アドリア海の真珠は本当に美しかったぁ～

2018/12/30 - 2019/01/06

久しぶりの旅行にウキウキ。そして、以前から憧れていたクロアチアにもわくわく。夫婦ともにまた来たい、と思わせる何かがクロアチアにはあった。今回はクリスマスマーケットを楽しみつつ、観光やグルメも楽しみました。
ドゥブロヴニク到着当日にタクシー運転手さんから夕方5時以降になるとバスがただになること、観光客の数が少ないので、観光に非常に適している、ザグレブのクリスマスマーケットは2017年に常に1位であったウィーンを抜いて世界一のクリスマスマーケットになったことを聞いた。これらはかなり価値ある情報でタクシー代を払った価値があるってもんだ、と納得の情報でした。

エリア クロアチア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 2.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

クロアチアに行くにはどこかで一旦、クロアチア航空のある空港で乗り継ぎをしないといけません。
私達はロンドン経由ドゥブロヴニクへ。

12/30　BA0008　HND/LHR　0945/1325
ロンドンでは入国するまで2時間もかかりました。

翌日ガトウィックからドゥブロヴニク入りなのでバスでヒースローからガトウィックへ移動しました。

アドリア海の上空を飛んでいたときは海の美しさに本当にため息が出ました。飛行機でドゥブロヴニク入りする方は是非とも、窓側の席をお勧めします。

ホテルを決めるときに、夫が旧市街の中のホテルはやめよう、スーツケースのタイヤが石畳で壊れるし、坂道や階段をスーツケース抱えて登るのは大変、とのことだったのですが、本当に夫の言葉を信じてよかったです。
旧市街の中と外は石畳、坂道、階段地獄でした。

ホテルはBabin Kukというバス停（終点）から停歩1分のHotel Neptune。Hotel Importanne Resortという3軒のうちの1軒でこの写真はホテルのレストランから見える景色です。
ここはバス1本で旧市街へ出られるし、ホテルも静かな場所にあり、非常に気に入りました。

そして、市内を走るRibertasというバス会社がやっていたウィンターキャンペーンは夕方5時以降終バスまではバス代無料という素晴らしいサービスをしていました！

ホテル ネプトゥン ドゥブロヴニク ホテル

12月31日にもかかわらず、あちらこちらでクリスマスツリー、クリスマスイルミネーション、クリスマスマーケットを楽しめます。

クリスマスマーケットで小腹を満たそうとソーセージ、パン、ビールで乾杯！
これで約1,000円程度でした。
気温も日中は約12～13度、早朝や日没後は5度前後くらいだったので外でビールは飲めました。

ドゥブロヴニクの街ではあちこちみかんの樹だらけ。でも甘くはないみたい（貯蔵して甘くするようで）で食べかけで捨てられたみかんを見かけました。

ドゥブロヴニクの街中には猫、ネコ、(=^・^=)
ホテルの敷地内にもいました。

旧市街の中、外、あちこちでイルミネーションが見られます。

そして、本当にびっくりしたのは日没後でも海の透明度が分かります！！！
私が「凄い！夜なのに海がきれい！透明よ！」と言っても夫は私の言葉を自分の目で海を見るまで、信じてくれませんでした。

