沖縄の春（中部～北部）

2018/02/23 - 2018/02/25

この時期、沖縄の気温20度前後というのはどのような服を準備したらよいか悩むところです。
陽が差せば暑いし、曇って風が吹けば寒い。
ましてや昨日まで北海道の寒さに慣れてきた体には暑いと感じて薄着をして風邪をひくことだけは避けなければいけません。

今年の春の沖縄は、とうとう中部から北部までやってきました。
2月23日（金）名古屋～那覇～北谷～那覇（泊）
2月24日（土）那覇～真栄田～万座毛～古宇利～今帰仁～北谷～恩納村（泊）
2月25日（日）恩納村～読谷～那覇～名古屋

エリア 恩納・読谷(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年とレンタカー会社が異なり、送迎バスは昨年の空港1Ｆから今年は３Ｆになりました。３Ｆはチェックインのフロアだけど車がはいれるのか？
と思いましたが、一般車両が送迎できる場所でした。

昨年は初日に読谷の中日2軍キャンプの練習を見に行く時間があったのですが、今年は選手が滞在する時間に間に合いそうにないので、北谷に来ました。
球場外には星野さんの在りし日の写真がブースにありました。
ご冥福申し上げます。

もう5時過ぎていますので、選手はいません。
ふとみると、投球練習場が新しくなって、報道陣が入って取材するところを外から眺められるようになっていました。
下は人工芝になっています。
昨年は、小屋の窓から覗いていたんだけど、これは北谷の予算で新しくしたのでしょう。

北谷球場の北側のビーチは行きましたが、南に延びるビーチに入っていないので散策です。

こちらの方が遠浅になっているようで、ビーチでサッカーでもできるのでしょうか？

風が暖かい。
暖かいのはやはり沖縄だ
砂浜を球場に戻ります。

猫がいっぱいいる！

球場、陸上競技場周りの海岸沿いの路を進むと、猫がいっぱい寄ってきます。

猫だ！
あちらからもいっぱい寄って来た。

猫だ！

堤防からも

那覇市内のホテルに戻り、近くの吉崎食堂さんで一杯です。
昨年はどこのお店も盛況で入れるお店を何件も探したので、今回は予約しときました。
まず出てきたのが、ゴーヤのスムージー。
ほんのり苦みがある程度でこれはいけます。

おつまみ5点盛。
じゃことコーヤ山椒煮、からし葉柚子おひたし、カツオおピリ辛炒め、牛スジコンキンピラ、茄子揚げ浸し
これだけでお酒が進みますが、気づけば多くが食べられた後でした。

沖縄にきたらやはり海ぶどうサラダ

そしてアグー豚の生ハム

泡盛はロックでちびりちびり。
銘柄は良く解りませんのでメニューの最初にあったもの。

2杯目はコーヒー泡盛とおもったのですが、パイン泡盛を試しましたが甘いのでコーヒーが良かった。

ゴーヤの天ぷらはカリカリ

これが目当てです。
アグー豚のラー油鍋

締めは沖縄そば

完食！

お口直しにマンゴーアイス
ごちそうさま。美味しかった。
来年も来ます。

朝、部屋から外に出ても寒くない。
凍っている！どころか、花が咲いている。
不思議。今までと別世界。

北谷に相棒を降ろし、まずやって来たのは、読谷北の真栄田岬

岩が浸食されて面白い形になっています。
この先端に崖に人がいてどうも釣りをしているようです。
切り立った岩ですがしっかりした岩がゴツゴツしているので、先端まで行けそうですが、見晴らしが変わるわけでもないので途中で引き返します。

海岸線まで降りられる場所がありますが言ってどうするんだろう。

と思っていたら、ここは『青の洞窟』がある、ダイビング出来るところでした。
珍しく駐車場が有料(100円ですが）で、駐車場にウェットスーツに着替える人がいたのはそのためだってのです。
海に入ることはないのでほとんど気にしていませんでしたが、やたらに舟がいると思ったら、ダイビングのツアーだったのかもしれません。

58号線を海岸沿いに北上すると綺麗な海岸線になりました。
竹をいっぱい差しているようなので、海苔の養殖か？沖縄なので海ぶどうかな？

やってきました、恩納村の万座毛。
先ほどの真栄田岬と違って観光客がいっぱいです。
10時前ですが観光バスが10台近くいます。ほとんどが外国人。
外国人のパワーに圧倒されます。
元気ないぞ日本人。いや、日本人は見るだけの観光が終わって体験型に進んでいるのかもしれない。

