ノルウェー旅ふたたび②

2018/05/07 - 2018/05/09

ノルウェー旅ふたたび① の続きです。

せっかくノルウェーまで行くんだから、1回くらいはハイキングしたいと思い、ひとりでも行って帰ってこれそうな山をネット検索したところナルヴィク山（Narvikfjellet）を発見。
当日晴れて、Narvikfjelletのカフェテラスまでハイキング出来ました！

水が美味しく、風光明媚な街です。

5/7 Melbu → Narvik
5/8 Narvik
5/9 Narvik → Oslo

エリア ナルヴィーク(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

5/7 9:50発のバスでフェリー乗り場（Melbufergekai）まで向かいます。

フェリーからの風景① Melbu村とお別れです。
名残惜しいけれどまた来ます！

フェリーからの風景② 10分程デッキにいましたが、強風と寒さに負けて中に入りました。

フェリーからの風景③ Fiskebølに到着後、10:30発 Narvik行きのバスに乗り換えました。

バスからの風景① Austvågøy フェリーにタンブラーを忘れてきたことに気付きます。

バスからの風景② Lødingen 標高が上がり、雪が降っていました。

バスからの風景③ Lødingen この後は吹雪になり、視界不良になります。

14:00頃、Narvikに到着。Scandic hotelの前で下車し、間近のアパートに2泊しました。 海側は吹雪ではないものの、横殴りの雨と冷風であっと言う間に手先がヒエヒエに…
部屋で温まった後、夕飯とタンブラーを買いにショッピングモールへ行きました。

部屋からの風景① 22:00過ぎ、緯度が高いだけあってこれから日没です。
雨が止んでよかったー。

部屋からの風景② 5月上旬なので白夜の時期ではないですが、0時頃でもこの明るさです。

5/8 朝から晴天で気分があがりました＼(^o^)／
前日、アパートのオーナーが観光場所を教えてくれた流れで、晴れたらナルヴィク山（Narvikfjellet）までハイキングしに行くことを伝えると、14時まで待てるなら登山道まで送るよ！ と言ってくれたので、午前中はのんびり市内散策をしました。
まずはEU最北駅のNarvik Stasjonへ。

駅のホームからの風景①
1日2便、スウェーデンのキルナ、ストックホルムまでの電車が走っているそうです。 ナルヴィク到着時にこの景色が迎えてくれるんだなと思うと、なんだかワクワクしてきたので次回乗る予定です。

ナルヴィクの中心部。 フィッシュマーケットのうえから写真を撮ってみました。

フィッシュマーケットの写真を撮り忘れてしまいましたが、来た記念にドライ鱈（一番左）を購入。
右2つのスープは前日にスーパーで…はい、ロフォーテンの名に釣られて買いました。

観光案内所の近くで標識を発見しました。
北極点まで2407kmって近いのか遠いのか…

以前、他の方の旅行記で見て気になっていた「広島の爆心地から来た石」を発見しました。
日本人として、ナルヴィクに来たら見ておきたいと思った場所です。
一つ前の標識のすぐそばにあります。

広島を繰り返すな
長崎を繰り返すな

祖父も第二次大戦中は戦地へ赴いていて、私が幼い頃から当時の話を聞いています。
「戦争なんかしちゃいけないんだ…」と。

この像も爆心地からの石の横にあります。
お昼過ぎになったので、近くのショッピングモールでランチしに向かいました。

AMFIというショッピングモール内のスーパーで量り売りのサラダボウルとオレンジジュースを購入。
旅行中は栄養偏りがちなので、生野菜はモリモリ食べておきます。
ちなみにAMFIの1Fにロフォーテン諸島、トロムソなどへ行く長距離バスのターミナルがあります。

ランチ後、オーナーのお迎え車が来て市内を案内していただきながら、ナルヴィク山（Narvikfjellet）の登山口まで向かいます。
登山口までの道中、高台に建設中の建物が結構あったのですが、景観を気に入ってナルヴィクに移り住んでくる人が増えていて、ただいま建設ラッシュなんだそうです。

