コスタファボローザde北欧フィヨルドクルーズ旅行(6) デンマーク：オーフスの街歩き

2018/08/08 - 2018/08/08

2018年夏の家族旅行。
勤続１５年で獲得した3週間のリフレッシュ休暇をほぼ全て旅行に費やしました。
旅は3章建てで、

第1章：イギリス
第2章：北欧フィヨルドクルーズ
第3章：南仏
となってます。

クルーズの日程は下記の通り。

1日目：デンマークの首都　コペンハーゲンから乗船
2日目：終日航海
3日目：ノルウェー　ヘルシルト＆ガイランゲル　フィヨルド
4日目：ノルウェー　ベルゲン
5日目：ノルウェー　クリスチャンサン
★　6日目：デンマーク　オーフス　←ここ！
7日目：ドイツ　ヴァルネミュンデ
8日目：コペンハーゲンで下船

（1）、（２）と、写真やエピソードがちょっとかぶるかもしれませんが、お許しを・・・。

エリア オーフス(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

クルーズ６日目。
だいぶクルーズライフにこなれて来たら、もう旅の終わりが近づき始めていた。

ノルウェーの旅を終了し、今日はデンマーク第二の都市、「オーフス」に寄港する。
「オーフス」はこのクルーズで寄港するという事で初めて知った街だ。
コペンハーゲンとは海を隔ているし、なかなか気合がないと陸路でこの街に来る機会はないように思う。

案の定、るるぶやマップルみたいな旅行雑誌にもオーフスの事は書かれていないし、ネットで情報を集めるしかない。
この街は、かなり規模の大きな現代美術館があるというのを発見し、私のテンションは上がる！
それほど大きな街でもないし、個人で十分周れそうな雰囲気だ。

クルーズから降りたつと、目の前にツーリストインフォメーションセンターがあった。中に入ると世界地図が貼ってある。

よく見るとピンがたくさん刺さっていた。

「Pin your hometown」だって！！！
おー。日本は東京、九州、大阪にピンが刺さっている。
嬉しくなった我々は、仙台と札幌に両方ピンを刺してみた＾＾

インフォメーションセンターを出るとすぐにバス停発見。
３０分に一本、市内を巡回するツーリスト向けのバスが出ている。
WiFi付。オーディオガイド有。え？日本語の国旗も書かれているよ。

早めに並んだので首尾よくオープントップになっている２階の一番前の席をGet!
さっそくイヤフォンをつけてチャンネルを日本語に合わしてみたけど・・・残念、英語だった。
娘さん、がっかりしてふて寝中。

まずは行ってみたい観光地のうち、一番遠い所までバスで向かう。
ここは、オールドタウン。
野外ミュージアムになっている。
（こんなスポットがあるのは知らなくて、インフォメーションセンターで知ったのだけど、、、どんな感じかな？？）

お。結構広そうだ。建物の作りが市街よりかなり古い。

結構中に入れる所も多いし、なんだか今でも住んでそうっていう位家具がしっかり置かれているおうちもたくさん。
フムフムと、複数の住宅を散策していると・・・

！！
人の気配が！っと思ったら蝋人形。
めっちゃビックリした。
網走監獄を思い出したよー。
当時の厳しい生活を再現しているのね。

！ニワトリの人形！？
リアル～って、、動いた！
トリは本物なの？？

！！！
人形じゃなくて、なんか本物の人もいるし！！

このミュージアム、数軒に一つくらいの割合で　本物がいらっしゃる。
蝋人形もあっちこちにいるしもう。
ややこしいし、ビックリするからー！

馬車も結構な頻度で走ってるし、油断したら馬糞を踏みそうになるし、なんだか色々予想外の事が多いミュージアムだ（笑）

博物館のように展示物がたくさんの建物もあれば、お土産屋、カフェもあり、、

ほんとに誰かまだ住んでませんか？？
って位生活感に溢れた場所も。

天気も良いし、爽やかで、午前中の一番よい時間帯を楽しく過ごす事ができた。

次はここ。
楽しみにしていたオーフス現代美術館へ。
オールドタウンから道に軽く迷いつつ、なんとかたどり着くことができた。

現代美術は、自分的にはかなりハマルものと、全くはまらないものがあって、ここの展示物はどんな感じが興味深々だった。

８階建てのこの美術館。
とにかく広くて、展示物がたくさん。
絵画だけじゃなくて、本当、現代アートは幅が広い。

大きな少年とか・・・。

えっと、日本にも十和田現代美術館（青森）におおきな「おばさん」の像があるんだよね。アーティストは同じ人かな？？

この少年だけだと大きさが伝わらないのでもう一枚。

絵画も１８－１９世紀の有名な絵のパロディがたくさんあったりで面白い。

体験型？
自分の身体もアート作品になっちゃう。

理解不能なマリオネットの集団とか

こんなのよりグロテスクだったり、狂気しか感じない作品も多々。
正直に言うと、それも含めて刺激的で面白い美術館だった！

この美術館の屋上。
虹色の展望台がこの美術館のシンボルだ。

レインボーカラーの展望台でぐるっと一周しよう。

中はこんな感じで

色のグラデーションを楽しみながら、外の景色を楽しむ。

もともと高台に建てられた美術館の屋上からはこの街全体が見渡せるような感じ。
ここは絶対行った方がいい！！！

美術館を出て市街中心部へ。
街綺麗だし、オシャレね。

この国のマンションもベランダが充実している＾＾
いいなー。

モダンなエリアもありつつ、このような旧市街もほんの少しだけ残っていて

ここはこれで観光スポットとして紹介されていた。

大充実のミュージアムと街散策が終わったら再びバスへ。
真っ赤なバスに乗れば必ず最後はクルーズターミナルに連れて行ってくれるから。

本日のクルーズ寄港地「オーフス」
個人旅行だとアンテナに入って来なかっただろう、北欧の中堅都市は見どころいっぱい。これもまたクルーズの魅力の一つだね。
コスタファボローザに感謝だわ。
船は最後の寄港地、北ドイツ向けて出港する。

この旅行記へのコメント （2）

• winningさん 2018/09/21 23:40:36

  クルーズ旅行記素晴らしいです

  さとこさん。初めまして。
  
  winningと申します。
  北欧クルーズ旅行記とても面白く読ませて頂きました。
  ガイランゲルフィヨルドの奥までクルーズで周れるのはいいですね。
  フィヨルド見るなら、ベルゲンまで行って、そこから鉄道使ってと考えてましたが、こういう選択肢もあるなあと、新たな発見させて頂きました。ありがとうございます。
  
  他の旅行記も拝見させて頂きたく、フォローもさせて頂きました。
  今後ともよろしくお願いいたします。

  さとこさん からの返信 2018/09/22 09:07:37

  Re: クルーズ旅行記素晴らしいです

  winningさん、こんにちわ。
  旅行記読んでいただきありがとうございます！北欧クルーズは後一つ寄港地が残ってまして、そこを書き終えたら完成です。
  私はまずクルーズ旅行ありきで、航路をどうするかはその次でした。結果北欧選んで本当に良かったと思ってます。ベルゲンから列車でフイョルドへ行く手段は有名ですが、その移動費がまた高いと聞きます。クルーズだと滞在費で思わぬ出費がないので金額が事前に確定しますし、私のように計画がずさんでも大丈夫です^_^
  そして何より楽しい！
  是非クルーズでの北欧検討してみて下さい。
  さとこ