2018/01/21 - 2018/01/23
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pua-naniさん
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元来面倒くさがりで、年に1,2回の海外旅行記を書くのが精一杯。
今まで国内旅行は旅行記を省略しておりました。
でもやっぱり、写真をしっかり撮って旅行記を残しておかないと細かいことを忘れてしまうことを痛感。
今回から国内もちゃんと旅行記を書いていこうと心を改めました。(なるべく)
まずは第1弾「四国松山、道後温泉3日間」です。
2日目の22日は関東で大雪が降り、23日の帰り便はその影響で大幅な遅延に見舞われました。
松山も22、23日は雨の予報だったので、当初の計画を変更して松山城、萬翠荘を晴れた初日に回り、2日目は温泉三昧としました。
観光も温泉もグルメも堪能できて満足の3日間でした~。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- ANAグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2018年1月21日(日)
羽田空港
7:25発の便なので、とっても早起きしました。
おなかがすいたなぁ、と思ったら、自動販売機にりんごがありました。
初めて見ました。 -
ANA583便 松山行
ガラガラと言っていいくらいすいていました。 -
先月ホノルルの空港で見たのとは違って黄色いSTAR WARS。
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雪を被った富士山のほとんど真上を飛んだのでびっくりしました。
これは名古屋の手前あたりの山脈? -
ほぼ定刻の9:00に松山に着いて、リムジンバスで大街道まで。(所要30分)
宿泊するドーミーインにスーツケースを預かっていただいて、まずは松山城へ。
お天気がいいのは今日だけらしいので予定変更です。 -
松山城のマスコット「よしあきくん」がお出迎え。
リフトかロープウェイ往復と天守閣入場券のセットで¥1020
徒歩で上がることもできるようですが、結構距離がありそうです。 -
まだ早い時間なのでリフトはすいてます。
降りてくる人はほとんどいません。 -
リフトを降りてしばらく階段を上がると石垣が見えてきました。
すごく高い石垣です。 -
青空に映えます。
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まずは「戸無門」
くぐってからの撮影。
ここだけ最初から扉がないのだそう。 -
すぐお隣にあるのが「筒井門」
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松山城最大の門で城中で最も重要かつ堅固な櫓門、だそうです。
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なかなか見晴らしがいいです。
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「太鼓門」
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本丸の広場?には立派な松が。
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マスコットキャラクターの「よしあきくん」は観光客の人気者。
加藤嘉明は松山城の創設者です。 -
日当たりの良い場所では早くも梅の花が咲いていました。
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天守閣へ向かっていきます
「筋鉄門東塀」 -
ちょっと左側から。
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「一ノ門」
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「三ノ門」
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天守閣の内部は甲冑や書状などの資料が展示されています。
すご~く年季の入った鎧、兜。
月日の流れを実感します。 -
実際に身に着けるとすごく重いそうですね。
途中、甲冑を自由に試着?できるスペースがあって、
畳敷きになっています。 -
でもね、外国からの観光客の皆さんは畳の上もスリッパを履いたままで・・・。
とっても気になりました。
「畳の部屋はスリッパを脱いでください」って表示した方がいいんじゃないかなぁ? -
とっても太くてりっぱな梁が沢山並んでいます。
今ではとても手に入れることができない貴重な木材ですね。 -
長持。
昔のスーツケース・・かな?
松平家の三つ葉葵の紋と久松家の星梅鉢の紋が描かれてますね。 -
400年近く前、この天守閣ができた頃はどんなだったんでしょうねぇ?
ドラえもんのタイムマシンで江戸時代に行ってみたいなぁ、っていつも思います。 -
最上階からの眺め。
本丸の広場。 -
松山の城下町が一望できます。
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すごく立派な天守閣でした。
数々の苦難に耐え、戦禍もくぐり抜け、なんとか残ってくれて本当によかった! -
最後は「隠れ門」から外に出ました。
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帰りもリフトで。
途中、ロープウェイに追い越されました。 -
良い眺めが見られたので、今日だけでも晴れてラッキーでした。
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お昼は宇和島鯛めしで有名な「丸水 松山店」へ。
ロープウェイ乗り場から大街道へ戻る途中にあります。 -
天然物と養殖物があって、どちらにしますか?と聞かれます。
天然物は歯ごたえがある感じ、養殖物は脂がのって柔らかい感じ、とのこと。
両方ひとつずつお願いしました。
こちらが天然物・・・だったはず。 -
こちらが養殖物・・多分。
お好みによると思いますが、天然物と養殖物の違いは、「言われてみれば」というほどの感じでした。 -
次は「萬翠荘」(国重要文化財)へ向かいます。
大正11年 旧松山藩主の子孫久松定謨伯爵の別邸として建てられました。 -
設計者の木子七郎は,陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった久松定謨伯爵の希望通りの館を造るためにヨーロッパを数か月に渡って視察し、研究したそうです。
優雅な時代でしたね~. -
愛媛県で最も古い鉄筋コンクリート造り。
ネオルネッサンスと呼ばれる格調高い様式ですが、左右非対称なところが日本人の美意識による特徴となっています。 -
確かに正面から見ると左右非対称になっていますね。
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入ってすぐ右手の白いゲストルームの欄間のステンドグラス。
この「非常口」の表示はちょっと残念ですねぇ。 -
茶色を基調にした格調高い大広間の欄間。
せっかくのステンドグラスなのに、このサインはここに付けなきゃダメなのかしら?ね。 -
大広間の豪華な水晶のシャンデリア。
密かなパワースポットだそうで、このシャンデリアの真下に立つとパワーが貰えるそうです。
夫が立ってみましたが、「電球の熱で頭があったかくなるよ」と言っていました・・・?? -
玄関の正面、大階段の踊り場にある萬翠荘で一番大きなステンドグラス。
波間に浮かぶ帆船が描かれています。
お2階へ上がるには開催されている「企画展」?の入場料が必要です。
企画展に興味はないけど、階段を上がるなら有料?
