2018/08/27 - 2018/08/30
3位(同エリア5件中)
ピンダさん
IJsselmeerアイセル湖一周サイクリングしてきました。
オランダの北ホラント州とフレヴォラント州・フリースラント州の間にある湖です。大堤防で閉じられる前は北海でした。
自転車大国オランダには様々なサイクリングルートが設定されており、今回は
Zuiderzeeroute LF21 + LF22 + LF23を利用。約400kmになりますが、今回はちょっとフェリーでワープしているのでそれよりも少ない距離になりました。
LF21 (Amsterdam-Afsluitdijk)
LF22 (Afsluitdijk-Kampen)
LF23 (Kampen-Amsterdam).
サイクリングルートについては:
https://www.nederlandfietsland.nl/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自転車
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月曜日
午前中は雨が降っていたので午後からの出発。
8月なので船の往来が多く、橋ではしょっちゅう待たされます。 -
14:30。
またもや橋が上がって船待ちです。 -
Scharsterbrugという街の近くまでやってきました。
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のどかな牧歌的風景の横を走ります。
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途中paddestoelキノコと呼ばれる標識に出会います。
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SintNicolaasgaまでやってきました。
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街中も走ります。
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川も渡ります。
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Spannenburgまでやってきました。
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ちょっと変わった像が。
危険極まりないです・・・ -
Slotenに到着。
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こじんまりとした街ですが、昔ながらの面影が残る雰囲気がいいところなのでちょっとキョロキョロ。
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このLFルートの標識を追っていけばいいだけなので、迷わないです。
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自転車専用道路でなくてもほとんど車がこない道なので走りやすい!
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街にある森の入り口らしき門。
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Rijsまできました。
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フリースラント州の南西にいます。
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見えますか。
入り組んだサイクリングコース。 -
街から出て、
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開けた風景の中走ります。
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緑の牧草地に牛が放されていて青い空に雲が浮かんでる。
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オランダらしい風景です。
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Warnsまできました。
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Stavorenが見えてきました。
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また橋が上がってます。
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Stavorenの港のインフォで船のチケットを買います。
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インフォセンターの前にはこんな噴水が。
唐揚げにしたらおいしそうです。 -
手前に女性の像が立っているのですが逆光でよく見えませんね。
Het Vrouwtje van Stavorenスタフォーレンの女性の像です。
伝説によると裕福な商人の未亡人である彼女は金色の床と銀の壁がある家に住んでいました。(すごい家ですな!中尊寺金色堂ばりの家にお住まいで?)
ものすごい金持ちにもかかわらず、彼女は満足していませんでした。もっと価値のあるものを探してこいと一人の船乗りに命令します。するとその船乗りは穀物をもって帰ってきました。船乗りには金よりも大切なものだと感じたからです。でも彼女はそれを良しとせず、積み込んだ反対側から捨てろ、と命じます。
それを聞いていた通行人がそれを止めます。もしそれを捨てるなら、あなたは物乞いになるでしょう。と。
そんなことは絶対ないわ。と、金の指輪を海へ投げ捨てます。「私は二度とこの金の指輪を見ることがないでしょう。それぐらい私が物乞いになるなんてありない。」と。ある日、彼女の召使いの1人が釣った魚をもってやって来ました。その瞬間から彼女の運命は変わりまりました。なんとその魚の中に金の指輪が入っていたのです。一転、彼女は大貧困に陥りました。とさ。 -
17時。19時の船にはまだ時間があるので港近くのピザレストランへ。
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ご覧の通り、ピザ押しのレストランです。専門店です。
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オランダ人経営のピザはまずい、と知りつつ、専門店ならと頼んだら・・・
やっぱりしょっぱいだけのまずいピザでした。
量が半端ないのにしょっぱいので完食するのは拷問です。 -
さてさて、そろそろ時間が近づいてきたので船乗り場へ。
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フェリーが近づいてきます。
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中はレストランになっていて、結構ちゃんとしたものが食べられます。
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私たちはもうピザを頂いたのでここではコーヒーを飲むだけに。
一緒に乗船していたおばさま方お二人はがっつりカツレツを食べていました。 -
風が強かったのですこーしだけ揺れました。
そうゆうときは甲板へ。 -
夕日がきれいです。
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今日の宿があるEnkhuizenエンクハウゼンが見えてきました。
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船が着いたすぐ目の前には電車の駅があります。
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エンクハウゼンも観光地なので、
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いい建物が撮れます。
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今日の宿はここ。
Wapen van Enkhuizen。 -
宿のお向かいはこんな感じ。
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宿の入り口横の部屋に止めさせて頂きました。
他にも自転車沢山とまってるのに、ちょっとびっくり。
初日は49kmの走行距離でした。 -
火曜日。
エンクハウゼンの街から出発です。 -
Koepoortというゲートらしいです。
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アイセル湖が見えるルートを走ります。
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こんな感じで湖畔を走れます。
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DeNekというところ。
自然生物の紹介がされてますが、カタツムリとトカゲのようなものが見られるようで・・・正直あまり興味ありません。(汗) -
Hoornホールンに到着。
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ここも観光地なのでちょっと落ち着きたい感じです。
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Museum van de 20e eeuw?というミュージアムがあったのでトイレ休憩がてら立ち寄ります。
特別展示で大好きなBuurman en Buurmanがやっていました! -
昔の学校で使っていたアルファベットを覚える教材。
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そしてDikkie dickも!
