2018/06/23 - 2018/06/30
79位(同エリア131件中)
kemurさん
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カジカガエルの旅行記にも書かせていただいた通り、関西でモリアオガエルをじっくり観察・撮影できるポイントを探して3年目。
これまでは自宅から割と近いエリアを探していましたが、少し北へ足を延ばして探索エリアを広げてみました。
するとこれが大当たり!ほとんど夜間の撮影になりましたが、雨のおかげもあって元気に動き回る関西のモリアオガエルをようやく撮影できました。
しかも関西では珍しいといわれる、斑紋がくっきりとした個体を撮影できたので尚更嬉しく。
モリアオガエル探索中にタゴガエルやニホンヒキガエル、トノサマガエルも観察できて一石四鳥の素晴らしいポイントでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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両生類は野鳥のようにネット上に出没情報が流れていることが少ないです。しかしモリアオガエルはまだ情報がある方です(生息地がGoogle mapなどにも登録されているため)。
少ない情報を頼りに妻子も巻き込んで偵察にやってきた北部の公園です。 -
管理事務所にモリアオガエル情報が!
ここはモリアオガエルよりもサンコウチョウなどの野鳥で有名なところです。 -
事務所の方にお聞きしたところ、モリアオガエルの繁殖場所は2か所あるとのこと。
まずは山を20分ほど登って大きな池にやってきました。
3歳の息子はだいぶたくましくなったように思います。
大量の卵塊や鳴き声は聞こえるものの、池の上にせり出した枝ばかりなのでアプローチが難しい。このポイントでの観察は諦めることにしました。 -
もう1つのポイントに向かいました。こちらは遊歩道が整備されているので気楽にアプローチできます。
途中、息子がタゴガエルを見つけました! -
小さい分、地面と距離が近くて気づきやすいのでしょうか・・息子に感謝です。
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アカガエルの仲間は同定が難しいですね。
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オートよりマニュアルの方がピントを合わせやすい。マクロ撮影の勉強にもなりました。
モリアオガエルはまたしても卵塊のみ確認しましたが、こちらのポイントの方が撮影はしやすそうでした。再訪を誓いつつ、公園をあとにします。 -
帰り道、さか栄といううどん屋さんに立ち寄りました。この辺りで飲食店は貴重な存在です。
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つけうどん。
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妻は肉うどん天ぷらのせ。
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帰り道でもう一か所、昨年見つけたポイントに寄ってみることに。昨年は卵塊を確認しただけでした。
ダメ元で寄って辺りを見渡すと、綺麗な黄緑色の個体が目の前に飛び込んできました!
探し続けて3年目。ようやく関西のモリアオガエルを撮影できました。 -
これは一時捕獲して息子と観察したあと、放した際に撮影したものです。
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付近にはトノサマガエルも。
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イチオシ
ある晩、前述の公園を再訪。
モリアオガエルの繁殖場所に向かう途中、奄美大島のオットンガエルかと見間違えるほど巨大なニホンヒキガエルを発見! -
撮影しても微動だにしません。
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駐車場から10分ほど歩いて到着。さすがに夜中は凄まじく不気味です。
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池から突き出た枝に早くも2匹!後に左側の個体にフォーカスすることになります。
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非常に小さな池ですが、この日は6匹を確認しました。
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大きさからして全てオスのようでした。
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アオガエルらしい綺麗な黄緑色の個体です。
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アマミアオガエルなんかと比べると警戒心は薄いようですね。
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イチオシ
どれだけ近寄っても逃げません。
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表情が可愛らしい個体でした。
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さきほどの背中に斑紋がある個体です。
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さかんに鳴いてました。
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こちらも黄色かと見間違えるくらい鮮やかな黄緑色。
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割と大きな個体ですがさかんに鳴いていたのでオスですね。
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繁殖期のモリアオガエルは良い枝に留まっていてくれることが多いようで、撮影はしやすいです。
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特にここは池の周辺に低木が多いので目線より下に居ることも多く、非常に観察しやすいです。
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太い木にも上からこちらを見ています?
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以前、東伊豆のシラヌタの池で観察したとき(https://4travel.jp/travelogue/10908228)は気づかなかったのですが、モリアオガエルは非常にくちばしが尖っていますね。
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シラヌタの池で見た個体は見返してみるとすごく綺麗でしたね。。
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東西で斑紋の雰囲気も違うので、撮り比べてみたいです。
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中途半端な斑紋の個体。
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この夜はこの斑紋が濃い個体に集中することに。
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イチオシ
さすが樹上性。まるで猿のようにスルスルと枝を起用に登ります。
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ハンサムですね。
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ライトに慣れてくると・・・
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さかんに鳴いてくれました。
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右足の裏側が見えてます。
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雨が降ってきたのでますます元気に。
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前に回り込んでみます。
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イチオシ
コロコロとアオガエルらしい鳴き声です。
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縄張りがあるのでしょうか。ほとんど場所を移動することなく鳴いていました。
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これまた透き通るような綺麗な個体。
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雨がひどくなってきたので一時、車に避難します。
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車に向かう途中でタゴガエルを見つけました。
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こちらも警戒心が薄いのか、何枚も撮影させてくれました。
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さきほどのヒキガエルもじっと同じポーズ。
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雨が上がったのでマクロで先程の個体を撮影。
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それにしても夜中に山中で過ごすのは慣れが必要ですねえ。
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あちこちでシカが鳴く声が聞こえて不気味です。
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撮影はしませんでしたが、夜中の駐車場はシカだらけでシカパーティ状態でした。
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帰り道でトノサマガエル。
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やはり雨の日は両生類が元気です。
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これは芝生にいた他の個体。
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これだけカエルがいるのであればヘビ類にも期待できますね。
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さらにもう一晩、この公園を訪れました。先日とは違う、小さめのニホンヒキガエルが出迎えてくれました。
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イチオシ
前回と同じ場所に到着。この日は斑紋がくっきりとした個体が出迎えてくれました!
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この日は3匹確認したのみ。
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飛び回って良い枝に留まってくれました。
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繁殖期もほぼ終わりです。
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どうやら西日本の方が繁殖期がスタートするのが早いようですね。
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東伊豆のシラヌタの池は7月でもたくさんいましたが。
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ここでは6月いっぱいでほぼ繁殖期は終わってしまうようです。
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斑紋の入り方がアマミイシカワガエルっぽいです。
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イチオシ
しかしれっきとしたモリアオガエルです。
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他の個体は追わず、この個体だけに集中です。
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翌朝は予定があったので1時間ほどで撮影しまくり、帰る作戦です。
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枝を行ったり来たりしてなかなか飛び移りません。
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模様はアマミイシカワガエルに似ているものの、あの魅力にはなかなかかないません。
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枝先を握りしめる表情が可愛らしい。
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来年まで生き残ってくれると嬉しいのですが。
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他の枝に飛び移りました。脚を伸ばすとすごく大きく感じます。
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この夜はストロボを使わずにマクロで撮影しています。
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イチオシ
良い枝に留まってくれました。
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これぞモリアオガエル、という感じの表情です。
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これで今年のモリアオガエル観察は終了です。
来年はまた東伊豆にでも遠征したいですね。
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