モロンゴのカジノでバイキングの半額キャンペーンをやっていたので行ってきました。<br /><br />バイキングの開店時間は朝の9時。ランチの時間帯はかなりの混雑が予想されるので、開店時間すぐの訪問を希望しました。<br />ロサンゼルスのうちから、モロンゴまでは車で片道2時間弱。食事しに行くだけでは何だし、開店時間までに十分な時間があったので、近くのジョシュアツリー国立公園で星空と動物を見に行ってきました。

夜から朝のジョシュアツリー国立公園への訪問で星空観察と動物探し

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2018/07/29 - 2018/07/29

293位(同エリア2017件中)

エリア

アメリカ

旅行の満足度: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 1万円未満

旅行の手配内容: 個別手配

ロサンゼルス近郊にあるジョシュアツリー国立公園は変わった姿の植物とロッククライミングで有名ですが、街から離れた場所にあるので、星空観察にも最適な場所です。

今回は山火事の煤が漂っていたり、満月近くの日、雲が多めの空と条件はよくありませんでした。

現地到着は朝の3時。
人工の灯りが近くに何もないにも関わらず、カメラに書いてある文字が問題なく読めるくらいの強力な月明かりでした。

カメラの設定：
ISO　3200
8秒、f/3.5
今回は北西の入口から入り、南に向かいます。
南に向かう時、天の川がよく見れるかなと選んだルートですが、南方面は雲が多く、星はあまり見えませんでした。よく見えたのは北方面。

今の時期は日中の気温が40度を軽く超えるような砂漠ですが、訪問した時間帯は20度強くらいの過ごしやすい気温でした。

ISO 800
30秒、f/6.3
ジョシュアツリーとカシオペア。

ISO 800
30秒、f/4.5
北極星方面に向けて。

ISO 100
600秒、f/7.1
夜が明けてきました。

動物を探しに、バーカー・ダム方面へ移動します。
バーカー・ダムへのトレイルの入口付近。

公式ホームページの情報によると、ジョシュアツリー国立公園内にはビッグホーンシープの群れが3つ住んでいます。

https://www.nps.gov/jotr/learn/nature/bighorn.htm

一番大きな群れは120頭くらいの団体。公園の東の端あたりに住んでいます。二番目に大きな群れは100頭くらいの団体で、西に住んでいます。

一番小さな群れは30頭くらいで、バーカー・ダムの近くでよく目撃されているそうです。私はここに10回以上来ていますが、まだ一度も会えたことはありません。今回は見ることができるでしょうか・・。

ところでこのあたりは、畳のような匂いがします。ここに生えている草は、イグサの親戚なんでしょうか？景色は日本と全然違いますが、匂いのせいでなんだか懐かしい感じになります。
トレイルの入口付近には、ウサギがたくさん住んでいます。
人はウサギに危害を与えないと知っているのか、道のすぐ近くでのんきに食事しています。
岩山越しに見えた月。ほぼまん丸です。
ダム近くには、ウズラの親子の姿も見えました。その他、リスや小鳥なども。

残念ながら、ビッグホーンシープには今回も会えませんでした。
バーカー・ダム付近の散策を終えて、ドライブしてカクタス・ガーデンまでやってきました。途中、ボブキャットやシカの群れが道路を横切る姿を見ることもできました。

カクタス・ガーデンにはミツバチがたくさん発生しているようで、注意の看板がありました。
ミツバチはサボテンの花に寄ってくるんだろうか・・。
カクタス・ガーデンへの滞在時間は約10分ほど。
その間に2匹だけミツバチを見ました。ハチはまだ起き出していない時間だったのでしょうか。ラッキーです。

ハチは大丈夫でしたが、その代わり蚊に刺されてしまいました・・。
公園を抜けて、パルムスプリング付近の風力発電所あたりまで来ました。

少し前に山火事があり、空気が汚れているのがわかります。
モロンゴのカジノまでやってきました。いよいよ、今日のメインイベントです。
カリフォルニア州は基本的にはカジノは禁止ですが、ネイティブアメリカンだけはカジノを運営することができるような決まりになっています。モロンゴも、ネイティブアメリカンによって運営されているカジノの一つです。

モロンゴのカジノでは、ラスベガスでよく見るようなバイキングを食べることができます。料理のレベルの高さのわりに安く、食事を安く楽しむ代わりにカジノに使ってくださいね、というコンセプトです。

もともとかなりお得な料金ですが、現在はさらにお得な料金になっています。土曜日と日曜日は一人分の料金で、二人が楽しむことができます。シャンパン飲み放題付きで、二人で26.95ドル。一人当たりだと13ドルちょっとという計算です。妻はアルコールを飲まないので、この後の運転は妻に任せて私は遠慮なくシャンパンをいただくことにしました。

ちなみにカリフォルニア州の法律だと、私の体重ではシャンパンをグラス1杯飲んだだけでは飲酒運転にはならないのですが、私はお酒に弱く、飲んだ後は安全な運転ができるとは思えないので、たとえ合法だとしても飲んだ後は運転しないことにしています。

話がそれたついでにいうと、ロサンゼルスからジョシュアツリー国立公園に行く時に使う国道10号線をもっと進むとアリゾナ州やテキサス州にたどり着きますが、これらの州にはドライブスルーのバーがありました。車を運転したままお酒が飲めるようになっているんです。私とは体質が別次元の人たちが利用しているんだと思います。
私は最近エッグベネディクトにはまっているので、まずはこれから。
次は肉。
お次は中華。
豚骨ラーメンもあったので注文してみました。なぜかパクチが載ってました。
注文した時に見た案内には、パクチなんか載っていなかったのに。作ってくれた人が間違えちゃったのかも。

ただ、パクチは意外に豚骨とあいました。これはアリかも。
美味しかったものをもう一度。
最後にデザート。

全体的に、ラスベガスだと50ドルくらいするんじゃないかと思えるような料理のクオリティーなのでかなりお得です。
ただ、来ているお客さんは並んでいる列に横入りをするような人の割合がとても多かったです。