3時頃、ようやく雨がマシになって来たので、再度出掛ける。バス、実はバスと云っても実際に走ってるのは9人乗りくらいのワンボックスで、「Public Bus」ってサインを出してるやつと云うのを待機している間に調べて分かったので、今度はすんなり乗れる。確かにそんな車はたくさん走ってたわ。走り出すとすぐに雨は上がる。そのうち路面が濡れてる気配もなくなる。あのスコールってすごく極小的だったのか・・・う～ん、それならシュノーケリング出来たのではとも思うが、どうしようもない。15分ほどでタートル・センター到着。バス代はUS$5払うとケイマン$2をお釣りにくれてこれで帰りOKと。確かにそうだった。ケイマン$が1.2倍くらい高いのでややこしい。<br /><br />タートル・センター(Cayman Turtle Centre)はグランド・ケイマン島の北西部の海岸沿いにあり、首都ジョージ・タウン(George Town)の中心から車で約20分。別名タートル・ファーム(Turtle Farm)とも云い、文字通り亀、ウミガメの牧場。いろいろな種類のウミガメが飼育されており、触れ合うことが出来る。園内にはウミガメだけでなく、イグアナや鰐などもいる。また、隣接するプールでウミガメと泳ぐこともできる。島の紹介で書いたが、この島にはもともとウミガメがたくさんおり、17世紀から18世紀に掛けてカリブ海を航行する船の食料としての基地となった。しかし、乱獲によりウミガメの数はどんどん減っていった。そして20世紀に入り、1968年、アメリカとイギリスの投資家グループにより、食肉用のウミガメを飼育するためにこのセンターが設立された。しかし、この時代からウミガメの保護が進んだため、75年に倒産。その後、ドイツの投資家グループを経て、83年にケイマン諸島政府が購入。ウミガメ以外の動物を増やしたり、アトラクション施設を作ったりして、毎年50万人以上の来場者を迎えるこの島随一の観光スポットとなった。01年のハリケーンで大きな被害を受け、内陸部に移転し、現在の敷地面積は23エーカーある。アトラクションを含めた入場料はUS$45とかなり高い。私はアトラクション抜きのコースにしたが、それでもUS$18。う～ん、やっぱこの国は物価、高い・・・関係ない話だが、子亀プールのところにいた係員2人と話をしていたら、男性係員はネパール人で、片言の日本語をしゃべれる人。日本にも行ったことあるのこと。女性係員はジャマイカ人で出身が私の職場の近くとかで驚いた。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2349559591780718&type=1&l=f1a77aaaeb<br /><br />1時間余り亀園にいて、近くにもう1か所見どころがあるので、歩いて移動。最初、道順を間違って5分ちょっと無駄に歩く。歩きだす前にまずはGoogle Mapで確かめるべきだったといつも反省するのだが、なかなか身に付かない。気を取り直して歩き直し、暑い中、20分ほどで到着したところはなんと「地獄」。先端が尖った黒い石灰岩がサッカーコートくらいの広さに一面に並ぶ不思議な景色の場所で、その名はずばり、ヘル(Hell)と呼ばれている。見た目が地獄のようだと云うことから来ているらしいが、小石を投げ入れると岩の間を落ちていく音がまるで小石が地獄まで落ちていくように聞こえると云うことから名付けられたと云う説もある。中には入れない(入りたくもない)が、確かにこれまで見たことがないような異様な光景だった。入場料はなしで、自由に見られる。入口にある土産物屋でTシャツと絵葉書を購入。夕方5時前だったので、まだ郵便局も開いており、土産物屋のおばさまに、まずは切手を買っておいでのアドバイスに従って、清算前に郵便局へ行き、日本へのエアメールの料金を聞き、ケイマン$0.30の切手を購入(US$1札出したら、お釣りがケイマン$0.50)。土産物屋に戻るとペンまで貸してくれた。親切なおばさまやった。特に書くことはないけど、地獄からの便りだよってことで、日本の自宅に送る。ペルー、ナスカの郵便局で出して以来10ヶ月行方不明になってる絵葉書と違い、10日ほどで無事到着していた。地獄からの便り、ありがとうって云われても・・・<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2349568051779872&type=1&l=58e2055d8b<br /><br /><br />その3へ続く

ケイマン諸島その2 タートル・センター＆ヘル(Cayman Turtle Centre & Hell, Cayman Islands)

