仲良し三人娘の忘年会女子旅

2018/12/29 - 2018/12/30

１年の自分の労を、自分で労う忘年会女子旅を企画！
仲良し三人娘が冬の那須で雪と温泉、おいしいお料理を満喫した旅の記録です！
そして、人の心の温かさにも触れられたエピソードも?
雪で寒かったはずなのに、身も心も温められた最高の忘年会の様子をご覧ください。

エリア 那須(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

出発の時は晴れていたのに、この時期流石に那須は雪が降っていました。見慣れない雪にしばし、はしゃぐ私たち。でも、すぐに寒くなり、駅の待合室でお迎えの時間まで待つことに。そう、このホテルは那須塩原駅からホテルまでの送迎がついているのです。駅から車で30分ぐらいかかるので、嬉しいサービスです。予定より早く着いてしまいましたが、お迎えの車が早めに来てくださっていたので、温かい車内で出発まで待たせていただけることに。あまりにも温かくて心地良いので、ホテルに着くまでの間、車内でうたた寝の3人娘。
気がつくと、車がホテルに到着していました。寝ぼけ眼で降りると、真っ白に染まった和風の門構えが。一瞬にして気分も上がります。

ホテルの方がにこやかに番傘でお迎えしてくださいました。この時点ですでに好印象。番傘に雪がよく映えます。

ロビーでチェックイン手続き。

ウェルカムドリンクで山葡萄のジュースが頂けました。深い味わいで美味しかったです。みんなで旅の開催を記念して乾杯～

離れを通って、お部屋に向かいます。なんだか趣があります。

雪が枝に積もって、花が咲いているようでした。これが本当の雪の華でしょうか。

こちらが入口。どんなお部屋か心が踊ります。

木目調の落ち着いた室内です。ふかふかのベッドとソファがさらにまったりさせてくれます。3人の場合は、和室にお布団を敷いて頂けます。

お部屋からは、こんな雪景色が！寒いけど、これもまた乙ですね。

全室に源泉掛け流しのお風呂がついているのもポイント。ゆっくり温まりながらの雪見風呂となりました。ちなみに露天ではなくガラス窓なので、寒くありません。

待ちに待った夕食の時間です。個室で頂けるので、プライベート感満載。

前菜三種盛り合わせ
白子と無農薬野菜の冷製
トラフグの特製ポン酢とオリーブの香り
ジャガイモと鱈のブランダード

前菜からクオリティが高く、これは期待できるなぁと三人でワクワク。

栃木しゃもと高原冬野菜のコンソメスープ

しゃもがさっぱりしていて、野菜との相性も抜群。コンソメスープのほっこりする味も良かったです。

フォアグラを包んだ百合根のコロッケ　黒トリュフソース　菊芋のピュレと共に

このお宿で有名な百合根のコロッケ。二つに割ると、中からフォアグラが！フォアグラの濃厚な味がほくほくのコロッケで包まれていて、美味しかったです。

低温でじっくり仕上げたプレミアムヤシオマスのコンフィ　
南仏のタプナード風味チーズとほうれん草のエスプーマ　冬野菜のお花畑仕立て

見た目がまずフォトジェニック！沢山の種類のお野菜が食べられて、見ても食べても楽しい一品でした。

このパンが本当においしい！黒磯駅前のパン屋さんから仕入れているらしいですが、もっちもちで甘味があり、口に入れた瞬間から幸せが溢れて来ます。黒磯駅まで行けたら買って帰りたかったのですが叶わず、次は必ず買って帰ろうと思いました。

鮮魚のポワレ　弁慶米のリゾットを添えて

淡白な味で美味しかった。付け合わせのリゾットと一緒に食べると食感が楽しめます。

柚子のグラニテ

次のお肉料理に向けて、口の中もさっぱり

栃の木黒牛の低温ロースト　那須高原野菜を添えて

味付けがちょうど良く、お肉も柔らかかったです。

デザート１品目
那須御養卵のクレームキャラメル

本物の卵の殻が器になっています！

デザート２品目
林檎のタルトタタン

ほんのり苦みがあって、リンゴの甘さが引き立ちました。

美食の数々にもうお腹いっぱい、のところに来て最後にもう一品

食後の紅茶に合わせて小菓子だそうです。

全ておいしかったのに、この緑色のお菓子だけがイマイチ・・・
正体は抹茶のクッキーのようなもの。素材の味を生かしているといえば聞こえはいいのですが、甘味がまるでなく、口の中の水分を一瞬にして持っていかれる感じでした。この時だけみんな終始無言に(笑)

