2018/02/10 - 2018/02/13
139位(同エリア1290件中)
おいしい旅しようさん
- おいしい旅しようさんTOP
- 旅行記18冊
- クチコミ69件
- Q&A回答0件
- 85,580アクセス
- フォロワー10人
寒波襲来の済州島。寒いのは覚悟していましたが、強風が吹き、観光どころではありません。幸い韓国チングの車があり、グルメをテーマに島内を巡ってきました。島内を縦横無尽に巡り、海鮮・黒豚ほか郷土料理を満喫する旅になりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
14時過ぎに済州空港に到着。中途半端な時間ですが、おなかが空いたので、空港の北側の道頭洞(トドゥドン)というエリアで遅めの昼ご飯。道頭には漁港があり、ムルフェ(刺身が入った冷たい出汁スープ)やトゥッペギ(海鮮入り土鍋)で有名な店があるのですが、あいにく昼の休憩中のため、適当にそこらの店に入ってみました。港の近くの「ヘニョワパダ(海女の海)」でいただきます。
-
チョンボク トゥッペギ(あわび入り海鮮鍋)を注文。15,000ウォン(1,500円)です。韓国は料理を注文すると突き出し数種類が一緒に出てきますので、定食のような感じです。おかずはキムチなど一般的なものでした。
-
小ぶりのあわびが4つ、サザエがひとつ、殻の固いエビ(タッセウ)とカニなどが入っていました。見た目通りの辛いスープは、海鮮の出汁がきいて美味い!辛いのに飲み干してしまいました。
ガイドブックにも地元のブログにも載らない店でしたが、済州島の1食目としては満足の内容でした。 -
チョンボク ムルフェ(あわび入り水刺身)も15,000ウォン(1,500円)。クラッシュアイス入りの出汁スープにあわびの刺身が入っています。混ぜて混ぜて食べてました。あー寒い・・・
-
夜は島の南側、西帰浦毎日オルレ市場にある有名店「ウジョン フェ センター」にやってきました。市場の北入口駐車場付近にあり、サンマが一匹丸ごと海苔巻きになった料理(コンチ キンパプ)が名物です。ちなみに、サンマは骨が丁寧に除かれていますので、そのままパクッと食べても問題ありません。味は・・・焼きサンマ寿司です。
ウジョンフェセンター 2号店 シーフード
-
鯛等の刺身盛り合わせコースを奨められましたが、海産物盛り合わせを選択。メインのアワビ、サザエ、タコ、ナマコ、ホヤ、サンナクチ(活きた手長ダコ)にたくさんのおかずが付いてきます。先ほどのサンマ海苔巻きは、メニューには別料金とありましたが、サービスで付けてくれました!
-
おかずの太刀魚刺身。身が薄く、あまり味がしませんでしたが、済州名物ということで・・・(後に専門店で、さらに美味しい太刀魚をいただきました)
-
タッセウの醤油漬け。硬いからの中にはプリッとした身が入っていました。
-
白身魚の刺身のヤンニョム(薬味)和え。他にも、芋の天ぷら、魚フライ、サラダなど盛りだくさん。店内は韓国人のグループや家族連れなど、観光客で賑わっていました。
済州島の焼酎「ハルラサン」もいただいて、ひとり3,000円くらい。ごちそうさまでした。 -
朝食に、ケンイチュク(沢蟹の粥)が美味しいと聞いて、カンジョンという田舎の港へやってきました。「カンジョン ヘニョエチプ(江汀海女の家)」は島の南側の漁港近くにぽつんと佇む店で・・・と思っていたら、韓国海軍の軍港や真新しい施設があり驚きました。店は、知らなければ入りづらい雰囲気でしたが、10時の開店と同時に韓国人グループで満席になるほど人気の店のようです。
-
海女の家は、海女さんが獲ってきた海産物を料理して出してくれる(海女さんが経営する)お店で、島内各地にあります。カンジョン海女の家の沢蟹粥は2人前から注文が可能。一人前では蟹の味がしっかり出ないからだそうです。周りの韓国人には、ウニ入りわかめスープやアワビ粥が人気の様子。ウニ丼も美味しそうでした。いずれも、注文を受けてから調理を始めるようで、調理場は忙しそう。
-
手作りのおかずも美味しかった!白菜やネギのキムチもしっかり漬かっていて、お粥との相性もばっちり。
-
ケンイチュク(沢蟹粥)です。カニの身が入っているのではなく、お粥全体にカニの風味が付いています。ひとくち食べた時は、風味の割に薄味かな、と思いましたが、食べ進めるうちに後を引く蟹ミソの味わい。時折おかずも口に運びながら、夢中で匙を口に運び続けました。あー美味しかった!
-
モスルポ港の近くで1と6の付く日に開かれる「大静五日市場(テジョン オイルシジャン)」にやってきました。済州島には5日ごとに開かれる市場がいくつかありますが、こちらは中規模の市だそうです。漁港の近くだけに海産物が豊富で、貴重な済州産の甘鯛が売られていました。
-
市場内には軽食やおやつの屋台も。ホットクとおでんの屋台が賑わっていました。
-
雪がちらつき寒さも増してきましたが、島の北側に向かう山中で、黒豚専門店に昼食を食べに行きました。「ウットゥル ウリテジ」は田舎にあるのに、わざわざ食べに行きたい人気の店です。
済州産の黒豚焼肉の店ですが、ランチタイムはトゥルチギという、豚肉と野菜の甘辛炒めがいただけます。 -
黒豚トゥルチギ定食は一人前7,000ウォン(700円)と激安!14時までの時間限定です。
-
おかずはおでん(練り物)や昆布など、追加はセルフで食べ放題です。
-
味付け豚肉を鍋に投入。焼くというより煮込んでいく感じ。
-
鍋が煮えてきました!ネギを投入して完成間近です。
-
サンチュに肉とご飯をのせて、味噌を付けていただきます。甘辛い肉の味とご飯と野菜が絶妙なバランスで、口の中がパラダイスです!野菜もたっぷり摂れて、とってもヘルシー!いくらでも食べられそうです。(ちなみに料理も食べ放題!!)
