2018/04/13 - 2018/04/22
1552位(同エリア1994件中)
ちゃおさん
赤い砂岩で出来たレッドフォート、即ち、ラールキラー城は前回のトラピックツアーで中に入っているので、今回は入るのをやめてパスした。世界遺産だけあって入り口には各国語のオーディオサービスのヘッドフォンもあったが、前回はツアーガイドがいたので、こうした解説ツールは必要なかった。そこで「赤の広場」からはUターンして、賑やかな通りの最初の角に立っている仏教寺院へ行くことにした。
仏教はインド発祥で、ブッダガヤを中心として、その周辺には数々の仏跡があり、それ等ことごとくはお釈迦さんが生前修業し、歩み、人々を救済した場所だ。今は重要な仏教史跡になっている。自分は暫く後年まで、多分高校生位まで、インドは仏教国で、隣国パキスタンとの宗教上の争いはあるが、それはパキスタン人の信奉するイスラム教と、インド人の信奉するヒンドゥー教との争いで、そのヒンドゥーは仏教から派生したもの、仏教の流れを汲んだインド風にアレンジされたインド独特の一支流、仏教の一つの流派だろうと思っていた。
しかし後年になって、それは全く間違った理解で、インドに於ける仏教とヒンドゥーの位置関係は全く逆で、ヒンドゥーが元で、そこから派生して生まれた宗教が仏教で、仏教の祖お釈迦さんも、ヒンドゥーの神々の中に於いてはトップではなく下位に位置し、最高神ブラフマンの下にシヴァやヴィシュヌ等の数々の上位神の下にあって、云わば並び大名のような位置づけに過ぎないことが分かってきた。この国の圧倒的多数はヒンドゥー教徒で、仏教徒は僅かに1割もいない、1億人いるかどうかのレベルであると知ることになった。
それでも人口の多い国。全体人口の1割と言っても、1億人を優に超えている。それだけでも日本全体の仏教徒よりは多い信者数で、ここにある仏教寺院もなかなか立派なものだ。規模はそれ程大きくはないが、床は全面大理石が敷き詰められていて、信者は入り口で履物を脱いで、素足で歩くことになる。タイの仏教寺院も同様だが、暑い国、石の冷たい感触が足裏に気持ちよく伝わってくる。
正面の仏像は何か分からないが、阿弥陀とか大日如来かも知れない。部屋は幾つかに分かれていて、その内のどこかに仏陀像も祀られているだろう。中国の寺院だったら漢字で書いてあるので、読んで理解できるのだが、タイとかミャンマー、ベトナムの寺院だと、何が何か分からなくなる。このインドの寺でもどうゆだ。人々は熱心にお参りし、香を焚き、灌頂のようなことをし、信仰心は高い。インドに於いては少数派宗教だから、信者同士の結びつきも強いのだろう。濛々と煙の立ち込める部屋を後にして、中庭に出た。
- 旅行の満足度
- 5.0
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