、江陵に到着
スホランとバンダビがお出迎え！

次に乗る　ムグンファ（急行）まで、1時間ちょっとあるので、誰も客がいないレストランで、腹ごしらえ。
エビ天うどんかと思ったら、エビフライだった。

トンカツはこの大きさ
王様トンカツと書いてあった。

駅の裏側には、パラリンピックのモニュメントがあった。

電車で約2時間。
途中　半径1400mのループになっている　ソラントンネルを抜けて、太白駅へ
道渓（ドゲ）駅から行くのが便利だけど、ソラントンネルを通りたかったから、太白まで来た。

太白駅から、タクシーに乗って、ハイワン・チューチューパークへ。
初乗り、2800KRWから　151mごとに100KRWメーターが上がっていって、8000KRWでチューチューパークに着いたが、運転手が何やら、ピッピッとボタンを押すと、13,600KRWとなった。それでも、15kmくらいあるので、十分安い。
東京で15km乗ったら、6000円くらいになる。

距離的に、ソウルから最短距離でアクセスしたい場合は、太白まで東ソウルバスターミナルからバスで行って、タクシー乗り継ぎがいい。

インクライントレイン（日本風に言うと、ケーブルカー）
営業していない。
スイス製の車両で、大韓民国初の山岳観光鉄道という触れ込みだ。だが、安全性に問題があったのか、緊急点検整備として長期運休中。

詳細は
http://www.mindan.org/old/front/newsDetailf0b2.html?category=8&newsid=23863

チューチューパークは、日本語のホームページは情報が古く信じない方がいい。
ハングルのホームページを解読しないと、最新の状況はわからない。
私も、道渓駅から、スイッチバックトレインで行く予定にしていたが、そんなものは、とっくの昔になくなっていたようだ。

インクライントレインの傾斜はすごい。

その昔は、桶里駅～深浦里駅は、貨物列車は、深浦里駅で切り離して、このインクラインに乗せ替えて、再び桶里駅で、連結し直していたらしい。
その後、インクラインを回避するために、Ω線が作られ、スイッチバックも誕生した。
それでも、面倒なので、ソラントンネルを掘って、スイッチバックも回避したようだ。

https://looprailway.blogspot.com/2017/08/blog-post.html　に、詳しく書いてある。

このチューチューパークは、廃止された深浦里駅(信号所)付近にある。

スイッチバックトレイン。
蒸気機関車(SL)だと思っていたら、炭水車の部分にディーゼルエンジンが確認できたので、ディーゼルになっているようだ。
当初は、道渓駅から、スイッチバックトレインで、1時間でチューチューパークまで行けたようだが、今は、チューチューパークから、羅漢亭駅までの往復で　羅漢亭で30分くらい時間をとるので、往復で80分くらいかかるようだ。

かつては、韓国唯一のスイッチバックの区間だったそうで、鉄子の旅　6巻　（菊池直恵さんの方）で、実際に鉄道が通っていた時代に訪れている。

昔のセマウル号の車両が置かれていた。
カーテンがしてあったり、どうやら、ホテルになっている様子。

10:50のレールコースターに乗ることに。
このバンで、スタート地点へ送ってもらう。

スタート地点は、旧　桶里駅（トンリ）。
以前は、インクラインで向かっていたようだが、今は、車やバスのようだ。
いっぱい、レールコースターが止まっているが、今日の10:50の回は、我々だけだった。

このレールコースターは、急勾配のため、Ω字状にに線路が引かれていた、深浦里駅～桶里駅間がコースになっている。

途中、いくつもトンネルをくぐり抜ける。
証明が工夫してあったり、コウモリの模型がぶら下がってたり。
下り傾斜なので、漕がなくても、ブレーキをかけなければ、50km/hは出る

オープンしたときのチューチューパークの姿。

ここをやっている　ハイワンは、太白でホテルやスキー場、カジノを経営している。
カジノは韓国人が入れる、韓国国内　唯一のカジノ。　他は外国人専用

タクシーを呼んでもらって、鐵岩駅（チョラム）へ
20,000KRW・迎車料金込みだった。

駅前には、炭鉱のトンネルを模したものがあった

駅前の鐵岩炭鉱歴史村へ
トロッコを使って、看板を製作している

かささぎ足と呼ばれる建て方。
狭い場所に、建物を建てるので、川にせり出している。

トロッコも展示されていた。

支保工になっている。

未だに、山を削って、石炭をとっている。
下に掘らずに取れるから、コストは安そう。
すぐ下のホッパで貨車に積み込んでいた。

この地域は、無煙炭という良質の石炭が取れるらしい。

鉄岩炭鉱歴史村の案内。

営業していないお店の中に、こういう展示がある。
人形を使って、生活を再現しているところもあった。

鐵岩駅から、41番のバスで、10分ほどで、東栢山駅（ドンペクサン）に着く。
鉄岩は、本数が少ないので、隣の駅まで来た。
ただ、飲食店はない。KTXでもらった、スナックでしのぐ。

東栢山駅から、ソラントンネルが見えた。

東栢山駅の時刻表　2時間に1本くらいしかない。
このエリアを鉄道だけで回ることは不可能

東栢山は、最近できた駅
キレイだし、トイレもトイレットペーパーが流せる。


帰りの電車は、実際に利用したのは、東栢山→正東津。
行程がどうなるかわからなかったので、切符は、太白→江陵で、どちら側も1区間ずつ余計に買っていた。
東栢山を出ると、すぐに車掌さんが、タブレットを片手に検札に来た。その車掌さんが「太白からの切符なんですね」みたいな言い方をしていたので、韓国の列車（KORAIL）は、切符の乗車駅から乗らず、車掌さんが検札して、乗客がいないと判断した段階で、予約システムに空席として戻すのかもしれない。

ムグンファに揺られて、江陵の方に戻る。
江陵の1駅手前、正東津駅（ジョンドンジン）へ。
ギネス記録で、世界一海に近い駅となっている。
ホームから海に行ける。

正東津駅 駅

タクシーで、5分　6500KRW
統一公園へ

統一公園 広場・公園

タクシーで、5分　6500KRW
韓国の駆逐艦が展示されている。

解説もあるが、すべてハングル

統一公園 広場・公園

北朝鮮の工作船も。
すごい小さい。

北朝鮮が、工作員を運んでいた　潜水艦

潜水艦の中は、すごく狭い

天気がいい1日だった。

統一公園から、江陵に向かうバスは、1時間に1本、毎時14分　（111,112,113番）
江陵駅のそばの女子高の前で降りればいい。
私たちが乗ったバスは、運転手さんが親切で、「江陵駅に行くなら、ここで降りろ」と教えてくれた。

正東津駅からのタクシーで、統一公園を見た後、山の上にある展示館を見て、江陵までのパックで、50000KRWというオファーがあった。
無駄を少なくするためには、それもいいかもしれない。

帰り道　KTXは平昌を通った。
駅前は畑。これが、オリンピック後の現実なのかもしれない。

平昌駅の看板

帰りのKTXの雑誌に、韓国の見所がいっぱい載っていた。
今度は、ここから探してどっかに行こう。