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はじめまして!<br /><br /> 私が海外にハマるきっかけとなったのが、グアム。<br />かれこれ10年近く前のこと、当時専門学生のわたしが友人と思いつきで計画した卒業旅行。<br />安い!近い!でも海外リゾート!の三拍子揃う初心者にはもってこいの国、ということでなんの予備知識もなくグアムを決めたのでした。<br /><br /> もともと小さい頃から家族旅行にはよく行っていたし、知らない土地で新しい景色を見たり美味しいもの食べたりと旅には色んな楽しさがあることを知っていた。なので人生初の「外国」が楽しみで楽しみで仕方なかった。<br /><br /><br /> 内定を貰った職場での研修後、慌ててその足で空港へトランクを担いで向かう。<br />グアム到着は確かAM1時か2時あたり。前日までのウキウキはどこえやら、眠くて仕方なかった。出国ゲートを出ようにも日本人の大行列で多分1時間以上待った。税関には「ぶっきらぼうにスタンプを押すグアム人職員」。中川家のネタそのもの過ぎて今となっては感動!でも当時は怖かった。sight seen?と目線も合わさず聞かれ、咄嗟にイ、イエス…!と言うのに必死だったのを覚えている。他に何か聞かれたらどうしようと緊張をしつつ、無事質問されることもなく(笑)初めてのグアムに降り立ったのでした。<br />夜中の送迎バスでホテルへ到着し翌朝に備えすぐに就寝。<br /><br /> 眠気が全然とれないまま、あっという間に朝が来てしまった。<br />朝一の送迎でフィッシュアイマリンパークでのシーウォーカーとカヌーとのプラン。<br />頭も働かずボーっとしていたが、目の前には文字通り目が覚めるような透明なエメラルドグリーンが!<br />修学旅行で沖縄には行ったけど驚くほどの曇天でグレーの海だったし、あとは汚い千葉の海しか知らなかった。未だかつてこんなに海が綺麗だってことを知らなかった!<br />青い海♪青い空♪白い雲♪そんなことを友人達と唱えながらルンルンで海に入った。<br />シーウォーカーは、空気が送られてくるヘルメットをかぶって顔を濡らすことなく海中に潜り、手すりを伝いながら魚に餌をあげるアクテビティ。<br />大勢でぞろぞろ歩くのに「わー!魚!きゃー!なまこ!」とかそんな喜びも自分のヘルメットの中だけで響いて、周りの声や音は一切しない。感動しているはずなのになぜか我に帰ってしまう瞬間があった。耳にキンキンくるうるさい私の声…そして魚にあげる餌は魚肉ソーセージ…共食い…そんなことを考えた海中散歩であった。<br /><br />カヌーに乗り換え、のんびり漕ぐ。大海原の上にプカプカ、カヌーでそのまま寝そべると海と空が逆転するもどちらも綺麗な青!アオ!蒼!あぁ、これが異国の海かグアムか、そう感じたのでした。<br /><br />そのまま帰ってホテルのプールにも入った。<br />潜って、プハーッって髪の毛をこう振り上げて上がる絵になる瞬間をおさめようと女三人互いにひたすら写真を撮り合うも、イメージのようにはいかず。友人の華麗なポロリをカメラに収めることが出来たのはいい収穫でした。<br /><br />夜はポリネシアンディナーショー。<br />よくあるセットプランのやつ、ファイヤーダンスやフラを見ながら食べるBBQ。肉が固くて噛みきれなかったのと、歯にトウモロコシが挟まったことだけは覚えている。<br /><br /> その日の夜は近くのKマートへ。<br />どでかいスーパーに感動!どれもこれもビック、カラフル、おおぉアメリカンサイズ。<br />現地でお菓子を調達して部屋で食べる。おぉ~アメリカン味。普段はコーラ飲まないのに浮かれて飲んだ。<br /> 霊感とまではいかないが、私は少し感じることがある。ホテルの部屋でアホみたいなノリでおばけごっこをした後にポルターガイスト現象まがいなことが起きて、慌てて友人達と布団かぶって怯えたのも今となってはいい思い出です。グアムが戦地だったということも頭に入れておくべきだった笑<br /><br />2日目<br />格安学割ツアーのため、この日が最終日。<br />タモン街をぶらぶら。<br />標識も絵になる、カメリアの花も可愛い、乗ったシャトルバスにもウキウキ。<br />バーガーキングの大きさも嬉しかった。<br />卑猥な木彫りの置物は目のやり場に困った、なんでこんなのがいっぱいあんだよ、と思ったけどそれもちゃんとアメリカンサイズだったことは確認した。笑<br />お土産を色々見るも、お金のない学生にはなかなか手が届かない。父に頼まれたグアムTシャツ、チョコレート、あとは当時の彼にはオバマ大統領の特大首振り人形(いらねー!)を買っていったのも良い思い出。<br /><br />夜ご飯はツアーの割引がついていた、サムギョプサルを食べた。美味しかった。グアムに来てまで、なぜ?韓国か、ここは。<br /><br />最後の出発までの時間、ホテルのプライベートビーチへ。<br />皆んなの影を写真に撮る。砂にwe love guamなんて書いてみたり、日にちを付け加えてみたり、まさしく女子旅のフィナーレらしい過ごし方をしていた。<br />そこにホテルのスタッフさんが声をかけてきた。が、おそらく「夜は危ないから気をつけなよ~」的なことを言っているようだけどよくわからない!英語の成績かろうじて3の私達は「オーケーセンキュー!リアリー?」くらいしか話せない笑。<br />なにか一生懸命伝えてくれているが理解できない、その悔しさと外国人とリアルなコミュニケーションを取っている喜びで胸がドキドキしていた。最後はなんとか気持ちを伝えたくて、今夜帰国なんだ、また必ずグアムに戻ってくるね、を中学生レベルの英語で伝えた。すると「ちゃんと君の英語伝わってるよ!必ずグアムに戻ってきてね!」と言ってくれた。<br /><br />その一言がたまらなく嬉しかった。<br />異国の異文化、普通なら会うことのない人と意思疎通ができたことへの感動。友人がいるのに、その場でウルウルしてしまった。<br />あの嬉しさは忘れない。<br /><br />この経験のおかげで、海外の楽しさ嬉しさ新鮮さ発見と感動を知ることができたのだ。もともと人が好きではあったが、世界の人と触れ合ってみたいと思った。<br />まさか、これをきっかけに海外への興味が爆発し、そのうち一人で行くほどに「旅」にハマることになろうとは。<br /><br />これが私の初海外旅行。<br /><br />ちなみに、グアム最終日チップを部屋に置いて帰るのが勿体ないというケチケチ精神を発揮し、チップの代わりに食べきれなかったキスチョコと綿棒でthanks!の文字を作って置いていったのでした。<br />おしまい。<br /><br /><br />(※実はここだけの話、つい最近人生2度目のグアムに訪れたのですが、当時何がそんなに楽しかったのかちっともわからないほどに旅慣れてしまい、複雑な思いをしたばかりなのでした。当時はあんなに感動したのに…涙)<br />得るということは失うことでもあるんだね。

