2018/05/29 - 2018/06/13
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a-kamoさん
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ヨーロッパ最西端にあるポルトガル、歴史の教科書にもよく出てくる日本との縁が昔からある国、食べるものも日本人に合いそう。でもそんなポルトガル、日本からの直行便も無くやはり遠い。
逆に大西洋挟んだ対岸(対岸とは言え距離は半端でないが)アメリカ東海岸からだと近そうだ。そんなポルトガルへ今回は途中後半から娘と一緒に旅行する(成人した娘と一緒に旅行なんて記憶にない)という目的もあり、ポルトガルへの旅行を実現しました。
この旅行記を書き始めたものの、ちょっと方針変更(中々旅行記が進まないので)、長旅でもあり前半と後半に分け概要編(ダイジェスト)をまず書き上げることへとしました。
旅程はこんな感じです。
5月29日 成田空港出発(21:40) 途中イスタンブール経由でリスボンへ
5月30日 リスボン着(10:30) 空港でレンタカーを借りモンサラーシュへ(泊)
5月31日 モンサラーシュからエルヴァスやエストレモス寄り道でエヴォラへ(泊)
6月 1日 エヴォラからのんびりとマルヴァオンへ(泊)
6月 2日 マルヴァオンから途中ソルティーリャへ寄り道しモンサントへ(泊)
6月 3日 モンサントからカステロ・メンド村へ寄り道、その後北上しドウロ渓谷&ピニャオ、ピニャオの少し郊外ゲストハウス(泊)
6月 4日 ピニャオからドウロ渓谷伝いにアマランテ寄り道後、一路ポルト空港で娘をピックアップ
ポルト郊外(マトジーニョス)で一緒にランチ後ポルト市街へ(泊)
ここまでが山間の小さな村々を連れと2人でノンビリと訪ねた前半!
6月4日、5日ポルトに滞在し、ポルトガルの西端を海沿いに南下、ナザレやシントラなど観光や見学し、6月13日最終地リスボンを離れるまでを後半ダイジェスト版にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11386946
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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全体の移動ルート。
赤丸数字が宿泊地及び観光地
青丸数字が途中寄り道の場所及び観光地
リスボンをスタートし一路山側(東側)へ向かい、その後東側(山側)を北上。ドウロ渓谷まで北上しその後ポルトガル第二の都市ポルトへ。
ポルトから今度は海沿いに南下、コインブラやナザレ、シントラを経由し再度リスボンへ戻るという行程です。
(google mapを参考利用しました) -
アライオロス
リスボン空港でレンタカーを借り、東へひたすら約1.5時間ほど、この街に到着。青や黄色に縁取りした白い家の街歩き、ずーと坂を登って行くと城跡へ。
街の住民もチラホラ程度、観光客も見当たらない!
カラフルな街をブラブラして、今日の目的地モンサラーシュへ向かいます。アライオロス城 城・宮殿
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モンサラーシュ
17時前には、モンサラーシュの宿泊先に到着。
モンサラーシュは高台の上に有り、ホテルから眼下を見下ろすと点在する小さく村々が!
しばしホテルで休憩しここの小さくモンサラーシュの散策と夕食へ向かいます。Estalagem de Monsaraz ホテル
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モンサラーシュ
村は本当に小さく城壁に囲まれた高台に有ります。
端から端まで歩いてすぐ、100メールかな?村の外れから全貌を少しでも見れて納得です。 -
モンサラーシュ
小さな村にある2、3軒程のレストランの1軒でポルトガル最初の夕食、その後この村のライトアップ(単に淡い光の街灯程度ですが)をかみしめての散策もすぐに終了でした。 -
モンサラーシュ
薄暗い眼下の景色が徐々に見え始め、そろそろ夜明けです。
今日は曇りか?晴れか?
アレンテージョ地方の牧草地やぶどう畑などよく手入れている景色が伺えます。 -
モンサラーシュ
モンサラーシュともお別れで今日はルドンド、エルヴァス、エストレモスなどを周りエヴォラへ向かう予定!がいきなり変更ルドンドはパスしエルヴァスへ。 -
エルヴァス
11時頃到着。
スペインとの国境近くの塁城に囲まれた要塞の町。
かなりしっかりした要塞(城壁に囲まれている)なのですが、残念ながら街の上空からしか全貌はわかりません。
ノッサ・セニョーラ・ダ・アスンサオン教会前のレプブリカ広場ではアンティークの露天が。見るだけで終わり。ノッサ セニョーラ ダ アスンサオン教会 寺院・教会
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エルヴァスのアモレイラ水道橋
城壁に囲まれた街の中心から西側の城壁外に立派な水道橋が、長さもすごい!
全長7Kmもあるそうです。イベリア半島最長とか!
