航空各社が元旦の早朝にご来光を機内から眺める「初日の出フライト」を行ってますが、ちょっと気軽に乗れる金額ではありません。<br /><br />ここ数年、初日の出を羽田空港で見ているのですが、その際に日の出時間に合わせて出発する定期便に乗れば初日の出が見られるのでは？と思い、時間的に良さそうで運賃が安く、機体左側の窓側が確保できる便を調べ、羽田/神戸NH411便を昨年の9月に旅割75で航空券を購入しておきました。<br /><br />どうせ元旦なので大阪に行ってもすることが無いし、午前中の便なら7150円だったので、帰りは伊丹からJAL112で帰ってくるとんぼ返り行程として「定期便de初日の出」を試してみることにしました。<br /><br />さて定期便から初日の出が見られるか？

定期便de初日の出フライト

9いいね！

2019/01/01 - 2019/01/01

313位(同エリア809件中)

エリア

伊丹空港・豊中(大阪)

旅行の満足度: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: JALグループ ANAグループ私鉄

旅行の手配内容: 個別手配

1月1日に限って始発電車でない始発電車に乗って浜松町へ向かいました。JRの改札を出てモノレールの自動券売機で1日乗車券購入してホーム行くと元旦で空いているかと思ってましたが、結構混んでいていました。
羽田空港の第二ターミナルには搭乗便の出発50分に到着しました。
出発ロビーの自動チェックイン機で搭乗券を発券してラウンジに立ち寄ります。一応、スタアラゴールドステータス持ちなんですが、マイルはANAに加算させているのでPNR上ではステータスが反映されてないので搭乗券はZONE3なんですよね。
ゲートは67Aなのでちょっと遠いので早めにラウンジを出てゲートに向かいます。途中の売店で朝食用のカツサンドを買おうと思ったのですがレジが長蛇の列だったので諦めてゲートへ。

丁度優先搭乗が始まったところで直ぐにZONE2の搭乗となりました。
SA*Gの威力？で早々に機内に入り、26Aに着席します。今日は満席とアナウンスがあり、遅れませんようにと祈りながらドアクローズを待つと、幸いなことに6:25に搭乗完了してドアクローズとなり、6:29にはプッシュバックが始まり定刻出発しました。
東側の空が明るくなる中RWY05に向けてタキシングします。

そうそう新しくなったANAのセーフティービデオはなかなかの出来きですネ。日の出の方向には雲があり、これは地上からのご来光は厳しそうな感じです。

先行機が離陸していき、NH411も6:46にRWY05から離陸し直ぐに右旋回して雲の中に入ります。
そろそろ東京での日の出時刻です
6:50頃、木更津沖の7000Ftで雲海から初日の出が拝めました。
想定していた場所から少しずれていたので機体後方からのご来光となってしまいましたが、雲海の中からの初日の出と言うなかなか幻想的？なご来光を拝めました。

でも窓が二重なので機内からの撮影は難しいですね。
機長からのアナウンスでFLTLvは220で間もなく富士山上空を通過するとのことでした。
厚木上空から山梨方向へ飛行して、7:00頃に富士山の上空を通過しました。できれば初日の出と富士山を絡めたかったのですが場所的に厳しかったですね。

羽田をNH411より10分早く出る伊丹行のNH985便の方が時間的には良かったのですが、富士山もみたいなと山梨上空を通過するNH411を選んだのです。伊丹行だと海側を通るので日の出側のA席からは富士山は見えませんからね
NH411は富士山を通過し南アルプス～名古屋北部～比叡山上空を通過します。

機内サービスのコヒーを飲んでいるとディセンドが始まり、神戸空港へディセンドしていくと太陽が真横になり高度が低くなったのでいい感じで撮影出来ました。
明石市上空から明石大橋を眺めながら神戸空港へ向かいます。
FlightRadaerで確認した今回のNH411便の飛行ルートです。