はじまりの地「グアム」

25いいね!

2009/02/20 - 2009/02/23

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旅は思い立ったが吉日。

旅は思い立ったが吉日。さん

はじめまして!

私が海外にハマるきっかけとなったのが、グアム。
かれこれ10年近く前のこと、当時専門学生のわたしが友人と思いつきで計画した卒業旅行。
安い!近い!でも海外リゾート!の三拍子揃う初心者にはもってこいの国、ということでなんの予備知識もなくグアムを決めたのでした。

もともと小さい頃から家族旅行にはよく行っていたし、知らない土地で新しい景色を見たり美味しいもの食べたりと旅には色んな楽しさがあることを知っていた。なので人生初の「外国」が楽しみで楽しみで仕方なかった。


内定を貰った職場での研修後、慌ててその足で空港へトランクを担いで向かう。
グアム到着は確かAM1時か2時あたり。前日までのウキウキはどこえやら、眠くて仕方なかった。出国ゲートを出ようにも日本人の大行列で多分1時間以上待った。税関には「ぶっきらぼうにスタンプを押すグアム人職員」。中川家のネタそのもの過ぎて今となっては感動!でも当時は怖かった。sight seen?と目線も合わさず聞かれ、咄嗟にイ、イエス…!と言うのに必死だったのを覚えている。他に何か聞かれたらどうしようと緊張をしつつ、無事質問されることもなく(笑)初めてのグアムに降り立ったのでした。
夜中の送迎バスでホテルへ到着し翌朝に備えすぐに就寝。

