QF33で飛ぶ関西！

2018/02/12 - 2018/02/13

QF33便 13:25 シドニー発 22:55 大阪／関西着 の便の搭乗記録です。

エリア 関西空港・泉佐野(大阪)

前回QF138便にて、クライストチャーチよりシドニー空港にやって参りました。シドニー空港ではバスで降機し、バスで5分程度乗車、そしてインターターミナルにやってきました。一度国際線への乗り継ぎの経験はあったのですが、相変わらずシステムは変わっておらず、2〜3レーンあるセキュリティを通り（到着機が多いとかなり混雑する割に全然他のレーンを開けず1-2レーンで対応してることもありました。）目の前にあるtransferring deskを通り、階上へ。

バスに乗っている最中に見えた、引退機B747-400です。このカッコイイ横顔ももうすぐ消えると思うと...。

こちらはインターターミナル内です。確かいくつかのゲートからホールに抜ける通り道だったと記憶しています。

こちらはメインのホールで、こういった眺めの良く日当たりのよい場所でお酒、カフェ、お茶を楽しむことができます。インド人が多いからかカレー、日本食（海外あるあるのSUSHIなんかもありました。）、オーストラリア人が好きそうなケーキやブレッド、サンドウィッチなどがとても豊富で、どこに行ってご飯を食べようかと迷うくらいたくさんありました。座席やソファも充実しているし、四方八方お土産屋さん、そしてガラスの向こうはターミナルに出入りする大型機たち。ずっと居ても飽きない空港でした。

こちらはホールの反対側です。ここを中心に3方向くらいにターミナルが分かれています。確かこれはT1と呼ばれる国際線ターミナルだったと思います。今左手に見えているお店は免税品だったような...。オーストラリアは短時間の経由地で重量にも余裕がなかったので特に中身は見ていません。

クライストチャーチにしばらく住んでいましたが、大型機はあまり見かけないのでこういった大型機に圧巻されるばかりです。

韓国からきた大韓航空A380型機...大きいです。

こちらは30番の方向に向かう待合室で撮った写真です。ところどころにカフェは点在していますが、やはり先程のメインホールほど数は多くないので、ご飯やコーヒーは事前にホールで調達するのが良いかもしれません。距離はあまり離れていないので心配はないと思います。最近の流れなのか、コンセントやUSBでのチャージ場所が多かったので機内持ち込みに充電器は必須ですね。

こちらが今回搭乗するQANTAS航空のA330型機です。ちなみにこの時既に遅延が2時間10分程度しておりました。理由は北京からの折り返し機材の到着遅れだそうです。北京首都空港の地上走行中に1時間30分機内で待たされたことがあるので、きっとそういう状況か悪天候だったのかもしれません。

隣には駐機中のCATHAY PACIFIC AIRWAYSのB777型機が駐機中です。そういえばシドニーに来るときは香港から来たなぁ。と思いながら思いを馳せておりました。そういえば、QANTASもCATHAYもワンワールドで、特にワンワールドへのこだわりは無いですが、以前使ったときの印象が良かったのでCX便も機会があれば使ってみたいです。

少しマレーシア航空っぽい！と思ったのですが中国東方航空のB777型機でした。騙されました。

あちら側にはアブダビからきているETIHAD航空です。アーティスティックな尾翼が素敵です。いずれ乗ってみたいです。

中東といえば、UAEからEmirates、そしてETIHAD、カタールからQATAR航空の3社が乗り入れている空港がシドニーです。

13:25出発予定、搭乗時刻は12:35と言っていたのに気づけば搭乗は15:45、出発は16:05とかそんなんでした。

おなじみJetstar★が後に続きます。

シドニーの町並みは上からみただけでもオシャレでした。実は行ったことがないのでここもまた来なければいけません。

こちらがエコノミー席、シドニー関西便のメニューです。おそらく関西発の便では少し内容が違うようでした。

オーストラリアは乾燥しているのか雲はあまりなく、地上がしっかり見えました。

そうこうしているうちに最初の機内食が離陸後40分くらいでスタートしました。シドニー空港で食べてきた海苔巻き（これが所謂SUSHIと海外で称されうるものです）が効いていたのでなかなかヘビーであることに気が付きます。

