2018/10/15 - 2018/10/15
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酒飲む旅人さん
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今年7月にリニューアルした水木しげるロードに行ってきました。10数年前に一度行ったことがあるのですが、子供のころゲゲゲの鬼太郎と水木しげる先生の妖怪入門シリーズという本が大好きだったので、今回もどっぷりと妖怪の世界に浸かってみてました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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前夜に夜行バスを使って米子市内へ。
米子駅に着いたのが朝の4時35分くらい。まだ真っ暗でした。
始発までしばらく駅前を散策しました。さすがに時間が時間だけに町そのものが寝静まっている感じでした。前にも一度来たことがありますが、出張してくる人が多いのか格安のビジネスホテルが多くて、居酒屋がとても多い町という印象でした。 -
米子から境港までJR境線を使って移動します。水木しげるロードのある境港市に行く境線の列車は0(れい=霊)番ホームから出ています。駄洒落ですね。
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階段にねずみ男の絵が。
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境線はすべての駅に妖怪の名前が振られています。米子駅はねずみ男駅。
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駅なのに妖怪の像があったり、全国の妖怪分布図があったり、日常的なものなのに非日常なものがあふれてて不思議な空間でした。
残念ながら、列車は鬼太郎列車ではありませんでした。 -
40分少々で終点の境港駅へ。ここは鬼太郎駅。
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日本の妖怪分布が駅の中にあります。
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駅舎の床にも鬼太郎の絵が。
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猫娘。
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至る所鬼太郎だらけ。
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駅の天井にも。
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駅の天井には灯台のオブジェ。今では妖怪の町ですが、かつては日本中どこにでもある典型的な港町だったのでしょう。
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駅前には水木しげる先生が執筆している像が。
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ポストの上に鬼太郎。
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街灯は目玉のおやじ。
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河童の三平の像。ドラマやアニメにもなった作品ですが、意外と知らない方が多いのでは。僕もあまり知らないのですが。
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駅のロータリーには「世界妖怪会議」の様子が。
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吸血鬼エリート。鬼太郎の初期の漫画に出てきた覚えがあります。
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これは南米とかオセアニアとか南半球の妖怪ですかね。
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バックベアード。鬼太郎の妖怪大戦争に西洋妖怪の大将として登場したので、結構有名じゃないかと思います。。
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悪魔くんのイラスト。メフィストの呪文が不気味。
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こちらは鬼太郎。バックベアードの笑い声が怖い。
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水木しげるロードには現在、177体の妖怪の像が飾られています。
こちらは死神。アニメの2作目では準レギュラーの悪役でした。死神は人間の魂を納めるノルマがあると、サラリーマンの悲哀を感じさせられるキャラクターでした。 -
大海獣。鬼太郎が大海獣の血を注射されて、大海獣になってしまうお話でした。
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鬼太郎が大海獣へと変貌していく姿が段階を追って像になっています。
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うぶめ。妊娠中に亡くなった女性が妖怪化したものだそうです。見た目はかわいいですが、赤ちゃんをさらってしまうえげつない妖怪です。出自からしてその行動は理解はできますが。
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だるま。鬼太郎に何度か出てきた妖怪です。お腹からたくさん子ダルマが出てきたんじゃなかったかな。
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テレビくん。テレビから出てくるキャラクターらしいです。リングの貞子の子供版という気がしないでもないです。
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サラリーマンの山田さん。妖怪ではないですが、水木作品には欠かせないキャラクターですね。
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フシーギくんというキャラクターらしいです。手足が伸び縮みするようで、怪物くんやワンピースを思い出しますね。
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悪魔くんに出てくるメフィストの子供の方。
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こちらは悪魔くん。ドラマ化、アニメ化された鬼太郎に次に有名な水木作品だと思います。90年代にやってたアニメ化はちょっと見た覚えがあります。12使徒とか出てきてたような。
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原作版の悪魔くんと先代メフィスト。
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ねずみ男。やたらとバカでかい。
前に来た時、すべての像が等身大(妖怪の等身大というのもおかしな表現ですが)だと思ってたら、ほとんどが小さかったのでちょっと拍子抜けした覚えがあります。よく考えたら、全部等身大で作ったらお金がかかりすぎるし夜怖いですよね。 -
つるべ落とし。大きな顔が上から落ちてくるという妖怪です。
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ゲゲゲの鬼太郎でおなじみの砂かけ婆。通行人に砂をかけるだけのたわいのない妖怪です。妖怪というより、迷惑行為をするおばあさんな気もします。
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妖怪以外の神話に出てくる怪物なども紹介されています。これはヤマタノオロチ。
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濡れ女。蛇の姿をした女の妖怪です。見た目がグロテスクすぎますね。
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小豆とぎ。川辺で小豆を研ぐ音をさあせて人々を怖がらせるらしい。
「小豆とごうか人取って食おうか」と歌いながら研ぐそうです。 -
橋の欄干に座る鬼太郎。
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こちらは橋の欄干に寝そべるねずみ男。
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水木しげる夫妻の像。朝の連続テレビ小説になりましたね。
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カニ男。鬼太郎のアニメ3作目のエンディング曲に出てきて、不気味だと話題になった覚えがありますが本編には出てこなかったような。
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髪切り。その名の通り、人の髪を切る妖怪です。昔は貧しい家の女が自分の髪を売って生計を立てていたので、切られた髪の怨念が妖怪化したとかそういう言い伝えだったような気がします。
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鬼太郎でおなじみの一反木綿。
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豆腐小僧。こいつだけ有名なキャラクターでもないのにやたらとでかかった。豆腐屋さんが宣伝のためにお金を出したんでしょうか?
