まだ正月休み気分が抜けきれない1月3連休は四国へ。四国は3年ほど在住した間に（平成ヒトケタの時代）、主だったところは行ったけれども、自治体で言えばまだ未訪の地も残っているので、知らない街歩き（と言っても車で行きます）を目的に、愛媛と高知の街巡り。<br /><br />未知の街へ行くのが目的なので、点々と離れている自治体を目的にすると、相当の移動距離になり、3日間のレンタカーで1,000km近く走りました。<br /><br />JALふるさと割で、パッケージが8,000円引き。もともと、こんな突拍子もないルートで回る旅に同行者なんているわけないところ、たまたま3連休にどこか行こうか考えている旅友2人が同行することに。行くだけだから、つまらないよ・・って念押しして出発です。<br /><br />高知は、行ったことのない自治体が点々としています。<br />これを2日で回ってしまおうという計画、走りっぱなしになりそうです。<br />思い通りにいくかどうか・・・。<br /><br />■スケジュール（当初の腹づもり）<br />1/5（金）東京-松山（泊）<br />1/6（土）レンタカーで、愛媛県上島町、伊方町を回って、西予市明浜（泊）<br />1/7（日）高知県大月町、三原村、梼原町、津野町を回って高知（泊）<br />1/8（土）高知県大川村、土佐町、本山町、馬路村、北川村を回って、高知空港から羽田へ<br /><br />■JALダイナミックパッケージ<br />●フライト<br />1/5　JAL443　羽田1940　松山2120<br />1/8　JAL498　高知1905　羽田2020<br />●ホテル<br />1/5　松山　ニューグランドホテル　シングルアウトバス<br />1/7　高知　ホテル日航高知　旭ロイヤル　シングル朝食付き＋1,200マイル<br />●オプション<br />レンタカー　1/6松山空港～1/8高知空港　2泊3日乗り捨て<br />カツオ藁焼き体験（昼食付）<br /><br />・基本代金　31,400<br />・OPレンタカー　4,600（レンタル3日1,500＋乗り捨て3,100）<br />・藁焼き体験　100<br />（合計）36,100<br />・割引　▲8,000<br />（支払額）28,100円<br /><br />■別手配<br />1/7　民宿故郷　和室8畳　2食付き　5,850円（▲クーポン1,000）＝4,850円

2018.1　DISCOVER-JAPANニッポン再発見　知らない街への誘い　高知編

60いいね！

2018/01/07 - 2018/01/08

10位(同エリア45件中)

エリア

大豊・本山(高知)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

交通: 4.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: レンタカー JALグループ

旅行の手配内容: 個別手配

1/7（日）

この日の予定は、
宿泊している愛媛県西予市から、宇和島市を通って高知県に入り、大月町～三原村～梼原町～津野町を経由して高知泊（黄色の色塗りが、梼原町と越知町で誤り）。

かなりのハードスケジュールのように感じますけど、大手旅行会社のバスツアーなどでは、松山の道後温泉を出発して宇和島～足摺岬を経由して高知泊なんてありますから不可能ではありません。
順調に進んで、高知県に入り、道の駅宿毛で一休み。
すくも文旦を売っていましたので購入しました。
ふるさと納税で、高知県の文旦はすでにリクエストしているので、いずれ届くはずですが、今年の初物ということで・・。

無料のコーヒーもいただいて、サービス満点。
未訪の地、大月町。
先は長いので、足を踏み入れた写真だけ撮って先に進みます。

このまま、少し戻って三原村から先に進みたいのはやまやまながら、初高知の相棒もいますので、有名どころへ立ち寄ってから。
竜串へ。

水族館は、Mさんちょっと入りたそうだったけれど、パス。
竜串の海岸を散策。
Mさんは、趣味の染物に使う貝拾いに熱中。
そして、グラスボートも乗船することに。
Mさんがどこからか割引券をゲットしてきたので、10％引きで乗船することができました。
グラスボートと言えば、昨年6月鹿児島の長島へ行った時に、ウミホタルを見るために乗船。それ以前に、沖縄でも乗ったし、正直なところ、あまり期待しないで乗ったところ、
私たち3人で貸し切り出航、自由自在に眺められます。
コンデジなので、写りはイマイチすぎです。
サンゴと、お魚さんがたくさんいました。

