セコイア国立公園のアルタピーク

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2018/06/23 - 2018/06/23

22位(同エリア55件中)

エリア

セコイア・キングスキャニオン国立公園周辺(アメリカ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円未満

旅行の手配内容: 個別手配

場所： Lake Trail (Alta Peak) （アルタ・ピーク）
距離：　往復13.4マイル（約22キロ）
高低差：　約1190メートル
目安時間：　8時間
訪問日時：　6月23日（土）6:47～14:35
訪問時の気温：　9～28度
見ることのできた動物：　小鳥、カラス、キツツキ、マーモット

アルタ・ピークに登る一番一般的なトレイルは、2週間前に行ったレイク・トレイルと同じ場所から出発します。私は富士山に登ると毎回標高3200メートルを超えると高山病で頭痛がしてくるのですが、ここでは高山病になったことはありません。傾斜がゆっくりだからでしょうか？

その他、ハーフドームへのトレイルに比べて混んでいないなどのメリットがあります。
逆に、デメリットでは、このトレイルにはトイレがないのです。トレイル出発点の駐車場にしかありません。
歩き始めて割とすぐに、ルピナスがたくさん生えているところがありました。
7時31分。

レイク・トレイルとアルタ・ピーク・トレイルの分岐点に到着。2週間前に来た時よりも早いペースです。

実は今回は朝から筋肉痛でした。木曜日に久しぶりに運動しようとジョギングをしたところ、土曜日になって痛みが・。
なので今回は前回よりもゆっくりになるかと思ったのですが、なぜか早かったのです。

そういえば、昔『ダイの大冒険』という漫画で学んだことを思いだしました。人間は疲れている時は無駄な動きをなくそうとして自然な動きになるそうです。今日の私がこんな状態なのかも。そうすると、もし今日私が刀を持っていたら、岩を切ったりできるかもしれません。

前回は左に進みましたが、今回はアルタ・ピークが目標なので右に進みます。
少し進むとキツツキがいました。
7時59分。

パンサー・ギャップに着きました。ここまでは林の中のハイキングでしたが、ここから視界が開けます。
南側に見えた岩山。
東側には標高4000メートルを超える山脈があります。
もう少し進むと、南にモロ・ロックが見え始めました。
ところで、トレイルの入口からこのあたりまでは、馬やロバも通ります。

こんな細い、横が崖の道もあるのですが、すれ違う時は注意しなければなりません。
8:29

アルタ・トレイルとハイ・シエラ・トレイルの分岐点に来ました。馬やロバはハイ・シエラ・トレイルのほうを使うので、ここから先は安心して気楽に歩けます。
また林の中の涼しい道を歩きます。
9:00

アルタ・ピークへとアルタ・ミドウへトレイルの分岐点。ここから本格的な山登りが始まります。

ここまで7.4kmの道のりで標高を600mあげてきたのに対し、ここからはたった3.4kmの距離で標高を同じく600mあげます。

歩く早さを半分以下にしてゆっくり登ります。
ホイットニー山がよく見えます。

近くに見えますが、ここから歩いていくと90kmくらいあるそうです。
今日は雲一つない快晴です。

望遠レンズを持っていないと動物があらわれ、広角レンズを持っていないと天気がよくなるのが最近の傾向です。

今回は水をペットボトルで4本持ってきました。凍らせて持ってくればよかった・・。直射日光が当たるとかなり暑いです。特に最後の1キロくらいは木が一本もなく、日陰がありませんでした。
道の横にはところどころ雪が積もっていましたが、トレイルには全くありませんでした。

歩きやすいですが、そのかわり暑いです。
10:40

頂上到着。2週間前に目指していたペア・レイクを見下ろすことができました。
ペア・レイクの上のほうはまだ雪が多く残っていました。
アスター・レイク
エメラルド・レイク
少し移動したところから見たペア・レイク。西洋ナシの形です。
帰りは、太陽が上のほうに来ているので。道端の花が行きよりも鮮やかに見えました。
白い花
ルピナスもこんなにくっきり