プレートの左側はチャバッタというパンをガーリックブレッド風にしたもの、そしてデザートの...パッションフルーツを添えたプディングというかクリームというか...。甘かったです。こちらのブレッドは美味しかったです。

メインは4種類のチーズとかぼちゃ、ハーブを使ったパスタ..というものを選択しました。

この中央の黄色いものがかぼちゃ、周りの白いものはニョッキのようなパスタでした。きのこのような形をしており、なかなか歯ごたえもあり、お腹も満たしてくれるものでした。外資系航空会社の機内食はまずい印象がありましたが、以前も食したQANTASの食事は外れないと知っていたので今回も美味しく頂きました。ただ重かったです。笑

もし日本食を美味しく食べたいのであれば、やはり日本航空かANAになるのではないでしょうか。

赤道付近、かなりの高度を飛んでいるのに雲が！
時折軽い揺れも感じましたが、シートベルトサインはほぼ点かず、終始良いサービスを提供していただきました。

オーストラリアには住んだことがないのでこれが有名なものかはわかりませんが、棒状のアイスクリームとチョコレートがフライトの途中、およそ5時間程度経過したあたりで提供されました。時折、お茶やコーヒーを出してくれたり、外資系では珍しい緑茶のサービスもありました。お酒も飲めました。スパークリングワインは11度と強烈な強さで、口の中がアルコールだらけになってしまい結局途中で飲むのをやめました。

ジンジャービールとウォッカ、ジンビームなんかもあったので、お酒をほどほどに楽しみたい方にもgoodなサービスだったかと思います。

この時およそ4時間30分くらいで関西に着くとのフライトインフォメーションが画面上に出ており、まだまだ旅の長さを感じさせられます。

5ヵ月くらい前にニュージーランドで映画に行った際にkingsmanという映画の告知がされていて、おそらくそれが上映されたのは11ヵ月頃でしょうか...? 機内エンタメサービスの1つの映画にkingsmanがあったのでやはり機内の映画は最近のものを楽しめるようでした。ホラーからコメディ、SF系、アニメ系、様々なバラエティがあったので良かったです。日本のものもいくつかありました。

到着2時間前に提供された軽食です。大きく見えますが、紙コップの2倍くらいの器に味のついた焼きうどんのようなものが入っています。ジンジャーの辛味と酸味、枝豆の甘さとうどんは不思議な感じでした。このうどんだけでも食べられますが、この右下のソース（酸味のきいたドレッシングのようなものでした）をかけて食べるのも美味しかったです。

写真は撮っていませんが、自由にギャレー（調理場）からいくつかのフルーツ、バナナブレッドを持ってくることができたのでお腹が機内で空くことはなさそうです。恐らく頼めばクラッカーなんかもあるはずです。

到着40分前から降下を開始し、気づけば海の上にチラホラ船が。そして徐々に見えてくる明かり。そして神戸空港です。

こちらは降下中、関西空港に向けての大阪方面の眺めです。

最後関西空港に着陸し、所定のスポットに向かっていきました。このスポットからはどうやら"ゆりかもめ"のような車両に乗って本館に移動しないといけないらしく、少し煩わしさを感じました。降機から入国までおよそ10分、そして荷物引き換えまでに20分程度、合計30分程度を要したように思います。

このターミナルの降り口から出発口を見下ろせるのですが、同じ飛行機がすぐシドニーに向かうようでした。かなりのお客さんが自分がシドニーでしていたように、何もない時間を待っていたのかと思うと少し同情します。

QANTASのこの便には日本人のFAがおそらく1名乗務しており、セーフティビデオ、アナウンス共に日本語があったので日本便に関して英語を心配することはなさそうです。

機内食はおよそ許容範囲だと思いますし、座席は新シートでエンタメも超ロングフライトでなければ飽きることもないかと思います。FAの方々もオーストラリア人が多いですがフレンドリーで気さくなので話しかけやすいですし、サービスも雑だとかそういったこともないです。

初めて意識的に使ったのは2年前にシドニーに行ったときでしたが、その時の印象がかなり良くて、今回も悪くない飛行機だろう！と思って予約して乗ったらやはり悪からず、特別良くもない、だけど安心できるフライトだったので次オーストラリアに行くことがあれば日系ではなくてQANTASを使うと思います。2018年2月現在、手荷物許容重量が30kgなので、ここも追加料金を払わなくて済む大きなポイントです。オススメです。