名探偵コナンを楽しむ!　鳥取日帰り旅行

2018/05/20 - 2018/05/20

2018年の名探偵コナン映画を観たことから、しばらくぶりに鳥取へ行きたくなりました。
目的地はコナンあふれる北栄町。さまざまなお楽しみを巡りながらの自家用車日帰り旅行の記録です。

エリア 鳥取

鳥取県伯郡北栄町、までの道のりはすでに「島根・鳥取ドライブ（https://4travel.jp/travelogue/11311185）」で紹介しているので省略。
ここは由良駅、「コナン駅」として営業されています。入口だけでなく、中の待合室にもコナンがあれこれ。
表紙写真も同じ駅ですが、駅には観光案内所が併設されていて地図や資料などもありぜひ最初に訪れたいポイントです。
今回は北栄町の地図やトリパス（スタンプラリーや割引特典満載の小冊子）を目的に訪れました。

由良駅 駅

由良駅（コナン駅）の観光案内所。資料を閲覧するのに便利なスペースがありました。
テーブルの上には北栄町のガイドや映画関連新聞が。（映画館で宣伝用に配布されていたもの）
観光案内所はコナングッズやポスターなど所狭しと飾られ、オリジナルグッズの販売もあり、旅行者とおぼしき方が幾人も訪れていました。

観光案内所から出ると、目の前にタクシー屋さんが。右手にコナンキャラクターの描かれたタクシーが駐車してありました。

駅からそれほど離れていない場所に、北栄町図書館があります。
壁に大きくコナンくん、入口の柱には新一くんが設置されています。
特にこのブロンズオブジェは町の中あちらこちらに点在していて、キャラクターもたくさん。色のついたカラーオブジェもあり、この図書館前から駅方面に向かっては少年探偵団のうち4人を見ることができました。

北栄町図書館 美術館・博物館

歩道には誘導案内がキャラクターとともに描かれています。
親切設計！

町中には単行本風のモニュメントが点在しています。
これにスマホアプリ（COCOAR2）をかざすと左下のように写真枠とキャラクターが出現！　この画像だとモニュメントに張り付いているように見えますが、周囲にカメラを向ければそちらに展開されるので自由に記念写真を撮ることができます。
見つけてはアプリを起動させ、ちょっと変わった撮影を楽しみました。

図書館前から北へしばらく、コナン大橋をわたった先に来ました。巨大迷路です。
以前挑戦したときは、いくつかのチェックポイントを探し出しスタンプを集めた後、出口を見つけてゴールするというものでした。結構歩き回ってやっとのことでスタンプを集めた記憶があります。
確か時間制限があるので迷い続けて日が暮れるなんて事態にはならないと思いますが、楽しく遊ぶためには時間に余裕をもって参加したほうがいいかもしれません。
ネットで検索したところ、営業は期間限定のようでした。

今回は予定がつまっていたのでこちらはパスして、隣の施設「米花商店街」へ向かいました。

ごく普通の家に見えますが、表札が「工藤」です。米花商店街を道路側から見ると、名探偵コナンで登場する工藤新一くんの自宅であるかのように建っているおうち。
門は開きませんが、インターホンを押すと登場人物の声が聞こえてちょっと楽しい演出です。

お腹が空いてきたので、何か食べようと「コナンの家　パン工房」に来ました。
以前訪れたときにはパン屋さんでしたが、ファストフード店としてリニューアルオープンしていました。
店内に飾られたホットドッグをかじるコナン君のイラストがかわいらしかったのでパチリ。

コナンズ キッチン グルメ・レストラン

パン工房の向かいにある喫茶店が気になったので、こちらではフライドポテトだけいただいて軽くお腹を満たしました。
ポテトおいしかったです！
入れ物もかわいらしくて眺めながらのちょっとした休憩にピッタリ。

お向かいのお店「喫茶ポアロ」に来ました。
券売機の上に山陰を紹介するwebサイト「しまね＆とっとり　いい恋しろうさぎ縁結び手帳」のキャンペーンお知らせがありました。
（恋人や夫婦など、カップルが対象で、この時には店舗でオリジナルコナン商品400円以上の利用をするとステッカーがプレゼント）
ちょっと嬉しい特典の発見でした。

喫茶ポアロで注文した「名探偵コナンナポリタン」です。
結構濃くて甘い、昔ながらのナポリタン！　しっかりお腹にたまって満足なお昼でした。
しばらく休憩した後米花商店街の中にある「コナン百貨店」でおみやげを購入し、次の目的地青山剛昌ふるさと館へ向かいました。

米花商店街から車で3分ほどで到着、青山剛昌ふるさと館です。
写真は名探偵コナンでもおなじみ阿笠博士の愛車フォルクスワーゲンのビートル。
中古車2台からマンガにできるだけ近づくよう創られたものだそうです。法律の関係でナンバープレートを作ることができないため、実際のものより大きなものが取り付けられています。
番号は彼の名前から164となっていますが、後ろは「北栄570」前は「サンデー570」と異なっていました。
運転席には前日公開されたばかりの阿笠博士のオブジェが。にっこにこの笑顔なのですが、反射の関係で写真を撮るのが難しかったです。

青山剛昌ふるさと館 美術館・博物館

いよいよふるさと館に入館です。トリパスなどで入館料割引あり。
今回は以前挑戦して受け取ったマイスターカードで割引を受けました。
マイスターカードとは、青山剛昌ふるさと館内のクイズラリーに挑戦し全問正解すると発行されるカードです。
初級は館内入口近くに置いてありますが、中級以降はそのひとつ前の認定カードを提示して入館料割引を受けると問題用紙を受け取ることができます。
館内をしっかり巡れば解ける、はず。