2いいね！

2018/09/13 - 2018/09/13

58位(同エリア60件中)

ちふゆさん

ちふゆさんTOP
旅行記763冊
クチコミ0件
Q＆A回答0件
207,844アクセス
フォロワー9人

3時頃、ようやく雨がマシになって来たので、再度出掛ける。バス、実はバスと云っても実際に走ってるのは9人乗りくらいのワンボックスで、「Public Bus」ってサインを出してるやつと云うのを待機している間に調べて分かったので、今度はすんなり乗れる。確かにそんな車はたくさん走ってたわ。走り出すとすぐに雨は上がる。そのうち路面が濡れてる気配もなくなる。あのスコールってすごく極小的だったのか・・・う～ん、それならシュノーケリング出来たのではとも思うが、どうしようもない。15分ほどでタートル・センター到着。バス代はUS$5払うとケイマン$2をお釣りにくれてこれで帰りOKと。確かにそうだった。ケイマン$が1.2倍くらい高いのでややこしい。

タートル・センター(Cayman Turtle Centre)はグランド・ケイマン島の北西部の海岸沿いにあり、首都ジョージ・タウン(George Town)の中心から車で約20分。別名タートル・ファーム(Turtle Farm)とも云い、文字通り亀、ウミガメの牧場。いろいろな種類のウミガメが飼育されており、触れ合うことが出来る。園内にはウミガメだけでなく、イグアナや鰐などもいる。また、隣接するプールでウミガメと泳ぐこともできる。島の紹介で書いたが、この島にはもともとウミガメがたくさんおり、17世紀から18世紀に掛けてカリブ海を航行する船の食料としての基地となった。しかし、乱獲によりウミガメの数はどんどん減っていった。そして20世紀に入り、1968年、アメリカとイギリスの投資家グループにより、食肉用のウミガメを飼育するためにこのセンターが設立された。しかし、この時代からウミガメの保護が進んだため、75年に倒産。その後、ドイツの投資家グループを経て、83年にケイマン諸島政府が購入。ウミガメ以外の動物を増やしたり、アトラクション施設を作ったりして、毎年50万人以上の来場者を迎えるこの島随一の観光スポットとなった。01年のハリケーンで大きな被害を受け、内陸部に移転し、現在の敷地面積は23エーカーある。アトラクションを含めた入場料はUS$45とかなり高い。私はアトラクション抜きのコースにしたが、それでもUS$18。う～ん、やっぱこの国は物価、高い・・・関係ない話だが、子亀プールのところにいた係員2人と話をしていたら、男性係員はネパール人で、片言の日本語をしゃべれる人。日本にも行ったことあるのこと。女性係員はジャマイカ人で出身が私の職場の近くとかで驚いた。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2349559591780718&type=1&l=f1a77aaaeb

1時間余り亀園にいて、近くにもう1か所見どころがあるので、歩いて移動。最初、道順を間違って5分ちょっと無駄に歩く。歩きだす前にまずはGoogle Mapで確かめるべきだったといつも反省するのだが、なかなか身に付かない。気を取り直して歩き直し、暑い中、20分ほどで到着したところはなんと「地獄」。先端が尖った黒い石灰岩がサッカーコートくらいの広さに一面に並ぶ不思議な景色の場所で、その名はずばり、ヘル(Hell)と呼ばれている。見た目が地獄のようだと云うことから来ているらしいが、小石を投げ入れると岩の間を落ちていく音がまるで小石が地獄まで落ちていくように聞こえると云うことから名付けられたと云う説もある。中には入れない(入りたくもない)が、確かにこれまで見たことがないような異様な光景だった。入場料はなしで、自由に見られる。入口にある土産物屋でTシャツと絵葉書を購入。夕方5時前だったので、まだ郵便局も開いており、土産物屋のおばさまに、まずは切手を買っておいでのアドバイスに従って、清算前に郵便局へ行き、日本へのエアメールの料金を聞き、ケイマン$0.30の切手を購入(US$1札出したら、お釣りがケイマン$0.50)。土産物屋に戻るとペンまで貸してくれた。親切なおばさまやった。特に書くことはないけど、地獄からの便りだよってことで、日本の自宅に送る。ペルー、ナスカの郵便局で出して以来10ヶ月行方不明になってる絵葉書と違い、10日ほどで無事到着していた。地獄からの便り、ありがとうって云われても・・・
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2349568051779872&type=1&l=58e2055d8b

その3へ続く