インドの世界遺産　クトゥル・ミナール

2018/05/31 - 2018/06/04

最後の世界遺産はクトゥル・ミナールです。
ヒンドゥー様式とイスラーム様式が混在した様式となっています。これまであった寺院などを破壊し、その石材を転用して制作されたためでしょう。
ヒンズー教にイスラム教が勝ったために建てられた塔となります。

エリア デリー(インド)

左手に高い塔があります。
７０メートルほどあります。

勝利の記念塔と思っていましたが、党だけでなくそれ以外の建物もあります。
７０メートル以上あると遠くからも目立ちます。

入って左手に塔が見えますが右手にも当時の建物が残っています。

日本の建築物は木造のため定期的に建て替えられたりしますが石造建築物は当時の面影がそのまま残っています。

アライ・ミナレット
完成前に中断された模様です。
この土台の大きさでスト完成時には１００メートルを超えるものであったのではないかと推測されます。

細かな文様等デザイン性に優れているなぁと感心します。
トルコでもそうですがモザイク模様は多種にわたっており緻密、繊細で結構お気に入りです。

柱の間に門が入るように写真を撮りました。
柱がちょうどフレームみたいになって面白いかな？と…。

近くで見るとさすがの建物だなぁと感心します。
インドでは地震が多く、何度か崩れては再建されたそうです。
一時は１００メートルほどあったとか。

インドではスクエア型の公園が好まれるようです。

最後お気に入りの柱を撮影して岐路につきました。
ここではイスラム様式やヒンズー様式など様々な宗教文化が混ざった建築様式になっています。
インドはヒンズー教の国というイメージでしたがイスラム様式が色濃く残っており、さらにシーク教、ジャイナ教といろいろな宗教がミックスされておりその上イギリスの植民地時代があったためイギリス様式もところどころみられて美術史をしっかり勉強しておくと面白いかもしれません