なかなかこれは他には無い!アモレイラの水道橋 建造物
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エストレモス(城壁で囲まれた町)
エルヴァスで軽くランチしてから約1時間程度で到着。
高台一番上にある城へ向かましたが、城は現在ポサーダ(宿泊施設)のためパス。
正直、前のエルヴァスの方が印象大です。
町中を散策後、エヴォラへ向かう途中、ふと横を見る(脇見運転かな?)と遠くにエストレモスの全貌。
即、下車しての結果です。記憶は不確かだがこのポイントしかこの景色は無いかな?ポサダ カステロ デ エストレモス ヒストリック ホテル ホテル
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エヴォラ ホテル近くのレストラン Momentos Evora
エストレモスから1時間程度の距離なのについたら即レストランで夕食。
話せば長いのですが(ダイジェスト版では語りつくせませんね)、ホテル専用の駐車場を予約しておいたのですが。この日は祭日お祭りです。
駐車場スペースはしかもイベントで使用し進入禁止、近くに車を止めてホテルへ電話するが他の駐車場を探しても、らちあかず。
ポリスは来て駐車禁止だと言い、張り紙しようとするし・・・・ああ・・・。
そんなこんなで結局ホテルへ落ち着いたらもう夕食の時間と言う結果です。
何とこのレストランは今日入った食材(私達は魚を選択)を目の前に持って来てオーナーが説明してくれます。
結果、魚3品をチョイスし美味しく頂きました。
また、それに合うワインもオーナーが提示し、更に料理が引き立つワインでした。 -
エヴォラ
昨日は駐車場騒動で終了。
結局、ホテル従業員を車の横に乗せ延々とエヴォラの町中を何度もグルグル回り駐車場探しをしたのです。
今日は少しエヴォラ観光です。
エヴォラ中心の大聖堂(カテドラル)の塔へ上がりエヴォラの街並みを。エヴォラ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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エヴォラ
エヴォラ中心の大聖堂(カテドラル)の塔から遠くにエヴォラの水道橋と城壁。
あまりのんびりも出来ず、今日の目的地マルヴァオンへ向かいます。 -
マルヴァオンの宿泊 Rainha Santa Isabel
エヴォラから途中ポルタレグレでちょっと寄り道。
その後、城壁に囲まれた村は狭い城門や一方通行の狭い道を、スレスレに切り返して進んで何とか15時頃到着。
小さなマルヴァオンの村のその中でも高台に位置するゲストハウスです。
思わずテラス席で買ったばかりのアランテージョ産ワインを頂きながらしばらく休憩です。 -
マルヴァオン
小さな岩山の山頂部に、お城と城壁に囲まれた小さな村がある「鷲の巣」と呼ばれる城塞都市(城塞村)
(今回前半の一番行きたかったところ!)
一番高い場所にあるCastelo de Marvao マルヴァオン城まで城壁が天への階段の様に続いているとか?。この急こう配の階段伝いにお城へ登るとこの景色、可愛らしい家々が立ち並ぶ村ですマルヴァオン城 城・宮殿
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マルヴァオン
夕暮れのCastelo de Marvao マルヴァオン城 -
マルヴァオン
日が暮れて、マルヴァオン城がライトアップされました。
昼間観光客もチラホラ居たのですがさすがに夜は人影も無し!
住民もほとんど見当たらないマルヴァオンです。 -
マルヴァオンの夕食レストラン Varanda do Alentejo
何とこのボリューム満点の盛り合わせ!
ワインと最高~! -
マルヴァオンの夕食レストラン Varanda do Alentejo
名物「豚肉とアサリのアレンテージョ風ソテー」美味しいけど期待が大きすぎたかな? -
マルヴァオン
ゲストハウスの窓から朝日が上がり始めました。
穏やかな村の朝です。
マルヴァオンは期待通りの場所でした。 -
マルヴァオン宿泊 Rainha Santa Isabelでの朝食
宿泊客は私達の他はもう一組だけ、のんびりとたっぷり頂きました。
ハムとチーズが美味しかった。
振り返ると今回の旅行中ここの朝食がベスト1かな?
さて、今日はモンサントへ向かうのですが、今回前半の旅の目的でポルトガルの小さな村を巡る。と言うことで途中ソルティーリャ村へ寄り道です。 -
ソルティーリャ村 Sortelha
マルヴァオンから200Km程度でしょうか、お昼ごろ到着。
村は高い城壁に囲まれていて、その城壁の中にポルトガルの山岳地方の特色である石造りの家々が立ち並んでいます。
どうやら、明日(日曜日)何やらイベントがあるようすで、会場設置準備中でした。
村人も普段は少ないのでしょうが、今日は作業員や露天でのお店準備で賑やかな雰囲気です。
でも、ちょっと村の中を散策するともう人まばら・・・・。 -
ソルティーリャ村Sortelha
素朴な生活がそのまま!
色々な家畜を飼っている様子。 -
モンサント
ソルティーリャ村から少し戻るルートで約1時間ほどでモンサント村へ15時前到着。
早速、モンサントの村を散策と壮大な眺めが見られる高台の城跡にむかいます。
迷路のような村の道をちょっと左へ、また戻り右へなどと進むと、この大きな2つの岩に囲まれた家(玄関)が目の前に。(本当に住んでます)
事前情報はあったのですが、見ると只々びっくりです。モンサントの村 自然・景勝地
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モンサントの人形を作って売るお婆ちゃん達
高台の城跡に向かって進むうちに、道の脇で人形作るおばあちゃんと遭遇。
そう言えばガイド本にも乗っていたなあ~。
連れと一緒に記念撮影。
どうやら真ん中の赤い服のお婆ちゃんが人形を作るメインで左の若干若いおばあちゃんは仕切ってる感じ。右のおばあちゃんは単なる暇人かな?
