東南アジア縦横断の旅道中記 １７《ハノイから今回のベトナム旅行最後の町ヴィンへ。ヴィンでは久々の近代的な街並みに少しテンションが上がる》

2018/02/06 - 2018/02/07

【Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam】

2週間後にバンコクに戻る用事があるので、ハノイからバンコクへ向けUターン。

AM9時、ハノイ旧市街の宿をチェックアウトし近くでフォーを食べ08Bの市バスでnuoc ngamバスターミナルへ。ベトナム北中部の町ヴィンへ向かいます。その後ヴィンから中部ラオスへ。

ヴィンはなかなかいい町でした。何がいいって、いい感じで栄えつつも外人にはほぼ無名の町なので荒らされていない。都会なわりにはここに住むローカルの人々はピュアでした。街中を歩いているとあちこちから視線を感じますw。ホテルでさえ英語が通じにくいのが個人的高ポイントでした。物価も安いしローカルフードに飽きたらケンタッキーも日本食もある。日程が許すならもう少し居たかったです。

エリア その他の都市(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 1.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

宿をチェックアウト後、フォーを食べ08Bの市バス乗り場へ。旧市街から徒歩10分ほど。

08B市バスの車内。この交差点の向こうがnuoc ngamバスターミナル。市バスの運賃は7000VD。

nuoc ngamバスターミナル。バスが多すぎるけど皆んな親切なのでヴィン行きのバスはすぐに見つかった。係員でもないおっさんが見つけて連れて行ってくれた。

旧市街から08Bに乗りnuoc ngamからヴィンまでの行き方を知れたのも、先日ハノイ近郊の街に一泊で出かけた際の、ハノイへの帰りのバスでたまたま隣の席になったお姉さんのおかげ。彼女は香港の日系企業で働いているベトナム人で、ハノイからヴィン経由でラオスのターケークまでの行き方をバス会社に電話までして調べてくれた。

↑こんな感じで隣に座っていたお姉さんが私のために色々調べてくれた。

ベトナム人は親切だなーー

これがハノイからヴィン移動のスリーピングバス。17万VD。ハノイ旧市街のツアーデスクでは同ルートのバス運賃が、宿へpm5:30のピックアップ付で38万VD。


《ここからはベトナムのヴィンはこんな感じですよ的な写真です》

これがハノイからのバスが到着するビンセントラルバスターミナル。ハノイからは途中一度だけ食事休憩ありで6時間弱。ここからベトナム各地、ラオス各地へ行ける。

バスターミナルの周りには色々揃ってる。逆にバスターミナルから離れると高級ホテルはメイン通りに多数ありますが、ニャギはあるはあるけどほぼありません。多分バスターミナル付近のニャギなら一泊20万VD切るくらいからあるかもしれません。私はヴィンではVIPホテルに滞在したのでニャギのことは不明です。

右の建物が私がヴィンで泊まったラムザンホテル。私の勘違いでベトナムドンをatmでおろしすぎてドンが余りすぎなので、ベトナム最後の町で贅沢している。贅沢と言っても日本円で2500円以下だけど。左のボロめのデカイ建物はマンション。都営やUR団地に似ている。

部屋はこんな感じ。50万VDです。バイキングの朝食付(バイキングは日本のビジネスホテルみたいにチープではなかった)。コスパ良すぎ。アゴダにも載っているけどウォークインの方が3万VD安く泊まれる。

