2018/08/24 - 2018/08/27
611位(同エリア1914件中)
風待ちさん
8月、台風を心配しながら羽田へ。熟女5人で日本母親大会参加のため高知に行ってきました。前泊、後泊を含め4日間の旅で,高知中心部から西部を回り、高知を満喫しようという企みです。実は高知は私のふるさと。筆山霊園のお墓にもお参りしてしまおうというから盛りだくさんです。今回の観光の目玉は、浦戸湾クルーズ、牧野富太郎植物園、自由民権記念館、ひろめ市場、牧野富太郎博士生誕の地・佐川町、黒尊川での川遊びです。同行の友人たちは、どれが良かったかと聞かれても、次々見るもの、聞くもの、食べるものが現れて、始めの方は忘れてしまうといった具合で、100%楽しんでもらえたようです。
表紙の写真は、四万十川の沈下橋のへりに腰掛け、足を投げ出した所。四万十の流れが清らかで、涼やかで気分は最興(最高よりも気持ち的にはこっちかな。)でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1日目。昨日の台風のおかげで予定していたクルーズは明日に変更。まず、空港から五台山にある高知県立牧野植物園へ。
牧野富太郎氏は、高知県佐川町の造り酒屋の跡取り息子として生まれました。幼い頃から植物に興味を持ち、小学校は2年で退学しましたが、独学で植物学の研究を続け、生涯で収集した標本は約40万枚、新種や新品種など約1500種以上の植物を命名。牧野植物図鑑は皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。 -
園の中は大きく北園と南園に別れていて、河原の植物、湿原の植物、土佐の植物、薬用植物などテーマのある植生が次々見られるようになっています。
水辺の岩からは、タキユリの葉が大きく垂れていました。まだつぼみですが、咲いたらオニユリのような赤い花が咲くようです。 -
ヒオウギ
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「咲いてます」というプレートが、ホソバヒメトラノオが今咲いているのを
案内してくれています。 -
園内でスタンプラリーにチャレンジ。所々にスタンプ台があり、その植物を見つけるとスタンプを押すことが出来ます。全部で12カ所。このページはミソハギとビロードムラサキ、ヒメノボタン。
スタンプは小さな花の形をしていて、その植物の茎にスタンプを何回か押して植物の姿を完成させるようになっています。写真の青とピンクが私が押したスタンプです。とても楽しくラリーできました。 -
これも、スタンプラリーのポイントの一つ。シタキソウ。大きな実がハの字型に二つ付いています。
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温室では食虫植物の特別展示中。
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50周年記念湿原。ここの近くにはヒメノボタンのスタンプがあり、無事ラリー終了。
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スタンプラリーでゲットしたスケッチブック。右下の植物は食虫植物のウツボカズラ科 ネペンテス・アラタ。
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植物園のすぐ近くには四国88札所巡りの31番札所・竹林寺があります。
モミジの木が立ち並ぶ参道。 -
立派な五重塔です。
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本堂。ここで、筆山でのお墓参りのためにお線香とライターを手に入れました。
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桟橋通りの自由民権記念館で、「自由は高知の山間から」といった板垣退助をはじめとし、自由民権運動発祥の地の歴史を学んだ後、筆山へ。墓参りを済ませてはりまや橋へ。
写真はみなてぬぐい。工芸家が集まっているような界隈にある北村染め工場さんのものです。龍馬とお竜さん。ぼんさんかんざしの坊さんとお馬さんのペアが人気のようです。 -
ホテルにチェックインし、レンタカーを返して夕食へ。ひろめ市場のある大橋通りに行くと、よさこいのチームが踊りを披露してくれていました。8月26日まで、毎日18:00から行われているようです。さすがおもてなしの高知。
この後、ひろめ市場でやっと席を見つけ、それぞれに気に入ったものを買いあさり、腹一杯になって,一日目終了。 -
2日目。3大がっかりのはりまや橋の近くにあるカフェで朝食。浦戸湾のクルーズに向かいます。
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9:00 はりまや橋のからくり時計が動き始めました。下からよさこいの踊り子が出てきて、上には高知城が現れました。
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さらに、左からは桂浜の坂本龍馬像。右にははりまや橋の坊さんとお馬さんも登場。
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さていよいよ、クルーズ。太平洋マリンへ。
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太平洋マリンのマリーナ。
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いよいよ出航。海よし。
