長沙旅行記

2018/03/09 - 2018/03/12

結婚式の出席と旅行を兼ねて3泊4日の旅日記

エリア 長沙(中国)

成田空港で～
丁度お昼の時間だし、時間はまだあるしで、
「八代目義兵衛」さんで和食「季節の3種お魚御膳」をいただきました。
ご飯が美味しい！それもそのはず、土鍋で炊いていましたよ。お代わりも自由だって！

4年ぶりに出国。
成田空港では雨の出発だったけれど、長沙は晴れていた＼(^o^)／
揺れたなぁ～飛行機嫌いの私は、もう命がけ^^;

でも初めての土地と、これから会う沢山の人達の出逢いにワクワク。

長沙空港で上海経由で来た長男と合流
義父母と義母の妹夫婦と先に帰省していたお嫁さんRが出迎えてくれて、そのまま夕食をとるためレストランへ～
夕日が大きくまん丸で綺麗でした。
道路は渋滞していて、上海と同じく警笛音鳴らしながら突っ込んでくる車^^;
中国では勇気ある人が優先て誰か言ってたっけ...

湘土情 家菜生活館 レストラン
円卓の木の模様がステキ！
白酒（パイチュウ）がこんなに美味しいとは(^^)
お花のような芳醇な香りがいいね！でもアルコール度数は53度とか(･･;)
この日はちょうどRさんの誕生日でした＼(^o^)／

湖南烈士公園-1
次の朝、ホテルの隣にある公園を散策。
土曜日なので、家族連れも多かった。
シンボル塔に遊園地に池もあって、とにかく広い！

湘南烈士公園-2
入口奥の正面にはシンボル塔があり、革命等で亡くなった人が祀られている。

湘南烈士公園-3
公園では、太極拳をするグループを何組か見かけた。

湘南烈士公園-4
びっくりしたのは、このおじさん！
バケツの中に水を入れて、墨の代わりにして地面に書を。筆の先はスポンジのようになっていた。それにしても上手だなぁ～
思わず拍手してしまいました。
書きながら移動するのですが、乾けばまた同じ場所にかける。汚しもしないし、なんと合理的！

湘南烈士公園-5
赤い木蓮の花の蕾がたくさん。一斉に咲くと見事だろうなぁ～

湖南賓館
泊まったホテルの会場で結婚式というか食事会をしました。
中国人が好きそうな赤とキラキラで華やかでした。食事も美味しかった。言葉が分からないなりに、一つ一つテーブルに挨拶回り。110人位いたでしょうか～?
一つ驚いたのは、日本だと両親は末席ですが、ここでは上席。
ちょっとした式のリハーサルを前夜遅くにやったので何となく把握していたけど、なんとも照れくさかった。

食事会後、別室で麻雀大会があり、これも驚きでした。
でも私達は部屋に戻って一休み(_ _).｡o○

炊烟時代
2日目の夜はこちらで～
30人程の親族と会食。音声翻訳アプリを入れてきましたが、言い回しが難しくて、トンチンカンな訳になることも多々あり。
例えば、「この翻訳機械はあてになるかな」という質問には、「この翻訳機会...」というふうに。だから他の意味の持たない単語を使わないと上手く伝わらない（涙）
それでも若い人で英語を喋る人もいたり、Rさんの通訳で楽しめました。
手前はデザートで桔梗屋の信玄餅にそっくり！(◎_◎;)
黒蜜も使うんですネ。揚げてありました。

食後、湘江東岸散歩-1
夜景がキレイ！

湘江東岸散歩-2

湘江東岸散歩-3
詩人、杜甫が長沙に滞在していたのを記念して作られた杜甫江閣に寄る。
Rさんが言うには、杜甫は食べ過ぎて亡くなったという説があるらしい。

湘江東岸散歩-4
社交ダンス

湘江東岸散歩-5
パラパラのような踊り

他にカラオケや何かを空に飛ばしたり、思い思いの過ごし方を楽しんでいるようだった。

3日目は人気の観光スポット、太平街へ
老街と言って昔の街並みを生かした商店街。

太平街-2

街全体は綺麗で、ゴミ箱が設置され、お掃除のおばちゃんもいるし。
トイレは、ホテル以外は改善余地あるかも...

太平街-3
路地裏がなんか面白そうー
雀荘とかあるらしい

太平街-4
ここでお土産を買う。

太平街-5
湖南特産店で買ったお菓子。
上はそら豆やピーナッツ、海老等に唐辛子を巻いたお菓子。真っ赤かでいかにも辛そうだけど、思ったほどでなく少し辛めのスナック菓子風でとても美味しかった。袋売りしていてね、もっと沢山買ってくればよかったなぁ～
下の2種は干した棗。赤い方はちょっとピリッとしている。そういえば、ホテルの朝食時に生の棗を初めて食べた。梨とリンゴを合わせたような味。ドライ棗もスープの中や色々利用されている。

太平街-5
長沙の名物、黒臭豆腐を食べた。流石に臭いので得意ではないけど、揚げたてだし、上にかかっていた唐辛子の薬味がいいね！

レンタル自転車
どこで乗り捨ててもいいんだって。乗った距離で値段が決まる。
しかもスマホでネット払い。日本遅れてるー(･･;)

火宮殿
ここで昼食

火宮殿-2
義母の姉夫婦と一緒に。
お酒の持ち込みはOK
毛沢東が好んだ豚の角煮（紅焼肉)、や魚料理（椒魚頭)
長沙は内陸なので魚は川魚。料理にすると分からないが、結構見た目がグロテスクな魚が多い。
餃子は基本的に蒸し餃子なのね。

湖南料理は中国料理の中でも最も辛い料理の一つとされているそうですが、酢が効いているのか、辛い中にもさっぱり感があるし、また円やかなお料理もあるので、日本人好みと思いました。
全体的に、食材が豊富で美味しい！

昼食後、4年前にできたばかりの地下鉄（既に5号線までできている)に乗って橘子洲駅へ～
乗車前の荷物チェックはあまり意味がなさそう。

橘子洲駅からこの可愛らしい汽車に乗って、青年の毛沢東像を見に行きました。

毛沢東というより、ベートーヴェンでしょうー（笑)
湖南省出身なんですね。
高さ32m/長さ83m/幅41m重2000t
その大きさに圧倒されました。

ここは湘江の中州で、去年の豪雨で冠水した模様。

さすがにご馳走続きだったので、夜はビーフン（+スープ)を食べました。平麺が長沙の特徴のようです。

次の朝は早朝5時30分にもかかわらず、義父母と義母のお姉さん夫婦に空港まで送ってもらいました。

一族の絆の深さと、大陸的な鷹揚さを感じつつ、驚きと発見の楽しい旅でした。
また来ることがあれば、張家界、鳳凰古城に行ってみたいです。

そうそう、
帰りの飛行機で機内食をいただこうと、「大冲辣椒」をかけようとしたら「それ辛いですよ」と教えてくれたのがきっかけで、長沙出身の山形大女子学生と仲良くなり、あっという間に時間が過ぎました。
その中でも、アジアの4大妖術（中国の画像加工術、日本のメイク術、韓国のプチ整形術、タイの性転換術)の話は面白かったなぁ。