-
夕食も黒豚!今度は焼肉です。「オサチョン トヤジ」も田舎にある黒豚料理の名店です。済州産黒豚のオギョプサル(五層肉)とモクサル(首の近くの肉)を注文しました。オギョプサル17,000ウォン/180g、モクサル15,000ウォン/160gです。
-
オギョプサルには黒豚の証、黒い毛が残っています。炭火でじっくり焼いていきましょう。
-
しっかり焼いていただきました。カリカリの皮とジューシーな身が美味しいですね。この店は軟骨が付いていて、また違った食感も楽しめましたよ。
-
太刀魚を一匹丸ごと煮込む、豪快な鍋料理があると聞いて行ってきました。
「オモニ ワ コドゥンオ(お母さんとサバ)」は空港の北側の海岸道路から少し入ったところ。真新しい店で、宿泊施設も併設されているようです。 -
太刀魚鍋の全景です。太刀魚丸ごと1匹、活きた水ダコ、アワビ、サザエ、もちなどが入り素晴らしい眺めです。記念撮影の間、店の方は調理を待ってくれました。
-
活きたままタコを投入。熱そうに動いています。美味しくいただきますのでお許しを。
-
食べやすいように、具材はハサミで切ってくれます。太刀魚を煮込む間、タコやアワビからいただきましょう。
-
太刀魚刺身やわかめなど、美味しそうなおかずが並びます。
-
このカンジャンケジャンはメインでも通用する美味しさ!甘めの醤油に浸かった身をご飯にのせていただきました。あー幸せ!
-
こちらも突き出しのウニのスープ。素朴な味わいで胃に浸みる優しい味です。
-
太刀魚もいただき、仕上げにはラーメンを投入。甘辛い出汁を吸って美味い!おなかいっぱいなのに完食しました。
以上、トンカルチジョリム(太刀魚丸ごと煮込み)にアワビ、サザエ、活タコなどがセットで、ひとり当たり3,000円程度はお得でしょう! -
夕食は済州産のオクトムクイ(焼き甘鯛)!済州産は値が張りますが、折角ですから食べておきましょう!過去に大統領も訪れたという「ユリネ食堂」に行ってきました。
こちらの甘鯛は身が厚くボリュームたっぷり。油たっぷりで焼いているのか、皮もカリカリでとても食べやすい。一匹30,000ウォン(3,000円)も、この美味しさならまぁ良しとしましょう。折角ですから・・ユリネ食堂 韓国料理
-
済州名物のモムククです。豚骨スープにホンダワラという海藻が入っています。海藻と豚骨が・・・不思議に合うんです。温かいスープに体も温まりました。
-
この店はヤンニョムケジャンが突き出しに。小魚の塩からもあり、さすが済州島!突き出しも郷土色が豊かで楽しませてくれます。
-
朝ごはんにアワビ粥を食べに来ました。空港近くの「トドゥ ヘニョエチプ(道頭海女の家)」です。済州島はアワビ粥がいろんな店でいただけますが、ここが私のナンバーワン!現役海女さんがやっている店で、仕入れがないとできない料理があるため、壁に〇×表が貼り出されています。
-
私的ベスト・アワビ粥!肝が入って緑色をしています。舌にまとわりつくほどねっとりとした食感で、濃厚で磯の香りが鼻に抜けていきます。スプーンですくうとアワビの身もたっぷり。これで10,000ウォン(1,000円)は絶対にお得です!
-
アワビ・ウニ入りわかめスープ(10,000ウォン)も注文。もはやアワビ尽くしの様相です。こちらは澄んだスープながら、磯の香りがあふれています。
-
最終日にようやく晴れたので、咸徳海岸に行ってみました。水が綺麗なビーチで、夏は海水浴客で賑わうようです。
咸徳 犀牛峰海水浴場 ビーチ
-
菜の花が咲く一角があるというので行ってみましたが、残念ながらまだ咲いていませんでした。しかし、海岸の絶景には大満足。
-
最後の食事は、旧済州の「ムルハン食堂」。サバや太刀魚料理で有名な食堂です。
ムルハンシッタン 地元の料理
-
済州産の焼きサバです。肉厚で脂ののりも最高!20,000ウォン(2,000円)もみんなで綺麗に平らげました。
-
この店でもケジャンの突き出しが。ヤンニョム(辛いタレ)とカンジャン(醤油)の中間くらいの絶妙なタレの味で、ご飯に合う合う!メインがかすむほどの美味しさです。
-
トゥッペギではじまり、トゥッペギで締める旅になりました。アワビ トゥッペギ(15,000ウォン)にもアワビやアサリがゴロゴロ入っています。そして、海鮮出汁が効いた味噌スープ。今回の旅で食べた済州島の料理を思い出しながら、全汁完食となりました。
済州島は季節毎に旬の味が楽しめる素晴らしいところです。次はウニとハンチイカが美味しい夏に訪れたいものです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
44