眠気が全然とれないまま、あっという間に朝が来てしまった。
朝一の送迎でフィッシュアイマリンパークでのシーウォーカーとカヌーとのプラン。
頭も働かずボーっとしていたが、目の前には文字通り目が覚めるような透明なエメラルドグリーンが!
修学旅行で沖縄には行ったけど驚くほどの曇天でグレーの海だったし、あとは汚い千葉の海しか知らなかった。未だかつてこんなに海が綺麗だってことを知らなかった!
青い海♪青い空♪白い雲♪そんなことを友人達と唱えながらルンルンで海に入った。
シーウォーカーは、空気が送られてくるヘルメットをかぶって顔を濡らすことなく海中に潜り、手すりを伝いながら魚に餌をあげるアクテビティ。
大勢でぞろぞろ歩くのに「わー!魚!きゃー!なまこ!」とかそんな喜びも自分のヘルメットの中だけで響いて、周りの声や音は一切しない。感動しているはずなのになぜか我に帰ってしまう瞬間があった。耳にキンキンくるうるさい私の声…そして魚にあげる餌は魚肉ソーセージ…共食い…そんなことを考えた海中散歩であった。

カヌーに乗り換え、のんびり漕ぐ。大海原の上にプカプカ、カヌーでそのまま寝そべると海と空が逆転するもどちらも綺麗な青!アオ!蒼!あぁ、これが異国の海かグアムか、そう感じたのでした。

そのまま帰ってホテルのプールにも入った。
潜って、プハーッって髪の毛をこう振り上げて上がる絵になる瞬間をおさめようと女三人互いにひたすら写真を撮り合うも、イメージのようにはいかず。友人の華麗なポロリをカメラに収めることが出来たのはいい収穫でした。

夜はポリネシアンディナーショー。
よくあるセットプランのやつ、ファイヤーダンスやフラを見ながら食べるBBQ。肉が固くて噛みきれなかったのと、歯にトウモロコシが挟まったことだけは覚えている。

その日の夜は近くのKマートへ。
どでかいスーパーに感動!どれもこれもビック、カラフル、おおぉアメリカンサイズ。
現地でお菓子を調達して部屋で食べる。おぉ~アメリカン味。普段はコーラ飲まないのに浮かれて飲んだ。
霊感とまではいかないが、私は少し感じることがある。ホテルの部屋でアホみたいなノリでおばけごっこをした後にポルターガイスト現象まがいなことが起きて、慌てて友人達と布団かぶって怯えたのも今となってはいい思い出です。グアムが戦地だったということも頭に入れておくべきだった笑

2日目
格安学割ツアーのため、この日が最終日。
タモン街をぶらぶら。
標識も絵になる、カメリアの花も可愛い、乗ったシャトルバスにもウキウキ。
バーガーキングの大きさも嬉しかった。
卑猥な木彫りの置物は目のやり場に困った、なんでこんなのがいっぱいあんだよ、と思ったけどそれもちゃんとアメリカンサイズだったことは確認した。笑
お土産を色々見るも、お金のない学生にはなかなか手が届かない。父に頼まれたグアムTシャツ、チョコレート、あとは当時の彼にはオバマ大統領の特大首振り人形(いらねー!)を買っていったのも良い思い出。

夜ご飯はツアーの割引がついていた、サムギョプサルを食べた。美味しかった。グアムに来てまで、なぜ?韓国か、ここは。

最後の出発までの時間、ホテルのプライベートビーチへ。
皆んなの影を写真に撮る。砂にwe love guamなんて書いてみたり、日にちを付け加えてみたり、まさしく女子旅のフィナーレらしい過ごし方をしていた。
そこにホテルのスタッフさんが声をかけてきた。が、おそらく「夜は危ないから気をつけなよ~」的なことを言っているようだけどよくわからない!英語の成績かろうじて3の私達は「オーケーセンキュー!リアリー?」くらいしか話せない笑。
なにか一生懸命伝えてくれているが理解できない、その悔しさと外国人とリアルなコミュニケーションを取っている喜びで胸がドキドキしていた。最後はなんとか気持ちを伝えたくて、今夜帰国なんだ、また必ずグアムに戻ってくるね、を中学生レベルの英語で伝えた。すると「ちゃんと君の英語伝わってるよ!必ずグアムに戻ってきてね!」と言ってくれた。