部屋からの眺め。ヴィンは実は都会だった。

部屋からの眺め明るい版。40階くらいありそうなタワーマンションが見える。

ヴィンに到着した前日は夜だったので翌日街を散策した。とりあえずメイン通り沿いは大都会です。

ディエンビエンからずっと曇りで寒い日が続いていたけど、ヴィンでようやく快晴になり真昼だけシャツ一枚で散策できた。南下すると少しづつ暖かくなる。

ヴィンのBIC C前から。社会主義国のベトナムですよここ。

これがヴィンのBIC C。1/15日にバンコクを出てからチェンライ県、北ラオス、北ベトナムと旅をしてきたのでこのクラスのデパートは久しぶり。

BIC Cにあるケンタッキー。ファーストフード系の店の中で、初めてこの店でパンがないからバーガー作れないと言われたw

大型家電量販店も結構ある。家や車、人の服装などからヴィンは経済状況良さそうに見える。BIC Cの店内も客であふれかえってた。

ヴィンのメイン通り。

これもヴィンのメイン通り。この建物もホテル。夜歩くと昼間と違いデカイ建物しか目立たないので、先進国の大都会に今いるような気になる。

しかしここはやはりベトナム。私の好きな再開発以前の汚すぎる建物がまだ残っていました。

汚いでしょ？

ここはヴィンのメイン通り沿いの団地です。作りも日本の都営団地に瓜二つでした。

こういう建物を見ると散策したくなる癖が出てしまいます。現役の住宅団地なので迷いましたが、どうしても気になるので住人の邪魔にならないように少しだけにしました。

ゴミの山と人の野糞だらけの川(多分側が巨大市場だから)沿いにスラムがあった。

ベトナムでは盆栽が流行ってるみたい。ディエンビエンでベトナム人の若者から、YOUは日本人なら俺の盆栽の評価をしてくれと写真を見せられた。残念ながら日本人みんなが盆栽に精通しているわけではない。

ヴィンにあった日本食屋。。私が表でメニューを見ていたら「おい！本物の日本人が来たぜ！」みたいな感じで店員の若者達に囲まれた。

ベトナムはパンが激安。1番右のデカイのが約70円。左のヒョロいやつは35円です。バインミーが安いわけだ。

ヴィンの駅。ほぼ外人のいない町なのに駅には流暢な英語のアナウンスがあった。ヴィンにはほんとに外人がいない。私は話しかけなかったけど日本人のカップルと老ファランを一人だけ見た。白人好みの遊び場のない町なのに変わった人だと思った。

こんな小洒落たカフェでも16000VDでコーヒーが飲めた。物価はハノイより安い。フォーも2.5万VDだった。

ヴィンの人は超フレンドリー。
外人を見かけると声がかかる。

市場でもしょっちゅう声がかかる。「おい！外人さんが写真撮ってくれるんだから写れよ！」ってな感じで、市場のおじさんが恥ずかしがり隠れてしまった友達のおばさんに言っている。

茶色の服のおばさん。カメラに気づいた瞬間踊り出す。すまん、これビデオではないのだw

これはヴィン市場バスターミナル。どんなバスがあるのかチェックしに行ったけど不明。

この奥の建物がヴィン市場。ここから市場に入りますが、ベトナムの市場は汚さとかすごいです。東南アジアの市場はどこも基本小汚いのですが、ここヴィンの市場は私も「うわっ汚ねーなここ。しかもごちゃごちゃ感が半端ねー」って思いました。多分、フィリピンやミャンマーより汚くて、インドよりは綺麗な感じです。

ここからの写真は市場散策です。ベトナムで噂の犬食もありました。

これはお茶とか。
ベトナム人お茶大好きです。

写真じゃイマイチ伝わらないんですが、色んな匂いがミックスされた空気感も含めて、全体的になんか汚いんです。

写真では分かりづらいが、鶏かなりデブです。高く売れるため極デブに育てられた。

客が来ればこの場で捌きます。

捌かれた鶏の残骸。BIC Cのケンタッキーに納品？

こちらの鳥はペット用ぽい。

なぜか力なく動かない鳩達。
薬を打たれているのだろうか。

これはサイズ的に牛

この犬達はペットではなく犬食用です。客の選別で乱暴に扱われキャンキャン鳴いている声が聞こえました。

実際に調理後の犬

犬のヘッド。私は犬好きですが、犬食は弱肉強食の摂理なので可哀想とはあまり思いません。殺すところは見たくありませんが。犬猫に対し残酷だというのは、先進国のペット販売店のシステムだと思います。

東南アジアぬ慣れている人でもなんか汚ねーなって思う感じです。

市場の建物の中からヴィンのメイン通りを見ている。ここを境に、北側と南側で町の感じがガラリと変わる。東京でいうなら、六本木と南千住が隣り合ってる感じ？

こんな感じでヴィンの町を北はヴィン駅まで、南はヴィン市場バスターミナルまでの範囲を歩き回りました。