2018/05/05 - 2018/05/05
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地酒大好きさん
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滋賀県にある霊仙山(りょうぜんざん)の西南尾根にヤマシャクヤクを見に行きました。この花は登山者、特に女性に大人気です。
毎年この時期に登って花を楽しんでいますが、あの大規模な群生地は今年はどうでしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
滋賀県の醒ヶ井養鱒場(さめがいようそんじょう)から登山道に向かいます。
午前7時にはすでに駐車スペースは満杯で、それ以外の路肩スペースも埋まっています。中部、関西、関東などの車です。仕方なく、手前数百メートルの空き地に駐車しました。その間にもどんどん車が到着して、人気のほどがうかがえます。
登山口から山に入るとすぐ榑ヶ畑(くれがはた)集落の廃村を通過します。このように狭い山間に石垣を積んで平地をつくって宅地にしていました。今では木が生えて年月の長さを感じさせます。、 -
数年前までは廃屋が残っていましたが、最近はそれも朽ち果てつつあり、がれきのようです。
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石垣はセメントも接着剤も使わないで積み上げられていますが、何十年たっても崩れません。昔の職人の技です。
今では石積みの技術は失われて、素人が同じように積んでもすぐ崩れてしまうそうです。これも産業遺産で保存すべきです。 -
ここで今日のルートを。
左上の榑ヶ畑登山口→汗拭峠(あせふきとうげ)を経て、左回りに周回します。近江展望台から霊仙山の間の尾根が、今日行く「西南尾根」です。
ほとんどの登山者は、汗拭峠から右回りで霊仙山を目指し、そのまま引き返します。そのため、に西南尾根行く人はごく少数です。
わたしは今日は時間の都合で、西南尾根から、(霊仙山を経ないで)直接見晴台へやみくもに歩いて戻りました。(遭難するのでやってはいけません) -
急な登山道をしばらく歩くと汗ばんできます。その先にあるのが汗拭峠です。その峠が見えてきました。
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汗拭峠です。ここで冷たい風に吹かれて一息入れます。
左は霊仙山への近道です。先ほどのルート図の右回りです。
わたしは「落合」とある、落合集落に下ります。 -
峠から下りるとすぐ下にはミソサザイ谷が流れています。正式名称を大洞川ということを今回初めて知りました。
ミソサザイ谷とはわたしが名付けたのですが、ミソサザイが数十メートルおきに縄張りを持っていて、大声でさえずっていました。多くの個体が棲みついています。 -
ミソサザイ谷を下ると、落合という集落があります。廃村のようで、写真のような廃屋がたくさんあります。
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人が住まなくなって家が傷んできています。
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もう崩れかかってきている家もあります。
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落合の先の「今畑登山口」から西南尾根へ向かいます。ここから再度登りが始まります。
人がやっと一人通れる急な細い山道を登るとクリンソウがありました。今畑集落(廃村)に来ました。クリンソウは数十年前に人が住んでいたころ、各自の庭に咲いていたもののようです。 -
今畑の共同井戸です。水が流れ出ています。当時はここで井戸端会議が毎日あったのでしょうね。
先ほどのミソサザイ谷ではでは多くのタゴガエルが鳴いていましたが、この井戸でもたくさんの声がしていました。
榑ヶ畑でもたくさんのタゴガエルが鳴いていて、登山者から「犬が鳴いている」と言われていました。このカエルの声はそうとも聞こえます。 -
今畑が廃村になってから数十年たち、最近までなんとか形を保っていた家も今ではこのように屋根が崩れてしまいました。こうなると雨水で崩壊が進みます。
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今畑の民家跡に捨てられているブラウン管テレビです。年々傷みが進んでいます。
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NEC製のテレビです。
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今畑の民家跡ではクリンソウの群落がありました。今が花盛りです。
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今畑を過ぎて西南尾根に向かう途中にあったエビネです。ランの仲間で、昔のエビネブームのときには盗掘にあって、自然界ではほとんど見られなくなっていましたが、今では回復してきています。
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西南尾根の取りつきです。かなりの急斜面をしばらく登ります。
写真の上部の黒い点はカメラのレンズの汚れか傷のようです。 -
このような岩だらけの急斜面をカンカン照りのもと、30分以上登ります。急すぎて立ってはおられず、ずるずると滑り落ちます。
本来なら汗でびっしょりになりますが、今日は乾燥した冷たい風が吹いているため汗をかきません。一年でも最高の条件です。 -
琵琶湖が見えます。
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ところどころにエビネがあります。これはピンクのエビネです。
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別の場所ではこのような白いエビネもありました。個体差なのか別種なのかは分かりません。
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やっと尾根上に出ると「近江展望台」があります。ここからは360度の展望がききます。
向こうに続くのは西南尾根です。その先端部に霊仙山があります。 -
西南尾根はこのような岩だらけの歩きにくい登山道です。
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この山に多いオオセンチコガネです。日光できらきら光る光沢がきれいな昆虫です。でもここに多いシカの糞を食べる昆虫です。
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これも光沢があってきれいな昆虫です。しかし触るだけでも危険なツチハンミョウです。
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ヤマシャクヤクがある場所に近づくと、ありました。咲き始めたばかりです。これを見るために苦しい道を登ってきました。
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岩のゴロゴロした場所に大きな群落があります。これだけ大規模な場所は他には知りません。
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来ていた女性グループは、「あった」「すごい」「すごい」の声を連発していました。
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清楚な花です。何枚も写真を撮りました。
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たくさん採った写真のうちで、これが一番のお気に入りです。
あと1週間ぐらいは見られると思います。花の命は短いものです。
それにしても、シカの食害でほとんどの草花や低木、ササがなくなったのですが、この花は残っています。シカが嫌うのでしょうか。 -
ヒメレンゲも岩の間にたくさん咲いていました。これもシカが嫌うのでしょうか。
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岩の間に咲くハタザオの仲間です。通りかかった人の話では、ハクサンハタザオということでした。
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シカの糞だらけの山ですから土壌は栄養豊富です。そのためイチリンソウも大きな花を付けています。
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ヒトリシズカもひとりひっそりと咲いていました。
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わたしだけが西南尾根から道なき場所をやみくもに歩いて見晴台まで行きましたが、シカの食害で草花やササがない中で、島のように緑が残っていました。
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シカが食べない植物です。名前は分かりません。
ここは人が歩かない山中ですからシカも安心して生活しているようです。4頭のおとなのシカの群れを見ましたが、カメラを用意しているうちに逃げられました。 -
シカの糞だらけの栄養たっぷりの山はいたるところでニリンソウが咲いていました。
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足の踏み場もないくらい密度が高くニリンソウがあります。
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エビネの群落があちらにも、
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こちらにも、たくさんあります。
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下山路でのハシリドコロの群生地です。シカも食べません。
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ハシリドコロです。花はまだのようです。
夏にはすっかり姿を消してしまうという不思議な植物です。 -
林道まで戻ってきて見つけたウツギです。きれいです。
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新緑がまぶしいくらいです。今が一番きれいな時期です。
早朝に来たため名神高速道路は空いていて、午後から大渋滞が予想されていたのに早目の下山で空いた高速道路を順調に帰宅しました。
歩いたのは22,000歩でした。
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