皆さんもぜひ、日没後に海をのぞいてみてください。
日没後でも海の透明度が分かりますから！

写真は撮っていないです。ご自分の目でお確かめください。

ケーブルカーに乗ってスルジ山へ。

この山頂からは街、海、そして、裏側の山肌を望め、1991年～1995年に起きた内戦の博物館を見学することが出来ます。

足に自信のある方は登山道を使って、登ってもよいかと思います。
1～2時間ほどかかるようです。実際に昇り降りしている人たちがいました。

飛行機でドゥブロヴニク入りする人はこの山肌を見ながら、着陸することになります。

私は恐怖を感じました。
風があって、揺れたし｡｡｡

戦争展示室はケーブルカーの隣にあります。

ここを見た後にまた旧市街を歩くと、街の見方が変わると思います。
内戦は皆さんも記憶にあるかと思いますが、1991～1995年。

展示室内のカラー写真やカラー映像を見ると、本当に最近起こった戦争なんだと、痛感します。

ここはドゥブロヴニクを訪れたら、外せない場所です。

元日にツァヴタット（現地の発音だとサヴタッ）へバスで行ってみましたが、まぁ～、ガイドブックがなぜこの街にページを割かないのか理解できました。

何にもなかったです。
温暖でのんびり、たっぷり陽を浴び、お茶をし、時間を過ごして、次のバスでドゥブロヴニクへ戻りました。

アドリア海と言ったら、シーフード。
お店のお薦めはシーフードプラッターとタコサラダだったのですが、
たっぷりムール貝を食べたかったので、頂きました。

身が小さくて、かなりしょっぱかったです。。。

持っていた2冊のガイドブック、両方に紹介されていたボスニア料理、Taj Mahal。インド料理屋のような名前ですが、肉三昧のレストラン。

この写真は2人前のチンギス・ハーンプラッター。ボリュームたっぷりです。
肉々しかった。

タージマハル その他の料理

本来なら、ドゥブロヴニクから飛行機でザグレブ入りする予定でした。

天候（朝から強風が吹き荒れていた）の影響で欠航(´・ω・`)

クロアチア航空が用意していたのはバス。
延々と北上してザグレブへ。
8時間半かかりました。。。

途中、美しい海を眺めながら、休み休み、ボスニア・ヘルツェゴビナのボーダーも越え、夜10時過ぎにザグレブ到着。

休憩をする度に外寒いなぁ～と思っていましたが、ザグレブは氷点下。
ドゥブロヴニクとは差が大きすぎました。

ザグレブからはヒートテックの出番です。

ザグレブはとても楽しみにしていたのがクリスマスマーケット。
2017年は世界一のクリスマスマーケットと評価を得たのですから。

あちこちでクリスマスマーケットやってます。
お昼前からお店を出して、ランチ以降クリスマスマーケットだけで飲食できます。

市内を走るトラムもやはりウィンターキャンペーンをやっていました！
なんと、ここも週末の金曜日12時から日曜日の夜まで運賃無料というサービスをやっていて、これがクリスマスマーケットを楽しめる理由の１つでもあるのかな？
と思いました。

そして、目についたのはバーゲンセール。
50～70％オフというのが多かったように見えます。
買い物が大好きな人にはたまらないでしょうね。

泊まっていたホテルを出ると、すぐに"War belongs in a Museum"という看板を見つけました。
行ってみたら、大正解。
国際カメラマン、しかもクロアチア側のカメラマン、セルビア側のカメラマン達の写真展でした。
我々が不景気で喘いでいた頃、ここの半島の人達は命を懸けて、国を守って、血を流し、家族を失い、友人や恋人を失い、失望のどん底にいたのです。
住所；Hebrangova 4　フランス大使館の隣の建物です。

何かを感じる、何かを考える、そんな場所です。
行ってみて下さい。

この写真は聖マルコ教会。

石の門

昔は4つの門があったそうですが、現在はこの石の門のみが残っています。

4つの門は昔から市民の祈りの場所となっていて、大火災の後、この石の門の中にあった聖母子像だけが残ったそうで、現在でもここで市民は祈りをささげているそうです。

ザグレブから帰国へ。

1/5　NH6246　ZAG/MUN　1655/1800
の予定だったが、Munichが雪のため、遅延、最初は10～15分程度の遅延。
それが1時間遅れ、2時間遅れ。。。

Munichに着いた時には私達が乗るはずの飛行機が動き始めていて。。。

はい、Munich泊決定～～～！

2時間ほど待って、翌日のフライトと泊まるホテルの手配をLHに依頼して、タクシー（これもLH負担）にてホテルへ。

この日、新千歳でも同様のことが起きているのは知っていたが、航空会社？空港ビル会社が毛布配布って、どうよ！？

6日の帰国便は夜8時だったので、どうする？どうやって時間つぶす？
となって、電車とバスを使えば、ミュンヘン郊外のダッハウ強制収容所に行かれるから、行ってみようか、ということになり、雪が深々と降る中、行ってきました。
約3時間ほど、ダッハウ強制収容所を見学しました。

クロアチアだけでなく、世界のどこでも無駄な死はいらない。
平和、平和を祈ります。

久しぶりの旅行、欠航あり、遅延あり、乗り遅れありのただ座って待つだけの時間が長かったけど、何だかんだと楽しい旅でした。

またクロアチアに戻ってきたいな☆彡