アジュルン小旅行（ヨルダン）

2019/01/02 - 2019/01/03

ヨルダン北部にある農村「アジュルン」に行ってきました。
ヨルダンといえば南部のペトラ遺跡がよく知られていて、砂漠と遊牧民のイメージが強いのですが、アジュルンは常に緑に囲まれた農民の村なのです。


ヨルダンには3年前に来たことがあったのですがアジュルンは今回が初めて。
アンマンのクイーンアリア空港に到着後、即アジュルンを目指してバスに乗りました。
行き方は以下（2019年1月2日現在）：
・空港バス（黄色と白が目印）3.3 JOD　→　終点のムジャンマ・シャマーリー（『地球の歩き方』の表記に依る。現地人はムジャンマアッシャマールって感じに言う人が多い）へ
・アジュルン行きのマイクロバスに乗り換え　1.15 JOD　→　アジュルンのバスターミナルに到着（2時間くらい）


※空港からムジャンマ・シャマーリーまでの道のりは混雑していてかなり時間がかかります。時間に余裕をもって行動しましょう！
※ムジャンマ・シャマーリーで空港バスを待ちうけているタクシー運転手は100%が悪質と思った方がいいです。乗りたいバスを言っても「そのバスは無い（今日はもう終わった）」などと平気でウソをつきます。乗りたいバスがあるかどうかは、バスが集まっているエリアまで歩き、必ずバスの運転手に聞いてください。金曜と土曜は休日なので気を付けたほうがいいですが、僕が行った水曜日は午後4時くらいでもバスが出ていました。


前置きが長くなりましたが、以下写真と動画です。

エリア アジュルン(ヨルダン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

お昼のアジュルンのバスターミナルはこんな感じです。
僕が実際に到着したときは午後7時ちょっと前ぐらいだったのですが、田舎の午後7時は深夜のようにひっそりとしていてひと気が少なかったです。

ここからタクシーに乗ってアジュルン・ホテルまで行きました。（そんなに距離はないのでお昼であれば歩いて行きましたが…）
ここで捕まえたタクシーの運転手さんは幸いにも（？）いい人で、ぼられることもなく、メーターで0.65 JODでした。
でもほんとはこの町ではタクシーメーターは使わないんだそうです。「あなたはゲストだから今回だけね」と言われました。優しい！

朝食は質素ですが、アラブの普段の朝食っぽい感じがします。
パンのお供でアラブらしいのはタヒーネ（ピーナッツバターみたいで甘くておいしいです）くらいで、あとはジャムとチーズ3種類。

https://youtu.be/dxyUc-MVwPA
こちらはホテルの部屋からの眺め。良い部屋だと窓からアジュルン城が見えて最高の眺めです。朝のアジュルンは鳥のさえずりが聞こえてとても気持ちが良いです。
目の前に広がるオリーブ畑も見ていて心が安らぎます。


それではいよいよお城へ向かいます。
アジュルン・ホテルからは歩いて15分くらいです。非常に立地の良いホテルです。

それではお城の中に入ってみましょう。
次の動画は、お城の入り口付近からお城に入ってウロウロするところを撮影したタイムラプス映像です。
https://youtu.be/8LuCZHFbzJI

外を覗くところが狭まっている窓。ここから毒矢を放ったそうです。植物や蛇の毒をブレンドして作っていたようです。

アジュルンの人々は昔から高い治水技術を持っていたそうです。城のところどころに、その痕跡を見ることができます。

お城の中をもっと歩いてみます。動画はお城のいいところをバッチリ録画しているのでネタバレを避けたい方は飛ばしてしまった方がいいかもしれません。
https://youtu.be/igXj_u1-6YY

アジュルン城の中はよく保存され、手入れされています。サラーフ・アッ＝ディーンが12世紀後半に造って以来何世紀もの間、歴史的に意味のある建造物だったこのお城が、ヨルダンにとって重要な観光資源の1つであることがうかがえます。

お城の頂上にきました。
城の頂上からはとてものどかな農村風景を一望できます。

周りを見渡すと、ここ周辺で最も高い山であることがわかります。お城を建てるにはもってこいの場所ですね。


https://youtu.be/BTwomsLvgIs
お城の頂上から録った動画です。本当にいい眺めです。

記念に旅のお供のどせいさんとも一緒に撮りました。
ぽえーん。

以上で旅行記はおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました！