日本で2番目に長い駅間連絡通路を歩く～名古屋市・日比野駅

2018/07/07 - 2018/07/07

複数の鉄道会社の乗り入れる駅では、
路線間に連絡通路が通っていることがあります。
普通は長くてもせいぜい1キロ位ですが、
名古屋には3時間以上も歩く
連絡通路があるのです、、、。

エリア 名古屋(愛知)

この旅行記の前提として、
ネットでしばしば使われるネタで、
日本最長駅間連絡通路、というのがあります。

これは、複数の鉄道会社が乗り入れる都市では、
各鉄道駅間を結ぶ連絡通路があったりしますが、
それが異常に長い駅がある、というものです。
それはGoogleMapで引用している
足柄駅という所で、徒歩6時間もかかるのです。

まあ、これは伊豆箱根鉄道大雄山線の足柄駅
(神奈川県小田原市)と、JR東海御殿場線の足柄駅
(静岡県御殿場市)がたまたま同じ名前、かつ
歩いて連絡「できなくもない」ということから
できたネタなのですが。
ちなみに去年歩きました(旅行記は未作成)。
峠越えする相当ヘビーなルートです。

さらに解説が続きますが、
実は愛知県にも似たような所があり、
名古屋市営地下鉄名港線の日比野駅(名古屋市)と、
名鉄尾西線の日比野駅(愛西市)という
同じ名前の駅なのに15キロも離れているのです。

足柄駅は割と有名だけど
日比野駅はほとんど知られていないため、
今回この偉大なる2位を世に広めたく、
踏破することにしました。

※余談
この日比野駅、名鉄と地下鉄という
どっちも都市部を走る(こともある)
路線なのが災いし、
岐阜や三重方面から名古屋に行く方が
たまに間違えて途方にくれることがあります。
昔地下鉄日比野駅近くで飲み会をした時に、
四日市から来る友人が
名鉄日比野駅に着いてしまい、
「僕騙されてない？」て電話が来て
大爆笑した記憶があります。

長々と解説しましたが、
日比野駅に到着。
ここから長くくだらない旅が始まります。

駅前には朝から営業している
パン屋があるので、
栄養を補給しておきましょう。

ペリカンというパン屋で
カレーパンを買います。

日比野駅周辺の地元スーパーです。
サンパティークってなんだろう。

丑の日が近いのでうなぎを推していました。
尾頭つきの蒲焼きって珍しいですね。

スーパーを過ぎてしばらく歩くと、
無職の集まる(嘘)喫茶店がありました。
余談ですが左下の看板のコーヒー会社、
ずっとなんて読むのか気になっていたのですが、
フキーが正解みたいですね。

途中手作り餃子店がありましたが、
まだ営業前で食べられませんでした。

道中、橋の上から海側へ向かって一枚。
かすかに見える観覧車は、
名古屋港シートレインランドという所のようです。

尾張を代表するスーパー、ヨシヅヤ。
10年位ボナンザシティという
愛称の響きが気になっています。

創業当時の味のある看板。

さらに歩くと、
今大人気の台湾まぜそばの創始者、
麺やはなび 本店があります。

台湾まぜそば初体験。
にくにくしさと刺激が癖になりますね！
あと歩いて消費したカロリーが
この一杯で全部なかったことになりますね！

その後は割とずーっと
こんな感じの
間違い探しの難しそうな風景が続きます。

途中見つけた地場スーパー。

お弁当が異常に安い！
住みたい！

さらに歩くと、キティちゃんのいる
老人ホームがありました。
キティちゃんは私も好きです。

この後、最初にお見せした経路から
少し道を外れて、
津島市の鶴見酒造に寄り道しました。
今日はたまたま蔵開きをしていたのです！

ふるまい酒。
割と何杯でも飲ませてくれるようでしたが、
まだ5キロ位歩かなければならないので
2杯で我慢しました。

鶴見酒造は日本酒以外にビールも作っています。
お土産に買いました。

※余談
家に帰って飲んだ所
かなり酸味の強い個性的な味でした。
ベルギービールのランビックに近いかな？
名古屋駅前の名鉄百貨店で手に入るので
気になった方は是非どうぞ。

酒蔵からさらに歩くこと1時間、
ようやく乗換先の日比野駅に到着しました。

いなかです。
「僕騙されてない？」と電話してきた
友人は、さぞ絶望したことでしょう、、、。

駅前にはホットスナック自販機があるので、
最悪飢え死にしないことから、
不幸な乗客を気遣う名鉄の優しさが見えました
(思い込みかもしれませんが)。

近隣に観光名所もなく、
誰もこの旅行記を見て
同じ旅をしようとは思わないと思いますが、
興味がありましたら
ウォーキングしてみてください。


※最後に余談
名鉄日比野駅に着いた友人のその後ですが、
地下鉄日比野駅の存在と行き方を伝えた結果
ドリンクラストオーダーに
ギリギリ間に合いました。