へぇ～、小さな魚がこんなにたくさん・・ってちょっと感動。

小一時間の乗船、私ひとりで来たら、100％乗らないし、乗って良かったと思う。
Mさん、Sさんも目を輝かせて海の中を眺めていたので、はるばる立ち寄った甲斐がありました。
思いの外竜串に滞在したため、時間はもう14時近くになってしまいました。Mさんがリサーチしてきた店で昼食。
高知と言えば、かつお。
ここは、サバも名物だそうで、一番上に載っていた清水サバとやらに食指が。
清水サバぶっかけ丼、ご飯大盛り。
最初は、そのまま食べて、あとで出汁をかけて食べるという丼ぶり。

大盛りにしたから、ご飯の量が増えて、最後はサバがなくなってしまいました。
サバはあまりさしみでは食べないため、好き嫌いはあるでしょう。美味しかった。

清水サバぶっかけ丼　1,300円＋ご飯大盛り50円
ここの店先に飾ってありました。

これはなんでしょうか？？？
ここまで来たら、ちょっと足を伸ばして足摺岬へ。
駐車場が満車で、少し待ちました。
遊歩道を歩いて岬へ。
途中、ちょっとした見どころがあります。
灯台は、残念、上ることができません。
眺めるだけです。
そして、四国38番札所金剛福寺にお参り。
お遍路さんは、画像に移っているお一人しか見かけませんでした、時間的なもんでしょうか。
竜串や足摺で思いの外、時間がかかり、時間があれば四万十川の沈下橋でも見学してから梼原、そして高知って考えは、もうこの段階で諦めました。

ただ、三原村だけは、ここで立ち寄っておかないと、高知県西部に残ってしまうので、横道に入って足を踏み入れます。

県道とは言え、山間部の道路は対向車が来たらすれ違いもできないような狭い道路が続きます。
三原村の物産店のような、「みはらのじまん」やに立ち寄り。
三原村産のゆず果汁を使用したジュース、この1種類だけの自動販売機をここに置いてどれだけ売れるのだろうか・・なんて余計なお世話か。

Sさんにごちそうになりました。
陽も暮れかかって暗くなりつつ、高知へ向かいます。
途中、道の駅あぐり窪川で一休み。

ここの名産をMさんが購入してきました。
「具だくさん豚まん」残念、具だくさんには、玉ねぎもたくさん含まれていました。
今夜の宿、ホテル日航高知旭ロイヤルには20時すぎに到着。

松山から出発して2日間で走った距離、686Km。
意外と走りました。
3人共に、JALダイナミックパッケージでの申し込み。
ただ、申し込んだ時期が異なるため、

私は、朝食付き＋ボーナス1,200マイル（JAL）付き
Mさん、Sさんは、朝食なし、マイルなし
です。ちょっと得した気分（そりゃ、早く申し込んでますから、私は）

ホテル日航高知旭ロイヤル
ビジネスホテルよりも、ほんの少しグレード高い、って感じでしょうか。
快適な部屋です。

ダブルベッドです、ただし1人使用。
ホテルフロントで、Mさんが食べどころをリサーチ。
ひろめ市場もいいかな、と個人的には思っていたところなんですが、フルサービスの方が面倒くさくないかもしれません。

Mさんは、トリップアドバイザー愛用しているそうで、その評価の高いお店へ。
名物と言えば、かつおですよね。
塩たたき（12貫　1,680円）をいただきます。
いいお値段します。