でも、大きな窓から一面の銀世界がゆったりと眺められ、おしゃべりにも花が咲き、とっても楽しい夜でした。

その後はお部屋に戻ってあの温泉でまったりとし、ふかふかのお布団で三人とも夢の中へ・・・

翌朝も気持ちの良い目覚め。まだ雪は降り続いていますが、早速朝食へ。

モーニングドリンク
目にも鮮やかな３種のドリンク

みんなでそれぞれ飲み比べをしながら、これがいい、あれがいいと朝からみんな元気です。

フレッシュサラダ　ホテル特製ドレッシング

しゃきしゃきの新鮮な野菜が身体に染みわたります。

栃木県産「香鶏」高原野菜とミルクのスープ

ミルクの甘さが朝の目覚めにちょうど良い

卵料理はオムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼きの３種から選べます。
私は、スクランブルエッグをチョイス。
スモークチーズと特製ハーブチキン、ベーコン、ソーセージ、高原温野菜が添えられ、粒マスタードと那須の味噌と豆乳のソースと特製トマトソースがついてきます。この味噌と豆乳のソースが絶品。

朝食のパンも夕食のと種類が変わって、これまた美味しい！

最後に朝食のデザートの定番、ヨーグルト

ジョセフィンファームのヨーグルトと季節のフルーツ

まず器が凝っていました。見た目にも美しい！味もヨーグルトが濃厚で、朝からまたまた美味しいお料理を食べてしまいました。満腹満腹。

ホテルをチェックアウトした私たち。ホテルから少し歩いたところにある那須テディベアミュージアムに行くことに。しかし雪で足元が悪いので、タクシー呼んで頂いて、向かいました。
昨夜からかなりの雪が降ったのでしょう。猫バスにも雪がかぶっています。

館内では可愛いテディベアたちが鑑賞用に展示されているのですが、ただ展示するのではなく、例えばこのように結婚式を再現しているようになっているなど、テディベアでいろいろな作品を作りあげているのです。

二階に上がると、「となりのトトロ　ぬいぐるみ展」を開催していました。

さつきちゃんに誘われるかのように「となりのトトロ」の世界へ

あら、メイちゃんまで。どこに行くの？

まず小さいトトロがお出迎え。この時点で凄い完成度。

そして、ついに主役のトトロ登場！有名なトトロ初登場シーンですね。
「あなたは誰？」
「ト・ト・ロ～～！」
という名シーンが甦りますね。
トトロの完成度が素晴らしい！

そして、なんとあの猫バスまで！実際に乗って、さつきちゃんやメイちゃんのように、前から顔を出して猫バスと写真を撮ることもできます。結構並ぶかと思ったのですが、そんなに並ばずに撮れました。

　外に出ると、傘を差したトトロが・・
それにしても雪積もり過ぎでは（笑）面白い光景に出会えました。

　観光を終えて駅に向かおうとした私たち。しかしここからが今回の旅のクライマックスでした。

　テディベアミュージアムからタクシーで那須塩原駅まで向かおうとした私たち。しかし、タクシー会社に連絡したところ、この大雪や年末の多忙もあり、タクシーを手配するのに３時間もかかるとのこと！確かに良く考えたら当然ですよね。自分の考えの甘さに呆れました。この中で３時間も待てないと考えた私たち。とりあえず先程まで宿泊していたホテルに戻り、そこで呼んでもらおうと考えました。しかし、いくら徒歩圏内とはいえ、大雪の中を歩いて戻るのは大変そう。途方に暮れていた私たちの前に女神さまのように現れたのは、あのホテルのシャトルバス。たまたまホテルのお客さんをこのミュージアムに送り届けたところだったのです。厚かましい客と思われるかもしれませんが、背に腹は代えられません。恥じを承知で私は従業員の方に声を掛けました。
　事情を話したところ、その方は快くホテルまで乗せて下さいました。そして、その車内で思いがけない言葉が・・・
「おそらく、ホテルでタクシーを呼んでも相当待ちますよ。もし良ければあと１時間後に駅に送迎に行くので、その時に一緒に乗って行きますか？時間までホテルのロビーでお待ちいただいていいですから」
なんて優しいお言葉！願ってもないその言葉に私達は本当に救われました。

　その後私たちは暖かいホテルのロビーで待たせて頂き、無事に駅まで送って頂き、家路に着くことができました。
　マニュアルに縛られず、臨機応変に心のこもった対応が出来る「四季の館那須」さんの対応に感動しました。そして恩返しも兼ねて、ぜひまた泊まりに来ると心に決めました。
　天候は雪で寒かったはずなのに心まで温かくなった最高の旅でした。

おまけ
お土産編です。

　また期間限定のLuLuLunを見つけてしまいました。

　お土産屋さんを覗いていたら、冬季限定のルルルンを発見！パッケージもブルーで雪の結晶がプリントされてて綺麗で、思わず買ってしまいました。乾燥の時季ですからお肌のお手入れはしっかりしないとね。