「そうなんですよ~」と受付のお姉さんが申し訳なさそうに言うので
笑ってしまいました。
まぁ、入場料¥300 は「建物維持費」ということで。 -
このステンドグラスは数年前の文化財調査で木内真太郎の作であることが判明しています。
波の部分のブルーのグラデーションが本当にきれいで惚れ惚れします。
日本のステンドグラスは、キリスト教の信仰を深めるために作られた西洋のステンドグラスと一線を画し装飾を目的としたので、風景や花など、繊細で美しいものが沢山あるのです。 -
でも、ステンドグラスは建物に付随しているので、建物が老朽化して取り壊されるとステンドグラスも行方知れずになってしまうことが多く、明治、大正、昭和の時代のステンドグラスで現存しているものは本当に貴重なのです。
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萬翠荘の模型。
萬翠荘とは、「松山城の麓の緑の森の中に佇む邸宅」という意味だそうです。 -
日本のステンドグラスの歴史は、明治時代、ドイツに留学してステンドグラスを学んだ宇野澤辰雄から始まります。
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その後アメリカで学んだ小川三知が元々日本画を志していたことから、日本画の繊細で優美な要素が取り込まれて、日本のステンドグラスは独自に進化し、芸術性を高めました。
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萬翠荘のステンドグラスを手掛けた木内真太郎は宇野澤辰雄の流れを汲んでいます。
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ステンドグラスは絵画などと違ってデザイナーや作者の署名はないので、作者を特定するのはなかなか難しいようです。
戦争で焼けたりして資料が残っていないことが多いのですね。 -
今ある日本中の古いステンドグラスが大事に後世に伝えられますように、と願ってやみません。
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萬翠荘のステンドグラスを見ることができて、松山に来て本当に良かった!!
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15時のチェックインにまだ時間があるので、道後温泉の本館へ。
ちょうど「坊ちゃん電車」が停車していました。 -
有名な道後温泉本館。
入口の右側で入場券を買います。
「神の湯」と「霊の湯」があって、どちらに入るか、両方入るか、大広間を使うか、個室を使うかで料金が違います。 -
「初心者はコレ!」とガイドブックに書いてあったので、「神の湯&大広間コース」 ¥840 にします。
1時間の時間制限があります。
まず、大広間に案内されて浴衣を受け取ります。
この大広間、55畳あるのだとか!
浴衣はコースによって柄が違うようです。 なるほど。 -
男湯へはこちらから階下へ。
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温泉は取りあえずお湯につかるだけなので、あっという間にのぼせて終了。
道後温泉のお湯は無色透明で特ににおいも無いようです。
大広間に戻るとすかさずお茶とお菓子が供されます。
この時点でまだ夫は戻っておらず、
お姉さんに「お菓子はお一人ひとつです」と釘を刺されました~。
ガイドブックによれば「神の湯 霊の湯 個室コース」¥1550 だとお菓子は坊ちゃん団子になるようです。 -
せっかくなので、「坊ちゃんの部屋」を見学。
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夏目漱石が正岡子規と利用した、と言われる個室を公開しています。
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何やら障子がカラフルなのは、「道後オンセナート2018」というイベントの一環でしょうか?
この後、明治、大正時代の湯札などの資料を展示してある展示コーナーを見学して終了。 -
外では人力車のお兄さんが待機していて、風情がありますね。
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ハイカラ通りのお店をのぞきながら道後温泉駅まで戻ります。
すごく凝っててきれいな「つぼや」さんの看板。
坊ちゃん団子で有名なお店です。 -
からくり時計。
マドンナがちょうど出てきていました。 -
伊予鉄道の路面電車。
一回¥160ですが、何回も乗りそうなので 2Dayパス ¥800 を買いました。
まず、初っ端に道後温泉へ行こうとして環状線に乗ってしまうという失態をやらかし、乗り直しをしましたので、パスを購入したのは大正解でした。
パスは大街道の伊予鉄トラベルで購入しました。 -
いろんな車体があってバラエティー豊かです。
どの運転手さんも安全確認がとても丁寧で好感が持てます。 -
大街道に戻ってきました。
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素朴な味の労研饅頭のお店。
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この大街道店は2/1~6月まで改装のため閉店するそうで、その間は松山三越B1Fの仮店舗をご利用ください、とお知らせをいただきました。
味のあるお店なのに、改装したらすっかりモダンになっちゃうのかなぁ? -
左側は「あん入り7種」から「よもぎつぶあん」
右のは「味付け7種」から「うずら豆」
金時豆入りの一番人気だそうです。 -
ホテルにチェックインして、しばし休憩。
今日は、朝4時半起きで結構ハードなスケジュールでした。
日が落ちてから、夕飯がてらもう一度道後温泉へ。 -
2017年12月にオープンしたばかりの「椿の湯」
蔵屋敷風の外観です。
公衆浴場で¥400
地元の方が多く利用していました。 -
こちらは翌日、まだちょっと明るい時間に撮ったもの。
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こちらはすぐお隣の 道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」
2017年9月オープンです。 -
夕食は道後温泉本館近くの「おいでん家」へ。
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鯛ひしおぶっかけうどん 限定20食 ¥700
温泉でのぼせた体に冷たいおうどんがおいしかった。
この器はきっと砥部焼ですね。
明日は一日雨の予報なので、道後温泉の残りひとつ、「飛鳥の湯泉」と老舗旅館 ふなや の日帰り温泉に行く予定です。
ふなや にも美しいステンドグラスがあるのですよ。 楽しみです。
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