これだ。写真で見た、象さんの鼻
わずかに陽が差して、海の色がキレイ。
先ほどの真栄田岬の青の洞窟は潜るときれいなんでしょうね。

万座ビーチ方面には、夫婦岩があり、しめ縄までしてある。
海の色がほんとにキレイ。

帰りには、駐車場隣の記念碑前で、おじさんが三線を弾いて民謡を歌っています。
先を急ぐので、聞き入ることはできませんでしたが。

今日遅くなるので、先にチェックインを済ませたホテルから見下ろすみゆきビーチです。一通り沖縄の観光が終わったら、こんな海岸で一日、たそがれる　のもいいです。

国道を北上すると、蒼い海が次々に現れます。
車を止める場所を探して、海岸に降りてを繰り返すこと数回。

今回で一番訪れてみたかった古宇利大橋に向かう前にやってきました、美らテラスです。

ここの特大ハンバーガー（1,000円）をほおばりながら、古宇利大橋を眺めます。
レタスに隠れていますが、どでかい豚の角煮（ラフテー）が挟んであります。
沖縄に来たなら、豚でしょ。
大きいので、食べるのに苦労しましたが、旨い！

あいにくの曇りで鮮やかな海の色が出ていませんが、広い蒼い海にかかる真っすぐに伸びた長～い橋はそのスケールの大きさに感動します。

車で橋を渡っても途中、駐車できないので、行けるところまで歩いていきます。
自転車のレンタルがあるようで、帰りは下りなので楽ですが、ゆっくり眺めながら歩くのが良いです。

本島から1/3の距離の場所が一番高くなっています。
沖縄にはこの様な橋がたくさんありますが、どれもいい風景です。

陽が差して来て、海の色が鮮やかになりました。

サンゴ礁のおかげで、海の色がいろいろ。
これぞ沖縄！

雲の無い快晴の日差しで、もう一度見てみたいです。

今帰仁城址にやってきました。
沖縄では400もの城があるとのことで、世界遺産になった場所は観光には外せません。

石垣の門からがメインの場所の様です。

寒緋桜は見頃を過ぎた様ですが、満開の木もまだ残っていました。

桜が似合う高校生の卒業旅行かと思ったら、韓国の学生さんの様でした。

一番奥に来ると、蒼い海が見渡せます。

下には立派な石垣があり、発掘時の様子そのままのようにも見えます。

さとうきびジュースを絞る実演をしていましたので絞ったそのままを飲んでみました。砂糖の原料なので甘いだけかと思いましたが、まろやかで、きびの旨みが入った美味しいジュースでした。

併設の今帰仁資料館にはいろいろな資料があり、そのなかにあった、今帰仁城址の俯瞰模型。広いです。

備瀬集落のフクギ並木いやってきました。
防風林に囲まれた集落がまだその生活を守っているというより、風が強く、夏の強い日光をさえぎるこの福木は生活の知恵にずっと守られているということでしょう。

水牛車も通っていましたが、牛をひくおじいが元気ですごい。

フクギ並木は海に向かっている場所もあります。
並木の奥には

とんがり山のある島が見えます。
ここに行かれる時には、良い場所を探して、並木の暗さと、海の明るさの明暗差が強すぎますが、ベストショットを撮ってください。
私は長旅で足が疲れ良い場所を探すことを断念しました。

ここで結婚式を挙げた人でしょうか、記念写真を撮る方がみえました。
おめでとうございます。

帰りに寄った許田の道の駅。

名物天ぷらを買って、帰りの高速道路、伊芸サービスエリアの展望台でひと休み。
モズクの天ぷら、ゴーヤの天ぷら、生姜の天ぷら　だったっけ？
全て1個60円
ころもカリカリではなくしっとりとした、おばあ　の味と言った家庭の味で懐かしの（いつも食べてる）天ぷらの食感です。

北谷に帰り、アメリカンビレッジで夕食。
外で乳児を連れていたら、通りすがりのアメリカ人が、おどけて子供に話しかける。そして子供の反応に対してのアクションがまた面白い。
やはりアメリカ人は気さくだ。

3日目、午後の出発までどこいこうか？
読谷で2軍の練習をやってます。
北谷では今日阪神とのオープン戦。
それでもファンは2軍の練習を見にくるのは、お目当ての人がどこにいるか。だそうです。

読谷の役場近くのＪＡでは『やちむん市』が開催されていました。
名だたる陶芸家の陶器が安く売られるようです。

出店にあった、紅イモパイ5個で300円。
思った以上に皮はサクサクで、中の紅イモ餡は美味しかった。
土産物屋より、道の駅や、このような朝市のほうが、地元のものが発見できて面白いです。

レンタカーを返却し、そこで頂いた水餃子差し上げます券のお店が『いしぐふー』
レンタカー屋さんに“美味しいですよ”と言われ少し期待。

頼んだものが、アグーそば。
豚足はじめ3種類の肉が付いていて1,500円はお得。
安くておいしい店はまだまだいっぱいありそう。

事前に調査して尋ねるのもいいけど、ふと寄った場所や物に巡り合えた時のちょっとした幸せも、また旅の楽しさ。