イベリア半島レンタカー一人旅//ガイドブックに載ってない島の旅・ファイアル島

2017/06/26 - 2017/08/12

アゾレス諸島はポルトガルやヨーロッパやアメリカの裕福層が別荘を持ったり、リゾートバカンスを過ごす観光地として人気がある。
その中でもファイアル島は高級ヨットやクルーザーがズラリと並ぶリゾート基地となっている。そのため、ポルトガルとは思えないほど物価が高い。
中心となる港町「オルタ」は小奇麗なレストランやカフェがあり、港町に見えない。

フイオーレ島は初めは計画すらしてなかったのですが、ホルトがるの最高峰のピコ山が天候に恵まれ楽に登れたので、簡単にフェリーで行けるフイオーレ島行きを選びました。フイオーレ島はピコ島と同じ火山の島で、1958年の噴火を最後に大人しくしておるとのこと。
一般の観光客は、オルタだけの人が多いのか、車は持って行きません。私は何処でも同じですが、車で自由に歩き回りたいので、レンタカーを持ち込みました。
普通フェリーの乗り方は、乗り口の車の列に並んでいれは、係員がチケットの購入の為に回ってきます。そこでカードか現金で払えば乗れるのです。
処が、ピコ島のマダレナ港から、ファイアル島のオルタ港までの乗り方は、ビックリしたことに飛行機と似ている。
チケットを買うときにパスポートを出し、それをコピーして更にパソコンに入力します。車の登録証か、レンタカーは鍵に車のナンバーが付けてあるのでそれの入力。全く英語が通じずに、15分間の格闘の末にチケットをゲットしました。車は六台しか載せられず、それもバックでの乗船です。
乗客は二百人位でしたが、矢張り飛行機と同じように大きな荷物は預けます。そして、ターンテーブルで受け取ります。

オルタが島で一番大きな街です。ポルトガルの街の雰囲気ですが、余り興味は無いので素通りして、自然の綺麗な海岸線を走り島を一周しました。火山で出来た島ですから、海岸まで溶岩で出来ており砂浜が有りません。その代り波が岩に当たり波しぶきを上げる様はとても綺麗です。そして、あちこちに青の洞門の様な洞窟が有り、青く澄んだ海水と共に、上がる波しぶきは心が洗われるようです。
ピコ島でも泳いだので、ここでも泳ごうと思っていたのですが、泳げる場所が限定されていて、アプローチも悪く諦めました。
ファイアル島の最北端に灯台が有り、観光バスが来るほどの人気スポットです。灯台から見上げると小高い山が有り、反対側はスッパリ切れて大西洋まで落ち込んでいます。苦労して登った絶景は格別でした。

エリア ポルトガル

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

最北端の灯台
ここまで観光バスの団体が来ていたが、レンタカードライブは誰も居ない。

火山活動で出来た島です。海岸線は波で浸食されて絶壁になっている。

あちこちに波に浸食された洞門が有ります。
ピコと同じように泳ぎたかったのすが、泳げるところが無い。

ピコ島からポルトガルへは直接帰れなくて、サンミギエル島に一泊してリスボンに帰りました。