ハイポーズ! -
モンサント
集落を抜けて山の頂上まで歩いていくと、高台の城跡からモンサントの村が一望できます。 -
モンサント
高台の城跡からはるか彼方の景色が延々と続く、でも正直足元は何もなくかなり怖い!
もし強風が吹いたらと思うと『ぞーっと』します -
モンサント
夕暮れ時散策のこの家は大きな丸石で圧迫されたような?
屋根や階段、壁、家畜小屋が岩で造られているように見える家です。
すご~い! -
モンサントの夕暮れ
のんびり時間が過ぎ眺め続けたかな? -
カステロ・メンド村(Castelo Mendo)
モンサントからカステロ・メンドまで100Km程度ですが時間はたっぷり2時間近くかかりました。
村の少し手前でランチ兼ね休憩したガソリンスタンド併設のカフェ。
入ると同時に一斉注目、どうやらこんなとこに黄色人種が何しに???
そこから少し行き、村の入口手前からの全貌。 -
カステロ・メンド村
カステロ・メンドは、まさに「時間が止まっているかの様な」生活が今も残っている村。観光客やお店もほとんど無しの村 -
カステロ・メンド村
古びた教会跡(新しいのは村中心に有ります)。
こう言っては何ですが、この壊れかたが何とも良いですね?!
しっかりした教会だったのでは?
結局、誰か1人会わずに村を出ました。
(ビックリは公衆トイレがキレイでしっかりありました、やはり観光客来るのでしょう?) -
ドウロ渓谷
カステロ・メンドCastelo Mendoから130Km 2時間ほど山道を走ること、遠く正面にみえるピニャオの町と駅が見えました。やった~! -
ドウロ渓谷
ドウロ河沿いに続くぶどう畑(世界遺産です)
今まで飲んできた、アランテージョのワインからドウロのワイン、楽しみです。 -
ドウロ渓谷
ライン川沿いのブドウ畑も見たけど、個人的にはここドウロ渓谷の方が・・! -
ピニャオン駅
高台から見えたピニャオ駅に到着、有名な駅の中、外の壁のアズレージョを見るためです。
小さな駅ですが、アズレージョは立派で綺麗に管理されました。
のどかな駅にこれを見るため、ちょこちょこ観光客がやって来ます。 -
カーサ シメイラ
ゲストハウスはピニャオ駅から高台を登る事、8Km 15分程度で到着。Quinta da Casa Cimeira, Guest House, Wines & Food ホテル
-
カーサ シメイラ
翌朝の朝食自由に好きな時間で食べ出発です。
なぜ、あえて自由にと記しているか?
簡単にまとめると!
昨晩の夕食は宿泊者全員(10組程度のカップル客)が同じ時間に集まり食前酒から始まり、同じ内容の食事が順番に用意されワインも当然飲み放題、そして宿泊者どうしの会話で食事が進むと言う夕食会でした。
私達の隣は最長老夫妻のアメリカ人(ニューヨーク在住)前のカップルはフランス人(技術者)、その他ドイツ人やチェコなど世界各地からの旅行者が会した食事会でした。 -
アマランテ、サン・ゴンサーロ橋
今日は娘を迎えに、ポルト空港へ行く途中にアマランテへ寄り道。
前日にお祭り(サン・ゴンサーロ祭り)があったので、その余韻がアチコチ感じられる。観光客もかなりいる様子。サン ゴンサーロ橋 建造物
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アマランテ、この町は郷土菓子でも有名(ポルトガルの基本オボシュ、卵黄と砂糖をベースにしたクリーム菓子)
店のカウンターから欲しい物チョイスすると、何とビックリ(日本感覚では)全て計量し、はいいくらです・・・・!。
要はお菓子の値段はグラムで全て決まります。 -
アマランテ
川岸が美しい街です。
サン・ゴンサーロ教会(縁結びの神ゴンサーロ聖人が祀られている)、アマランテ少し散策したので、空港へ向かいます。 -
無事娘と合流後、ポルトの郊外にあるマトジーニョスへ、ランチ兼ねて寄り道。
何とこの街はイワシの塩焼きが有名と聞いたので来たのですが、アチコチある駐車場がいっぱい!ぐるぐる周回して、駐車場をゲットし、イワシの塩焼きです。
店の前で手際良く焼いてますね。 -
マトジーニョスでランチ
日本で食べるイワシの塩焼きとほぼ同じ、味も!(当たり前ですか?)
でも、パクパク食べ満足。
さて、この後はポルト市街へ向かいます。
前半のダイジェストはここまで、この後後半ダイジェストへ続きます。
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