大原美術館で出会った御殿飾りのお雛様

2019/02/23 - 2019/02/23

あかりをつけましょ ぼんぼりに～
大原美術館・遊心亭の56畳の大広間に立派なお雛様が展示してあります。
御殿の中にお雛様が！
こんなの見たのは初めて！
京都御所を模した御殿の中に人形を飾るこの「御殿飾り」は明治、大正時代を通じて京阪神で人気があったようです。
3月10日まで展示されています。
ポカポカお天気に恵まれ、後楽園にも足をのばし、懐かしく楽しいひと時を過ごしました。

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福山駅から40分ほどで倉敷へ。

倉敷駅で友達と待ち合わせ。
駅にある観光案内所でお得なクーポン付きのリーフレットをもらって待っていてくれました。

大通りもありますが、オープン直前の商店街 えびす通り を10分ほど歩くと・・

倉敷らしい風景が・・

川舟流しも風情があるわー

正面に建物が見えています。ちょっとイメージしていた色合いと違うけど・・
やっと来れた大原美術館。こじんまりした入り口を見逃しそう。

建物の向かいにチケット売り場があり、手荷物も預けられます。
本館、分館、工芸東洋館があり、それぞれの入り口でチケットを提示します。

ロダン「カレーの市民」がお出迎え。
エルグレコの「受胎告知」を見れて大満足。
モネの「睡蓮」、シニャックの「オーヴェルシーの運河」もよかったなあ

今日は、本館から分館へ行く途中の新渓園・遊心亭で由緒あるお雛様を見ることができたのです。入場無料！
13時からここで倉敷雛めぐりのオープニングセレモニーがあるらしい。

わあー立派な段飾り。

木目込み人形も一堂に展示されて賑やか。

お雛様が御殿のなかに！きらびやかなお雛様にウットリ。

昭和30年以前のお人形ですが、どれも保存状態がいい！

代々受け継がれてきたお雛様。きっと賑やかなひな祭りを見てきたのでしょう。
玉島エリア、水島エリア、児島エリア、4つの地区を巡るスタンプラリーがあります。

外廊下から見る日本庭園も風情があります。

赤蔵は芹沢銈介の工芸館 ひときわ目立ってます。
工芸館には棟方志功の作品も。

桜の時期もよさそうだなあ。

有隣荘 大原家別邸 緑色の瓦が特徴です。

旧大原家住宅

13時30分から稚児の川舟流しが始まりました。かわいいお雛様とお内裏さまそして三人官女たち。

ここでお茶したかったけど、お天気がいいので、急きょ後楽園に向かうことに

駅に着いたその時、なんとトワイライトエクスプレス瑞風がホーム入ってきたのです。

岡山駅前から後楽園行きの直通シャトルバスが30分間隔で出ています。料金は100円。入ってすぐ、鶴舍が見えました。ゲージのなかでタンチョウが飼育されています。

後楽園は広い！
まずは、お抹茶ときびだんごで一休み。
ポカポカ陽気。
春はすぐそこ。

池の隣に田んぼがあります。
古代中国の周の時代の租税法である井田(せいでん)制度の模型らしい。
高台から辺り一面を見渡して。

JRの駅に貼られている岡山観光ポスターとちょっと違うけど。

芝焼きがおこなわれて、残念な色合いですが・・
岡山城を目指して歩く。

こんな面白い渡り橋を用心深く歩いて進んで行くと・・

先に鮮やかな紅白梅の景色が見えてきた！

桜もいいけど梅の香もいいね！

道端の水仙もかわいい。

立派な竹林をくぐり抜け・・

後楽園と岡山城を結ぶ月見橋を渡ると

金色のシャチホコがゴージャス！

岡山駅に戻ってまたおしゃべり。
晴れの国 岡山はフルーツ王国です。