その一言がたまらなく嬉しかった。
異国の異文化、普通なら会うことのない人と意思疎通ができたことへの感動。友人がいるのに、その場でウルウルしてしまった。
あの嬉しさは忘れない。

この経験のおかげで、海外の楽しさ嬉しさ新鮮さ発見と感動を知ることができたのだ。もともと人が好きではあったが、世界の人と触れ合ってみたいと思った。
まさか、これをきっかけに海外への興味が爆発し、そのうち一人で行くほどに「旅」にハマることになろうとは。

これが私の初海外旅行。

ちなみに、グアム最終日チップを部屋に置いて帰るのが勿体ないというケチケチ精神を発揮し、チップの代わりに食べきれなかったキスチョコと綿棒でthanks!の文字を作って置いていったのでした。
おしまい。


(※実はここだけの話、つい最近人生2度目のグアムに訪れたのですが、当時何がそんなに楽しかったのかちっともわからないほどに旅慣れてしまい、複雑な思いをしたばかりなのでした。当時はあんなに感動したのに…涙)
得るということは失うことでもあるんだね。

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  • 青い空、白い雲、ヤシの木、南国!

    青い空、白い雲、ヤシの木、南国!

  • 海の綺麗さに衝撃。

    海の綺麗さに衝撃。

  • はいベタな写真

    はいベタな写真

  • ドライバーさんEXILE好きだったなー

    ドライバーさんEXILE好きだったなー

  • スタンドバイミー流れてた

    スタンドバイミー流れてた

  • 好きでもないのに勢いで買、なぜならアメリカだから。

    好きでもないのに勢いで買、なぜならアメリカだから。

  • 南国を意識するも完全に東南アジアのおばさんと化す。

    南国を意識するも完全に東南アジアのおばさんと化す。

  • 当時はこれではしゃげるお年頃でした。

    当時はこれではしゃげるお年頃でした。

  • ただのドル札に感動。

    ただのドル札に感動。

  • 買い込んだお菓子達。あまーアメリカー

    買い込んだお菓子達。あまーアメリカー

  • グアム!って感じ

    グアム!って感じ

  • 後ろの標識を意識。歩いているだけで刺激的

    後ろの標識を意識。歩いているだけで刺激的

  • これが、アメリカンサイズ…!

    これが、アメリカンサイズ…!

  • おぉこれがアメリカンサイズ…

    おぉこれがアメリカンサイズ…

  • 椅子の大きさに喜ぶ、なにが面白い。

    椅子の大きさに喜ぶ、なにが面白い。

  • グアムでサムギョプサル

    グアムでサムギョプサル

  • 最後のチップをケチる。<br />当時はしおりを手作りしていた。

    最後のチップをケチる。
    当時はしおりを手作りしていた。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • suiさん 2019/02/20 23:13:23
    可愛すぎる♡
    はじめまして Suiと申します。

    3人のはしゃぐ姿が あまりにも可愛いくてふふふと笑顔になりました。
    ハタチ前後の若い頃は 何でも新鮮で
    楽しくてしょうがない!
    私もそんなんでした(^^)

    素敵な初海外は 旅の友
    メンバーが最高だったんですね!

    実は私も 専門学校の卒業旅行に
    友人と2人グアムへ行きました。
    それが 人生初の海外(^^)
    あまりにカブっていたので コメントさせていただきました。

    これからも楽しい旅を (^。^) ♡

    旅は思い立ったが吉日。

    旅は思い立ったが吉日。さん からの返信 2019/02/20 23:39:46
    suiさん♡
    初めまして!そしてコメントどうもありがとうございます。

    やはり、初海外はグアム!という方は多いですよね。懐かしい昔の話ですが、こうして振り返ると思い出せるほどに色濃く残っていました。

    初めてこのような場で自分の旅行記を書きましたが、
    ふふふ♫と楽しんで頂けたこと、いまとても嬉しく思っています!

    お互い、いくつになっても
    素敵な旅をしましょう!
    ありがとうございました。

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