ニンニクは食べられるので、生ニンニクとともにいただいちゃいます。
ウツボのから揚げや、青さのり天ぷらなど。

私はお腹が空いたし、カツオをもう少し食べたかったので、塩たたき定食（7貫）をいただきました。

ビールを飲んで、焼酎ボトル、おつまみいろいろなど、3人で＠4,000円弱。
名物も食べられたので一安心です。

1/8（月：祝）

天気予報通り朝から雨模様。
私のフライトは高知発最終便、MさんとSさんは、最終便だとバカ高いツアー代金になってしまうため、泣く泣く始発便に。

朝6時に、彼女たちを空港まで送って行きます。
ホテルから20分程度で、戻って来る頃にはうっすらと明るくなってきました。
部屋でちょっとボケーっとしてから朝食。

なんだか、MさんとSさんには申し訳ないような立派な内容でした。
カツオのたたきも食べ放題です（朝からそんなにはたべられませんが・・）。
日曜日は空いているそうで、ゆっくりとレストランで高知の朝食を堪能できました。
最終日は、もともと行く予定だった馬路村と北川村へ、魚梁瀬森林鉄道施設を見学しようと考えていました。ところが、雨降り。魚梁瀬はもともと雨の多い場所で、大雨の中で車を山の中に走らせる自信はないのと、どうせ行くのならば天気のいい時、と思って、この2村は次回回しに。

そして、本来は前日に行く予定だった津野町と梼原町へ行くことにしました。
津野町にある道の駅布施ヶ坂へ。
行って何かするわけでもなし、ただトイレもあるので一般道を走行している時は、道の駅は助かります。
バス停を見ると、もしこの辺りへ路線バスで来ると、この路線に乗車して、津野～梼原へ行くことになりますね。1日7本、ローカル便としては最低限の便数確保でしょうか。
津野町を通り越して、梼原町へ。
町役場へ行ったところ、近くに資料館があったので立ち寄ってみます。
民族資料館、「梼原千百年物語り」って、ちょっと味のある名称がついています。

入場料　200円
展示品は梼原の昔など、こういった古道具などを見て懐かしいと感じるのは、自分も年輪を重ねた証拠なんだ、とつくづく実感。

もちろん、私の世代だけでなく、もっと昔の縄文時代からの遺産や遺物なども展示されています。
梼原町役場の建物。外壁木造ですね、地場の名産を使って造ったのだと思います。

ズケズケと中に入っていいものか、祭日で休みなので、やめました。
きっと、内部も凝った造りなんじゃないかなぁ。
梼原の街並みも、ちょっと歩いてみたい・・った感じです。
ちょうど、この頃には雨もあがりました。

資料館でもらった地図に千枚田があったので、場所を確認して行ってみました。

このあたりは、坂本龍馬脱藩の道になっているそうです。
歴史詳しくないので、興味もわかないのが残念。
緑が映える季節だったら、また景観違うと思います。
この時期で、曇っているので、今一つの眺めでした。
梼原からは、一度愛媛県の久万高原町へ入ってから国道33号線方面に向かいます。

四国カルストへは天気も悪いし、時間もないので、また別の機会に。
このあたり、道路から谷を見下ろすと、ものすごく深いです。画像の右上ガードレールが道路です。
国道33号線（松山と高知を結ぶ、高速道路ができる前は、国鉄バス松山高知急行線も走っていた道路）沿いには、面河川にかかるダムが数か所あります。
ひとりなので、とにかく進むだけ・・。

国道33号線から、国道439号線に入って、いの町にある、道の駅633美の里で食事。
から揚げの文字があると、もう目がないんですよねぇ。

から揚げ定食　700円

オプションで購入した、カツオのたたき道場（100円）行けなかった・・。
お値段的にあきらめつきやすい（笑）
400番台の国道を走って土佐町へ。
通行量も少なく、快適なドライブです（晴れていればもっと良かったですが・・）。
早明浦（さめうら）
四国の水がめでもあって、水不足の時など、早明浦ダムの貯水量～～とニュースで流れることもあるので知っている方も多いと思います。
ただ、道の駅から早明浦ダムは見えませんでした。
町のマップを見て、今日は通り過ぎりだけにします。