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色使いがかわいいです。
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街にはチーズ専門店があり、
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これまたオランダらしいです。
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サイクリングコースはきれいなところだけではなく、たまにはこんな大通りも走ります。
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Volendamフォーレンダムに到着。
ここも観光地なので一休みすることに。
Brasserie Cathrien aan de Haven 35というブラッセリーで、 -
サンドイッチ。
おいしかったけど、さすが観光地。
お値段も高めでした。 -
そしてまた別の街へ。
もうどこだか覚えていません。。 -
この水門で水位の調節をしています。
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LFルートの標識が。
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分岐点ではいつもの赤い標識も頼りになります。
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大きな橋を渡ることも。
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牧草地の後ろにお城が見えます。
ナールデンのお城です。 -
ちょっと木陰で休憩。
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ナールデンは城塞都市でお堀が面白い形をしています。
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今日のお宿。
Vesting Hotel Naarden
とーっても素敵なホテルでした。
ここはオランダか、とびっくりするくらい丁寧な案内をしてくれるスタッフ。
自転車もきちんと止めるところまで案内してくれました。
スーパーもすぐそこで立地も便利。 -
水曜日。
ナールデンを出発します。 -
朝早いとこんなきれいな太陽も見れて感激。
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羊が靄の中でこれまたきれいでした。
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Flevoland州へ渡る手前まで来ました。
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Pontjeという人力イカダで向こう岸まで渡ります。
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ハンドルを回すとチェーンが引き寄せられ、向こう岸へと行く仕組み。面白いのですが、結構体力が必要です。
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堤防の上をひたすらはしります。
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Spakenburgに到着。
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カフェで一休み。
小さな街ですが、ヨットを見ながらお茶するのっていいですね。 -
風車を横目に走ります。
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おトイレ休憩を兼ねて、ミュージアムエルブルフへ。
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教会が保存されて、
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ミュージアムになっているようです。
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そして、Kampenカンペンに到着。
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Theologische Universiteit Kampen神学大学だったところが今日は宿です。
現在はHet Gouden Hart Hotel となっています。
ここがまたびっくりするほどスタッフが丁寧。
部屋も広くてデザインが素晴らしいし、冷蔵庫のソフトドリンク飲み放題というのもポイント高いです。 -
自転車こぐのは疲れたけど、歩きはまた別の筋肉。
カンペンの街をちょろっとお散歩してみます。
右端、牛が吊られているの分かりますか? -
オランダにはいつくかのおろかものの伝承話があり、「塔の上の牛」もその一つです。
塔を建設中、建設が滞っているうちに塔の上の方には草が沢山生えてきてしまいました。そこで牛を放牧することができるように、人々は牛の首の周りにロープを巻き、吊り上げました。 途中、牛が苦しくて舌を出すと、カンペンの人は「牛はかなり空腹です。舌がすでに口からぶら下がっています」と叫んだといいます。
落語に出てくるおバカなお話しのようですね。 -
うーん、確か市庁舎。
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カンペン市ミュージアムにも行ってきました。
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ベア(前女王)とその息子(現国王)の肖像画。
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礼拝堂だったかな。
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滑車で上に釣り上げて真ん中の部分に船が通るようにするシステム。
この橋は歴史が古く、木造時代からの遍歴をミュージアムでみました。 -
ホテルに帰ってきて、ホテル一階のレストランへ。
神学の大学だったことからレストランも神学者の肖像画が沢山かけられています。 -
Rが付く月ではないこと重々承知だったのですが、どうしても気になってたのんでしまいました。ムール貝です。
ところがどっこい、カキのようでおいしいこと。ベルギーの有名店で食べたものの数倍おいしかったです。
今日の走行距離は95kmでした。 -
木曜日。
カンペンから出発です。 -
Genemuidenまでやってきました。
この辺は川に面したアパートが立ち並ぶ住宅街なのですが、なかなかいい雰囲気でいいなあ、と思っていたら、どうやら工業の汚染が問題になっている地域でもあるとききました。 -
10時半にカフェで休憩。
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名物が食べたくて、見たことないSluizenaartjeというお菓子を注文。
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わくわくしながら待っていたら、来ました。
Sluizenaartje。
メレンゲ菓子でした。
苦手です。 -
4日目は走行距離35km。
4日間合計で277kmになりました。
LFルートは標識が豊富にあるのでとても走りやすかったです。
アイセル湖一周は観光地も多く、距離も初心者でも達成できるくらいなのでおススメです。
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