安い、近い、短い旅の記録 No.45～3回連続で行ってきたPitch Black 2018 Open Day～ダーウィン編　2018年8月4日（土）

2018/08/04 - 2018/08/04

2年おきのオーストラリア空軍最大とも言えるPitch Black 2018が今年もやって来ました。

2年おきに複数の国が行う３週間のオーストラリア空軍の演習です。
今回は7月27日（金）から8月27日（月）です。
4000人以上１４０機が参加します。
街中を戦闘機が時間制限はありますが昼夜飛ぶのです。

かなりの音に悩ませられることもあるのですが
防衛のためには多少我慢しなくては。
その代償として期間の半ばに無料の一般市民が見学できるOpen dayがあります。
私もそうですが多くの人々が毎回楽しみにしてます。

それなのにOpen dayの開催日を知り愕然！（仕事だ。）
でも教えてくれた空軍の上級士官さんが「待っているからね！」
ボスに「休みとってもいいですか？」
「他に取りたい人がいないみたいだから大丈夫じゃない？」
無事にお休みを取りました。

前日は乾季なのにちょっと怪しい雲が出てきて「もしかして雨？」なんて思わせたけど
青い空の下沢山の写真を撮ってきました。（いつものごとく1000枚越えです）

エリア ダーウィン(オーストラリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

信じられない！
ダーウィンで車が行列している。
これは皆エアショーに向かう人たちです。

反対車線はガラガラ。

手前の通路は歩行者・自転車用です。
左側を歩いたり走行します。

今回は無料のシャトルバスで中にいこうと思います。

バス停で待っている人々

空軍の隊員さんが待っている人たちにちょっとインタビューしてました。
「どこから来たのですか？」という定番からスタート。
多くの人が不満に思っていたのがシャトルバス運行について。
「何台ぐらいのバスをみましたか？」
この時点ではこのインタビューの時に来た1台のみ。

なんと20人乗りのバスを1台しか使用していなかったと判明。
前日地元のラジオ局でも1日中宣伝をしていたのに。

慌てて追加するように提言したようです。
お陰で2台追加になりました。

荷物検査があります。

戦闘機をはじめ飛行機それに外国の隊員さんもいるので
何かがあっては取り返しがつきません。

ゾロゾロと中に。

道路はあんなに混んでいたけど中はそんなでもありません。
敷地が広いためです。

今回初めてインド空軍も参加しました。

インド空軍の隊員さんと一般市民の男性が話しています。

この様に誰もが質問あれば直接隊員さんに尋ねることができるチャンスがあります。

こちらは　タイ空軍

シンガポール空軍機がズラッと

中も見学出来る飛行機もあります。

オスプレイ

こちらも見学出来ます。

この様に後ろから入って

前から出ます。

これはカナダ空軍機
ニューカレドニアからきているようです。

前回警察犬のショーを見そびれてしまったので
今年はちゃんと時間を確かめて「13時開始と教わった」ので
アラームもセットしておきました。

最も暑い時間と距離が離れているので
写真の色がちょっと褪せているような出来になってしまいました。

将来の凄腕も暑さに少しばて気味。
生後12週間ほどだと教えてくれました。

7歳ぐらいまで活躍して
その後はハンドラーさんに引き取られて
余生を送るそうです。

第１のデモンストレーション

不審者に動かないように告げて

ボディチェック

隊員さんがちょっと後ろを向いた瞬間　怪しい動き

それを素早く感じた犬が

アタック！

この犬たちは身体のどこをアタックしても良い様に訓練されています。

その為ハンドラーさん以外の人が近づくことを好みません。

「もういいよ！」と言われるまでまでガッチリと噛んでます。

「降参！」とばかり地面に

第2のデモンストレーション

口輪を付けているので防具着なしです。

噛みつかなくても抑え込むことができます。

ハンドラーさんが抑えると

再び挑発する動き

再びアタック！

2回目も成功です。

第3のデモンストレーション

片腕に防具を付けてます。

位置について

Go！

アタック！

しっかりと噛みついてます。

ガブリ！

振り払おうとしても無駄！

もみ合っているうちに

防具がスッポリと外れてしまいました。

誇らしげに咥えてます。

第4のデモンストレーション

防具は来ていますが顔はむき出しのまま

真っすぐに突進！

寸前の所でハンドラーさんが「戻れ！」と指示。

猛ダッシュで戻ってきます。

「良く出来た！良い子だ！」と褒めてもらえました。

そして最後の第5のデモンストレーション

全身余すところなく防護

歩くのもままならない様

「怪しいやつ見つけたよ！　追いかけなくちゃ！」

力を溜めてから　Go！

身の程知らず

挑発してます。

アタック！

ガッチリと

ハンドラーさんがすぐそばに居ても離しません。

ワン君に離れるように指示

ようやく立ち上がれそう

息切れしているみたい。

降参しているようにも見えるのですが

ワン君は違う見解です。

再びアタック！

地面にねじ伏せて

離しません！

ハンドラーさんが来てもそのまま

引き離すことに

ハンドバックみたいにぶら下げて

立ち上がる元気もないみたい

起こしてあげるために隊員さんが近づきます。

上体を起こすことができました。

縋りついて

よいしょっと

頭の防具を外して貰います。

２人並んで退場

その光景を見ているワン君

途中で気が変わらないようにけん制してます。

何故女性の隊員さんが助けに行ったかというと

この女性隊員さんがあの防護服を付けていた人です。

３０分ほど前にはこんなに元気に相棒と。

デモンストレーションの後で聞いたところ
「サウナの中にいるようだった。（暑くて）」
気温は日陰で３２度でした。

ちなみに時々漏れていたうめき声は
「演技ではなかった」と小学生の女の子の質問に答えていました。

最後にもう１回ウロウロして帰ることにします。

隊員さんとおしゃべりしていたオジサン。
蛍光色のベストにたくさんのワッペン

こっそりとパチリしてきました。

ふと脇に目を向けると
カンタス航空が飛び立つところ

滑走路の横にはプラスチックの簡単な柵しかありません。

飛行機がこんなに近い。

かすかにオスプレイが上空に

飛行機以外のディスプレイもあります。

子供の視線に合わせて質問に答えています。

4時間半滞在してしまいました。

あと２時間ほどで終わるけど
これから見学する人もいました。

シャトルバス乗り場に戻ってきました。

この男性はシャトルバスで中に連れて行ってくれると思っていたそうです。

３台のバスが待っていました。
この真ん中のバスでお帰りしました。

暑かったけど来て良かったです。
ここまでお付き合い下さりありがとうございました。