播磨海岸を見ながらRWY09に7:44に着陸し、フライトタイムは58分でした。

4番ゲートには7:46にスポットイン。2019年ファースト・フライトが終了しました。
到着ロビーから2階に上がってポートライナーの駅に向かい、神戸空港駅8:00発のポートライナーに乗車して三宮へ向かいます。
三宮駅から阪急電車で伊丹空港へ向かいます。8:30発の特急梅田行に乗車するので神戸滞在は45分です(笑)
十三で宝塚線に乗換えです。
やって来た急行宝塚行はラッピングトレイン「宝夢」でした。
さすが阪急、車内は宝塚の「ベルサイユのばら」の吊り広告でした。まあ阪急らしいと言えばらしいですね。
蛍池で大阪モノレールに乗換え大阪・伊丹空港へ向かいます。モノレールが開通したお陰で。伊丹空港への移動が便利にはなりましたが一駅200円はちょっと高いですよね。
展望デッキに上がって軽くスポッティングしてから保安検査場へ進みます。
伊丹空港に一昨年導入された最新型の保安検査「Smart Lane」に案内されて検査を受けましたが、うーん今までの検査装置の方が早いような・・・気がしました。

既に10時を過ぎているので、18番ゲートに向かうとJA601Aがスタイバイしており搭乗を待っていました。
優先搭乗が始まりましたが、いつもならステータス持ちの人が一般人より多いと比喩される大阪便ですが、今日はお正月とあってビジネス利用が少ないようで直ぐに優先搭乗が終わり、後方座席の一般搭乗となりました。
帰省客で満席ということでしたが、搭乗もスムーズに進み10:28にドアクローズし、10:31にはプッシュバックが始まりRWY32Lへ向かいます。

騒音防止の為RWYエンドまで行かずW2から34Lに入って離陸を開始し10:46にエアボーンしました。

離陸時の様子はこちら
https://youtu.be/AAiwNkpfgMk
出発前にフライトタイムは45分と報告されていましたので、サインオフすると直ぐに機内サービスの準備が始まりました。ほぼ満席の機内なのでサービスが出来るのかなとちょっと心配してしまいます。

京都の町並みを見ながら、奈良～津～中部空港～浜松上空を通過して行く三保沖から富士山がくっきり見えます。

空気が澄んでいるからか、かなり遠くの山まで見渡すことが出来き駿河湾から富士山から浅間山や白根山などの甲信越の山まで見渡せます。

ちなみにこの頃に機内サービスのドリンクを頂くことことが出来ました。
駿河湾を横断して伊豆半島の南部から伊豆大島と進みます。
午前中に東京行の便に乗る機会なんて無いからこういう風景を昼間に見るとちょっと興奮しちゃいます。

三原山の噴火口跡を上空から眺め、洲崎沖を通過し鴨川からILS RWY34Lアプローチコースに入ります。

富士山は見えることは見えるのですが、場所的に主翼が邪魔してよく見え無く、徐々に雲が出てきて見えづらくなってきたの残念です。

木更津の製鉄所を眺めながら東京湾を横断してRWY34Lに滑るように11:30にランディングしました。
16番ゲートに11:35にスポットインして定刻到着となりました。
明るい時間に羽田行に搭乗するのも楽しいものですね。

着陸時の様子はこちら
https://youtu.be/4mropoF5Fkk
FlightRadaerで確認した今回のJAL112便の飛行ルートです。
第1ターミナルの到着したので、そのまま航空神社で初詣を済まします。
後は帰るだけですが、折角1日乗車券「沿線お散歩１ｄａｙパス」を買ったのですからもったいない？気がして国際線ターミナルに寄り道することにしました。

単純にモノレールで浜松町から羽田空港を往復すると980円掛かるところ700円だから充分モトは取っているんですけどね。
1時間ほど国際線ターミナルの展望デッキでスポッティングを楽しみます。
国際線ターミナル駅から空港快速で浜松町まで戻り、JRで最寄り駅まで移動して今回の旅は終了となりました。

機内から初日の出を見るとミッションがクリア出来て良かったです。