旅人に豆腐を食べさせようと勧めるが、食べると体にカビが生えるという、見た目の可愛さとは裏腹に迷惑な妖怪です。 -
すねこすり。その名の通り、人間のすねをこする妖怪ですが、妖怪じゃなく単なる小動物じゃ中という気もします。
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べとべとさん。シンプルなつくりの妖怪です。
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がしゃどくろ。これは怖い。
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朱の盤。鬼太郎アニメの3作目ではコミカルな悪訳として準レギュラーでした。
でも、実際の伝承では人を食べてしまうとか驚かしてショック死させるとか恐ろしい話も伝わっていたようです。 -
呼子。やまびこともいう。
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猫娘。鬼太郎でおなじみのキャラですが、アニメでは回を重ねるごとに美少女化しているようです。本来はこんな怖い顔をした猫の妖怪です。
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海坊主。像にするとかわいいですが、巨大で船を沈めてしまう恐ろしい妖怪です。
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牛鬼。「石見の牛鬼」となぜか地名入りで紹介されていました。人を襲ったり船を沈める凶悪な妖怪だそうです。
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塗り壁。鬼太郎でおなじみですね。漫画では敵妖怪を左官のこてで自分の体に塗りこだりしていましたが、伝承では通行人を通れないようにとうせんぼする妖怪です。しばらく休憩していれば消えてしまうそうです。
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手長足長。腕が長い妖怪と足が長い妖怪が2人1組で現れる。彼らが現れれると海が荒れるそうです。
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輪入道。実写映画版の鬼太郎では西田敏行さんが演じていました。アニメでは息を吹きかけたものをすべてダイヤモンドに変えてしまうダイヤ妖怪という設定でした。
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たんころりん。古い柿の実が妖怪化したものです。顔が怖いですね。
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ぬっぺらぼう。死肉のにおいがするという不気味な妖怪です。実写映画の「妖怪大戦争」では主要なキャラクターだったと思います。
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化け草履。コミカルに見えて結構グロテスク。
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二口女。後頭部にも口がある。「飯食わぬ女房」っていう童話に、同じような妖怪?が出てきましたね。
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傘化け。昔からポピュラーな妖怪です。アニメの鬼太郎では、目から光線出したり傘を開いてくるくる回りながら空を飛んだり、回転したままカッターみたいに敵を切り裂こうとしていました。
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あかなめ。風呂場で垢をなめるという、とっても汚い妖怪です。
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瀬戸大将。全身が瀬戸物でできているようです。
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枕返し。寝ている人の枕をひっくり返す妖怪。妖怪の中には人を殺したり大きな事故を起こす者もいるが、たいていは軽犯罪とか迷惑行為程度の者が多いようです。
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ろくろ首。これも有名な妖怪ですね。
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泥田坊。田んぼを失った農家の無念が妖怪化したものだったと思います。「田を返せ!」と叫ぶとか。鬼太郎アニメの2作目の最初の敵でした。
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子泣き爺。鬼太郎でおなじみの妖怪ですが、伝承では捨てられた赤ちゃんのふりをして旅人の抱き着き、石のように重くなって命を奪ってしまうという恐ろしい妖怪です。
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油すまし。昔あった「妖怪百物語」「妖怪大戦争」などの特撮映画では中心的な存在の妖怪でした。
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のっぺらぼう。顔に何もない有名な妖怪ですが、水木作品ののっぺらぼうは口だけはあります。そして、人魂の天ぷらを食べさせた相手の顔を奪い取るという超能力?があります。
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口裂け女。これは妖怪と言えるのか???