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桂浜が見えてきました。右手の木々の間には龍馬さんの銅像が見えていたのですが、荒波のため接近ができず、写真にはうまく撮れませんでした。
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お弁当で軽くランチを済ませ、いよいよ高知県民体育館へ。オープンセレモニーでの高校生たちによる太鼓の披露。背景の鯨は伊野町の和紙でつくったもの。
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高知県知事さんの歓迎のあいさつ。この体育館がこんなに一杯になることはないととても喜んでくださっていました。「生命を生みだす母親は,生命を育て 生命をまもることをのぞみます」という母親大会のスローガンにあわせ、全国ではじめて女性の参政権を認めた町/上町の話や、女性の就業率、起業家率の高いことなど話して下さいました。
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よさこいの本節踊り。
この後、一橋大学名誉教授の渡辺 治さんの記念講演、全国からの活動報告などで一日目の前大会は終了。「人よし」の高知を実感。 -
大会終了後、龍馬の生まれた町記念館、龍馬生誕の地を訪ね高知の旅2日目は終了。
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3日目。朝、ホテルのレンタサイクルを借り、高知城と日曜市観光へ.この追手門前の通りで日曜市は開かれている。
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手門から入り場内へ。」
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建設当時の姿をそのまま残している城は全国でもふたつしかないとか。
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石樋。雨の多い高知、樋を流れてくる水が城壁に直接当たらないよう長く突き出す工夫がされている。
さて、日曜市でそれぞれ、そーめんや高知の巻き寿司など買い求め朝食をとり、母親大会2日目の分科会に参加。
午後はまたレンタカーで四万十市へと出発。 -
途中の伊野町の波川公園。四万十を抜いて、水質全国一の仁淀川の河原。ここで、水うち大会が行われていた。ニュースによると優勝者は何と38回もバウンドしたと言うから驚き。
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さらに西部へと車を進め佐川町へ。造り酒屋で栄えた町。旧家や歴史的建造物のミニチュアを一人で作ったという人がいたそうで、その展示館を見学。これは、青山文庫。と掲示してあるが今は佐川文庫庫舎とよばれているらしい。
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竹村家住宅。
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司牡丹酒蔵一号蔵。
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浜口邸。カフェになっていて中も見学できる。
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その隣にあった佐川文庫庫舎の実物。
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ちょっと休憩。
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浜口邸の内部。この後は、四万十市へ。四万十いやしの湯でお風呂の後、土佐西南大規模公園の一角にある星空観測広場で黄道12星座のライトアップを見て、この日は終了。
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4日目。今日は四万十周遊の旅へ。中村の町から20分ほど上流へ。屋形船、「四万十の碧」の船で川に出る。子どもの頃、お弁当をもって船に乗って川に出るのを「遊山」と言っていた。川なのに「遊山」?と思うけれど、今で言うピクニックのような意味で使っていたと思う。
ここは三里沈下橋。四万十川には47もの沈下橋がかかっているという。 -
投網漁とエビ漁の船が留まっている。
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船で沈下橋の下をくぐる。
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さらに上流を目指す。15分ほどで口屋内につき、そこから支流の黒尊川を目指す。
さらに透明感が増す。流れの速かったが、二人が水着に着替え川遊びを楽しんだ。 -
江川崎の道の駅で昼食をとり、また四万十にそって走る。途中,長生の沈下橋を歩いて渡り、車とすれ違うスリルを味わう。
沈下橋に座り、四万十の流れをしばし楽しむ。爽快な気分。 -
長生の沈下橋のたもとで水うちに挑戦。記録は2回。トホホ・・・さらに四万十川に沿って走り、須崎に出る。後は高知自動車道で空港へ。
川よし、空よし、そして森林面積占有率日本一の高知は山よしでもあった。
完
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