作品原画など展示内容の一部は近距離撮影が禁じられていますが、館内は基本的に写真撮影が自由です。
原作者の仕事風景再現や物語に出てくる小道具など、写真に撮りたくなる場所いっぱいです。

写真といえば、町中の単行本風モニュメントにあったスマホアプリでキャラクターと撮影！　の機能（COCOAR2）は、館内にも用意されていました。
右はアプリでスキャンする場所、左はスキャンしたあと写真枠が表示されたスマホです。
いくつか試しましたが、かなり凝った写真枠が多く楽しい記念写真が残せそうでした。

色紙もいっぱい展示されていました。
大きく描かれているのはその年の映画に関連して選ばれたキャラクターかな？
米花商店街でもたくさん展示されていたのですが、週刊誌の仕事も、映画の仕事も、色々こなした上で毎年色紙まで用意するなんてすごいなあと思いました。

こちら、画面の中にいる立体キャラクター、その足元には入場券の裏側が。
この画面の近くの台に入場券を乗せると、画面にキャラクターが現れる仕組みです。
椅子に腰かけて入場券を置けば、キャラクターと並んだ写真が撮れます。
キャラクターは微妙に動いていました。

プロジェクションマッピングを利用した展示がありました。写真は始まりを知らせるカウントダウンの場面です。
壁の奥行を利用した立体的な動きは視覚効果が抜群で、物語の内容も「コナンファンなら知っているけれど見せ方がかっこよくてとてもいい！」感じでした。

1階、2階の展示をひととおり見終わって入口に戻ろうとすると、階段の途中にかけられた大きな絵が目に飛び込んできます。
これ、先日訪れた大塚国際美術館と同じ技術を用いて作られた陶板（大塚オーミ陶業株式会社制作）です。とにかく大きい。
階段の途中からは撮影できないので、2階からパチリ。

この後1階に降りましたがクイズラリーで解けていない部分があったのでもう一周しました。かなりの時間ウロウロしたので、回答用紙提出後は急いで併設の「コナン探偵社」にて買い物を済ませて出発しました。

自家用車なので移動は楽ですが、それぞれ見どころをうろうろしてかなり足が疲れてきました。
せっかくなのでトリパス掲載の温泉に立ち寄ることに。
トリパスは、コナン探偵社やコナン百貨店でも優待があったので有効活用しました。写真は目的地「はわい温泉」に向かう途中です。

はわい温泉は東郷湖にある温泉のひとつで、いくつもの温泉旅館があります。
近くの道には魚の頭オブジェがたくさん並んでいて初めて見るとちょっとビックリ。
これは湧き出た温泉を鯉が教えてくれたという伝説から作られたもののようです。
たくさん並んでいる様子から、始めは（イワシかな？？　シシャモかな？？）なんて誤解していました。

目的地の温泉「望湖楼」に到着しました。
手前は宿泊者専用駐車場、日帰り入浴の場合は左手にある別の場所に駐車するとのことでした。

はわい温泉　望湖楼 宿・ホテル

望湖楼を選んだ理由はこれ、名探偵コナンに登場した温泉旅館のモチーフがここ望湖楼とのことだったからです。（写真は旅館に掲示してあった説明、コミックス69巻に掲載とのことでした）
せっかくコナンにまつわる場所を見て回ったのだから、温泉も関連する場所にしようと決めました。

湖上に建てられた温泉は一見の価値あり。見晴らしそのままなのでちょっと躊躇しましたが、しっかり温まる良いお湯でした。
右の建物2階には足湯があり、カップルや家族連れも訪れていました。

露天風呂だけでなく旅館建物内にも温泉があるのですが、急いでいたので今回は寄ることができませんでした。
今度は宿泊してゆっくりしてみたいです。

コナン旅の最後は空港です。
鳥取砂丘コナン空港は現在リニューアルの工事が進められていて、以前は設置されていたコナンくんと蘭ちゃんのフィギュアが一時撤去されていました。
訪れた2018年5月にはコーヒーを手にする毛利小五郎フィギュアがあったのですが、この旅行記を描いている6月現在は一時撤去されているそう。
リニューアルオープンでの再設置が楽しみです。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

こちらは北栄町で利用のアプリとは別のアプリを使ってスマホに表示させたキャラクター。
右は読み取り用に設置された画像、読み込むと柱の横に哀ちゃんが現れました。
以前訪れた米子鬼太郎空港と同じ「鬼太郎・コナンを探せ！」というAR記念写真アプリ使用です。
（この旅行記作成時現在、米子鬼太郎空港は運営上の理由でアプリの利用を一時停止していると、公式サイトにありました。米子鬼太郎空港でアプリを楽しむ際は利用が再開されているかチェックしたほうがいいようです）

鳥取空港国際会館側の送迎デッキで、出発する飛行機を眺めました。
送迎デッキにも記念写真にピッタリなモニュメントが設置されていてどこまでも凝っているなーと思います。
しかし、ここでのんびりしていたことで最後に買って帰ろうと思っていたものが買えなくなってしまいました。

星取県モチーフのすなば珈琲印。昨年訪れた場所から移転して、空港入口の外側に店舗がありました。訪れたときには閉店中。
たぶん、最終の離陸を見送った時点ですでに終了していたのですが、まったく気づいていませんでした。

帰路車内でのすなば珈琲は、次回のお楽しみとなりました。今度はもっと早めに空港にたどり着きたいと思います。

鳥取砂丘コナン空港の案内図です。
工事中の箇所がいくつかあります。
リニューアルオープンがいつなのかはわからなかったのですが、新しい姿に期待です。
この後はそのまま帰路に着きました。

慌ただしいコナン旅でしたが、たくさん見て回って楽しかったです！
次回はもうちょっとひとつの場所でゆっくりできたらいいなと思います。