僕が子供のころ、口裂け女が出ると言われてたのは松阪城址でした。 -
見上げ入道。見上げるとどんどん大きくなる妖怪です。四日市のお祭りには見上げ入道そっくりの神輿が出ます。
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シーサー。言わずと知れた沖縄の守り神です。まだ沖縄には行ったことがないのですが、至る所にシーサーがいるとか。
妖怪とはちょっと違う気がしますが・・・・鬼太郎の漫画の後期の作品では味方キャラとして登場していました。 -
こちらは北海道の妖精コロボックル。アイヌ語で「小さい人」という意味だそうです。
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手の目。アニメでは掌の目から光線出してました。
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こっちは沖縄のキジムナー。
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真打に鬼太郎と、
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目玉のおやじ。鬼太郎は妊娠中に亡くなったお母さんの死体から産まれ、すでに病死していたお父さんの目玉だけがわが子を助けるためによみがえったというものですが・・・・・「お化けは死なない~病気も何にもない」っていう主題歌との矛盾を感じます。(笑)
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177体全部は紹介できませんでしたが(全部写真に撮ったかどうかも覚えていませんが)印象的な妖怪だけでもかなりの数に上りました。
他にも妖怪スポットは色々あります。河童の泉。 -
水辺の妖怪たちと、泳ぐねずみ男。
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鬼太郎の小便小僧。
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妖怪茶屋。公園のようですが、カフェと土産物売り場、スマートボールなどの遊戯施設もありました。鬼太郎の家が原寸大?で再現されていました。中に入れるのは身長120センチ以下のお子様だけということで、泣く泣く断念。(笑)
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一反木綿の滑り台?
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カフェの前のがしゃどくろが大きすぎて怖い。
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公衆電話も鬼太郎の家仕様。
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造り酒屋の看板に目玉のおやじ。一升瓶持った姿にやさぐれ感があります。(笑)
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商店街のほとんどの店は鬼太郎や妖怪関連のグッズ、土産物などを扱っていました。かつてはどこにでもある地方の港町の商店街であったろうと思いますが、ここに至るまでにはいろんなことがあったのかもしれません。
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妖怪神社の巨大目玉おやじ。
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現在放送中(かな?)のテレビアニメの鬼太郎の看板。今年で初のアニメ化から50周年なのだそうです。
僕は再放送で1作目と2作目を見てました。2作目は特に何回も再放送したので、そのたびに見てました。シリーズを重ねるごとに絵柄がいわゆる萌えアニメ化来たように思います。我々の世代からは違和感がありますが、今の子供たちが喜んでいればそれでよいのでしょう。 -
水木しげる記念館。水木先生の生い立ちや作品の数々に関する資料がメイン。
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撮影できるエリアが限られてますが、妖怪のジオラマは撮影できます。
塗り壁、大きいですね。突然目の前に立ちふさがるが、しばらくその場で休んでいると消えてしまうそうです。 -
白うねり。古い雑巾などの布切れが妖怪化したもので、ものすごい悪臭を伴って人の顔にへばりついたりするようです。
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おとろし。おどろおどろとも言う。神社の鳥居の上にいて、不心得な人が来ると上から落ちてきて命を奪うこともあるそうです。
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小豆はかり。
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あかなめ。
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べとべとさん。
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水虎。河童の仲間だそうです。
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見上げ入道。ここの妖怪ジオラマは本当によくできていて迫力満点です。小さなお子さんの中には、泣き出してしまう子もいました。
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水木しげる記念館を後にして、そろそろ帰路に着くころです。
史の巡回バスにも水木ワールド。鬼太郎や悪魔くんじゃなく、サラリーマン山田さんというところが悲哀を感じます。 -
昼食は海鮮丼にしようと決めていました。地元の漁業組合と取引しているという和食のお店のランチメニュー。もちろん美味しかったです。
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しかし、帰りの列車に少し間があったので、駅前の回転すし屋にも寄ってちょい飲みしました。
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帰りは鬼太郎列車に乗ることが出来ました。5種類あるうちの目玉おやじ列車。
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シートにも目玉のおやじが。
ガンダムバーや特撮ヒーローバーというのには行ったことがあるのですが、妖怪バーって聞いたことないから老後は妖怪バーを開こうかなとか。まあ実現性のない妄想ですが。(笑)
夜間はライトアップしてるそうですので、今度は夜に来てみたいですね。
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