雑談していたらあっという間に登山口に着いてしまいました。
帰り道わからなくなったら連絡して、あ…携帯にGPSあるね… とオーナー。
本当親切な方です、ありがとうございます！！

ジグザグしながら登っていくと雪が見えてきました。
地元の方はzig-zag roadと呼んでいるそうです。

見晴らしが良くなってきました。
ナルヴィク市内が見えます。

雪解け水が勢いよく流れています。
流しそうめんやったら楽しそうだな。
ナルヴィクは水が美味しい街なんだよ。 と、前日にオーナーが教えてくれたのですが、雪解け水のおかげでしょうか。

この日の気温は8℃程度だったのですが、陽射しが強くて汗だくになりながら登っていました。

余りの暑さにウィンドブレーカーを脱いで涼んでいたところに、地元のおじさんが登ってきました。
ノルウェー語で話しかけられ、きょとんとしてたら英語で話してくださったものの、ノルウェー訛りのヴァイキング英語が上手く聞き取れず…。
少し話した後、おじさんは猛スピードで登って行かれました。
あああ残念、もっと耳慣れしなくては！！

さっきよりも見晴らしが良くなってきました。

だいぶ登ってきました。
前日に降った雪がフカフカです。

誰もいないので、暑いーカフェテラスどこー？ とか独り言をいいながら歩みを進めていたら、猛スピードで去って行ったおじさんに遭遇。
もう少しでカフェテラスだよ！ と言って、また猛スピードで下りて行きました。

カフェテラスまであと少し！

登り始めて1時間半ほどでカフェテラスに到着しました。標高650mなので高尾山と同じくらいの高さです。
ネットで見て、ここに来たいと思った風景が目の前に！！
逆光なのが残念ですが、見晴らしの良い場所です。

☆ご参考までに☆
Narvikfjelletはスキー場があり、登山しなくてもケーブルカーで登って来れます。
スキーの世界大会にも使われているそうです。
詳しくは http://narvikfjellet.no/Home

カフェテラスからの風景①
旅の相棒のミイさんで記念撮影をしようとリュックをガサゴソ…ない… ＿|￣|○
前夜、リュックの中を整理しながらテーブルに置いたままにしてたことを思い出しました。

ミイさん: あんた、相変わらずすっとこどっこいね！

カフェテラスからの風景②

しばらく休憩して汗もひいたので下山します。
ホントに来れてよかった、大満足です。
翌日はオスロへ移動のため、これにてナルヴィク観光は終了です。
お付き合いいただきありがとうございました！

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2018/06/10 15:06:04

  血は争えない

  こんにちは　丸美さん
  
  もちろん丸美屋のふりかけは大好きですよ。
  
  もはや北極点が、ウィーンに遊びに行くよりも近いのですね。
  週末はちょっと極地までハイキングなんて人も多いのでしょう。
  
  こんな北の大地にまで、広島・長崎の思いが届いているとは。
  ぼくは原産地が長崎なので、妙に響きます。
  ノルウェーもロシアと戦争にならなければ良いのですが。
  
  こんな極北の地へ何が丸美さんをこんなにまで惹きつけるのか?
  きっと前世のヴァイキングの血が騒ぐのでしょうね。
  
  それにしてもミイも高尾山からの景色を眺めたかったことでしょう。
  
  ではでは ses iv<(_ _)>vi ses

  まるまるまるミイさん からの返信 2018/06/11 12:49:22

  Re: 血は争えない

  ももであさん
  
  ①に続き、コメントありがとうございます☆
  前世は黒ひげ危機一髪みたいなヴァイキングだったかもしれません（笑）
  
  >もはや北極点が、ウィーンに遊びに行くよりも近いのですね。
  週末はちょっと極地までハイキングなんて人も多いのでしょう。
  
  ホントだ！ 全然見てなかったですけど、北極点の方がウィーンより近い！！
  さすがももであさん、目の付け所が違いますね（≧∇≦）
  
  ミイさんは高尾山にでも連れて行って、機嫌を直してもらいます。