さめうら湖の対岸の道路を走って大川村へ。
そんなに広い道ではありません、ここが大川村に通じるメインの道路です。
大川村役場

村の公式Webサイトによると
2017/7/31現在の人口404人（男201人、女203人）230世帯
離島を除けば、全国で最も人口の少ない村です。

そんな村役場の窓からはライトの光が漏れていました。
祭日も庁舎で働いている職員がいるんですね。
村役場前に掲げてあった案内図。
これを見ると、村役場の位置は、まだ村の入口（右下の部分）にすぎないようです。ほとんど人の住んでいない森林地帯なんでしょうか。
途中で見かけた慰霊碑。
湖を渡ったりしながら、そろそろ戻ろうと思います。
早明浦ダム管理所（画像右手）に立ち寄ってから、本山町を通り、大豊ICから高速道路で高知空港へ。
私が在住していた頃、香川～高知への高速道路は1車線の暫定路線で、長いトンネルが延々と続いて走るのがイヤでした。今回も、大豊ICから1車線道路を走らなくては・・と思っていたら、20年近い歳月は、高速道路も2車線になって走りやすくなっていました。

レンタカー会社で車を返却
3日間で走った距離　995.4Km
我ながらよく走りました。

燃料は、
1回目給油　32.6L×142＝4,629円
2回目給油　15.38L×142＝2,184円

燃費計算すると
995.4km÷47.98L＝20.746km/L
山道を走った割には、Lあたり20km超走りました。
レンタカー会社で空港まで送ってもらって、空港のレストランで夕食。

最後もカツオにしました。
満席だったものに、とりあえずクラスJの空席待ち。
夜なのに、S1番。

高知空港は、航空会社のラウンジも、クレジットカードで使えるラウンジもないため、搭乗口で待っているほかありません。そして、15分くらいまえに1人だけ空席待ちゲット・・。係員に確認したら、J席（3人掛けの真ん中）だと言うので、キャンセル。種別Aで空席待ちを入れていた方がゲットしたようです。

私は非常口の窓側を予約していました。

帰りは普通席で。
10分ほど遅延しました。

満員の乗客を乗せてB737は羽田へ。
今回の旅で、高知県は全市町村を制覇する予定でしたが、馬路村と北川村が残ってしまいました。時間配分をちょっとミスしてしまったこと、ただ、最終日にこの2村へ行く計画だったものの、大雨だったので、結果として次回まわしになって良かったかも・・。

四国は残りが、高知県2村と徳島県2町だけになりました。
早いうちに回りたいと思いつつも、魚梁瀬は雨が多いので、できれば雨の少ない時期を見計らって・・と思います。

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この旅行記へのコメント（2）

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trat baldさん 2018/03/06 15:02:49

写真を見る限りマッタリな旅を感じる。

お友達は少し可哀相でしたね折角の高知県制覇なのに、幸か不幸か悪天候のお陰で時間の余裕が湧いてきたのね、旅は行き残しが有った方が次回へのエネルギー源になるから腹八分目で上等(^o^)
Ps.ワニ園入場料の間違いで20名ほどの人達に訂正をして若干メゲています。

tanupamさんからの返信 2018/03/07 22:58:35

RE: 写真を見る限りマッタリな旅を感じる。

こんばんは

> お友達は少し可哀相でしたね折角の高知県制覇なのに、幸か不幸か悪天候のお陰で時間の余裕が湧いてきたのね、旅は行き残しが有った方が次回へのエネルギー源になるから腹八分目で上等(^o^)

そうそう
旅は積み残し
が大切です。

また、次回の楽しみが残っていますからね。

> Ps.ワニ園入場料の間違いで20名ほどの人達に訂正をして若干メゲています。

おっと、それはお疲れさまです。
ケアレスミスがとんだ災難になってしまいましたね。
でも、フォローをしっかりしていらっしゃるのは、さすがです！

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