わくわくバルセロナひとり旅Day3

2018/02/02 - 2018/02/07

1週間の休暇が取れたので、以前から何となく憧れていたバルセロナに行ってきました。こんな中途半端な時期で友人誰とも休暇日程が合わず、拙い語学力で一人旅敢行しました。

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Google大先生によるとこの日の天気は曇りのち雨。前日までが清々しいほどの快晴だったため殆ど信じてなかったのですが、朝実際に窓の外を見ると曇ってました。さすがGoogle大先生...

今日は日曜日、グエル公園と美術館巡りを予定してました。頼むから午前は耐えてくれ、、、

グエル公園のチケットは日本で9時半からの分を事前購入していました。ただ、インターネットで調べると、早朝のほうが空いている＋有料エリアも出入り自由（！）との情報が。その代わり治安の比較的悪い地区なので注意要、との記載がいくつかありました。

実は私昨年パリに旅行した際、サクレ・クール寺院には早朝（といっても確か朝8時頃）に行きました。同様に治安が～、との情報はあったのですが、その時はミサンガ売りどころか殆ど誰も観光客がおらず、静かでとても落ち着いて観光することができてよかったのです。

なので今回も早朝に行こうかな、とは思っていましたが、前日のスリ未遂事件がトラウマになり、今回は遠慮しておきました。（純粋に朝に弱かった...）
ホテル前のPasseig de Gracia駅から地下鉄3番線に乗り、Lesseps駅へ。3番線には何度もお世話になりましたが、ホテル前の入り口から入るとかなり長い通路を歩かされます。

駅から15分ほど歩き、公園正面へ。坂道もあり結構疲れます。ちなみにここは正面なのに出口専用なので、もう少し奥へ進み入り口に向かいます。

かわいい

有料エリアに入場し、写真でよく見る正面へ。グエル公園はたまたま団体観光客と多くかぶったからなのかもしれませんが、アジア系観光客が他と比較するとかなり多めでした。

グエル公園 広場・公園

はい有名なトカゲ...ではなくてドラゴンみたいです。皆さんバンバン写真撮影してます。順番に、というよりスペース空いたらすぐ入っていく感じ。でもそこまで混んでいなかったためカオスというような雰囲気ではなく、私も自撮りしました。地味めの男一人で自撮りしにやけました。

ちなみにこのトカ...カメレオン、触るのは禁止です。隣の女の子が警備員に怒られてました。

トラかな？

元々住宅地として作られたグエル公園、ギリシャ神殿張りに柱が乱立したホールもあります。残念ながら工事中のため中には入れず。

建築当時、市街地から離れた立地などもあり、殆ど土地は売れなかったみたいです。確かにメトロがないと移動できないし、結構な坂もあったのでしんどいかも。尚私はペーパードライバーなので車の保有は一切考えていません。

奥に進むと‥

これもよく見る、ホールの上のくねくねしたベンチ。半分は工事のため立ち入り禁止。まあ閑散期だし仕方ないか、、、

ここからはバルセロナ市内を見渡すことができます。サクラダ・ファミリアも小さく見えます。圧巻の風景ですがかなり人が多いため、やっぱ早朝に来たかったな、と少し思いましたが気が弱いので安全重視で。

さらに奥へ

よくわからない岩たち。こういうの面白いですよね。


なんやかんやで2時間程滞在したグエル公園を後にし、モンジュイック方面へ。安定の地下鉄3号線でParal-lel駅でフニクラに乗り継ぎ、モンジュイック駅へ。

駅へ着くと雨がパラパラ...まあグエル公園では耐えてくれたから我慢するかな...

お次はミロ美術館へ。オーディオガイドを借りましたが、チケット購入後に日本語非対応に気づく...仕方なく英語を借りましたが、集中して聞くのもしんどいので殆ど使わずでした。

ミロ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

えっと、、、

左下のヘビがかわいい

こんな感じでタイトルだけ見ても意味不明な絵が多数あります。近・現代芸術が（特に知識なくカオスな作品が多いという理由だけで）好きな私としては楽しかったですが、せっかくなので日本語で解説を聞きたかったものです。

もはや私でも描けそうです。仕事やめて画家なりたい。

外にも彫刻作品があるのですが、この頃には雨も強くなっており外には出れず。残念です。

ミロ美術館を出た後、傘を差しながら道を進み、

ここが数多くの感動を生み出した、バルセロナオリンピックのメインスタジアムなのね！！！


はい、私は94年生まれなので存在しか知りません。でも無料で入れるのでミーハー心で入っちゃいます。

オリンピック スタジアム 建造物

うん、スタジアムですね。

遠くから見るとスタジアムっていうより宮殿に見えませんか？
気持ちヴェルサイユ宮殿に似てると思ったのは私だけでしょうか。

よくわからない塔。


オリンピックパークは広く、知識のない私でも意外と楽しめました。晴れた日に来たかった、、、

そろそろ疲れてきたのでEspanya駅へ向かいます。下り坂ですが、結構歩きます。

途中にはスペイン村が。志摩のは幼いころ何度も行きました。

スペイン村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

マジカ噴水とカタルーニャ美術館。
マジカ噴水は工事中でした。夜になると噴水のショーがありすごいらしいのですが、2月は閑散期のため休止とのことです、まじか。

マジカ噴水 建造物

スペイン広場へ。
一度ホテルに戻り、次はピカソ美術館へ。

ピカソ美術館はゴシック地区のさらに奥、ボルン地区の中にあるのですが、私が向かう頃にはすでに大雨。石畳に跳ね返る雨水でズボンはずぶぬれでした...

スペイン広場 広場・公園

中庭

ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

なんとピカソ美術館、第一日曜日は入場料が無料（！！！）とのことで、費用は入場料の€5のみで済みました！（ショップで€40使ったのはナイショ）
無料入場日は結構人気のようで、私は事前に入場予約していたので問題なかったのですが当日いきなり来た人は当日券はもうないと言われ追い返されてました。


館内美術品は撮影禁止です。幼少期から青年時代まで、ピカソがバルセロナで過ごしていたころの作品がメインです。正直ゲルニカくらいしか知らなかったので、普通の宗教画が多く展示されていたことに驚きました。

ただある作品から急に、「あ、ピカソだ。」って感じの画風に突然変わりました（笑）

一番のお気に入りは、「ラス・メニーナス」です。これはべレスケスが描いた誰もが一度は教科書で見たこののある作品をピカソが模写したものです。見事にピカソの画風で再現されてます。検索してみてください。ほんとに。


この日はカサ・ミラのナイトツアーを予約してました。正面玄関に着くと係員に「チケット払い戻す？それとも別日に変更する？」と聞かれます。え？？場所間違えた？？？
「ただ中に入りたいんだけど...」と伝えると、どうやら悪天候のため屋上に立ち入れず中止とのこと。残念だけど返金を選びました。ディナー付きにしていたのを忘れておりこちらも合わせて返金されるのかビクビクしてましたが、ちゃんと帰ってきてました。

結局ホテル隣のバルにて夕食となったのですが、海老がめちゃくちゃ旨かったので許します。次の日はがっつり雨予報。モンセラット行きを計画してたのですが、悩みます...