好きなワインを頑張って飲みに行く　＠パース

2017/12/30 - 2018/01/02

私の旅行記を良く読んで下さる皆様、新年いかがお過ごしでしょうか

さて標記の様に、私はパースにいました
多分15年前くらいに何度か飲んだワインを飲みたくなり、この機会にサンダルフォードを目指しました
パース駅からギルフォード駅に行きタクシーを探しましたが、予めホテルの人から教えてもらっていた通りタクシーは全くありませんでした
流しのタクシーもいません
駅前にあるギルフォードホテルと言うのもホテルではなくギルフォードホテルと言う名のレストランでした
さてどうするか、

ホテルのコンシェルジュに予約してもらった時間は13時、今は11時45分です、こうなったらもうこれしかありません、
私は決心しました、「よし歩くか」

灼熱の荒野の中、私はひたすらに歩きました
何台もの車、サイクリングの自転車の方たちは、「こいつは狂人か？」と思いながら通り過ぎたかもしれません
しかしこれこそが今の私に大事な事ですから一歩一歩と歩を進めました
虫がついて来るのが情けなく辛かったです
(次の日背中を三箇所食われていました、今でも痒いです)
汗ダラダラ、首が痛い！
時計を見ると、なんとか13時の2分前に門の前に到着！

でも門からがまた長い、、、
すると、サンダルフォードの畑のおじさんが私に気が付いてくれたようで
ブドウ収穫のトラクターみたいのに私を乗せてくれ、ぶどう畑を通ってレストランにまで連れてくれました

そして私はお店の方に「ワイナリーで先に試飲しますか？」
と聞かれましたが、
「いえ、もうお腹ペコペコなので、先に食べてワインを飲みます」と言い、
ステーキをミディアムレアで持ってきてもらい、
サンダルフォード・エステートリザーブ2016にありつきました
旨い、美味い、ガブリ、ガブガブ！


その後ワイナリーで隣で日本語が聞こえたので、後で庭でお声をかけさせて貰ったら、日本人ではなく日本語が流暢なシンガポールの彼で、彼女は日本人でした
彼は車に乗せてくれギルフォードの駅まで送ってくれました
助かりました、ホント有難うございました！！！

そんな彼に私は何も出来ることが無いのですが、
たばこの箱をのぞくとあと6本スティックが入っていました
私は彼にたばこを薦め(たばこはオーストリアでは一箱三千円以上するので彼は喜んでくれました)共にひと時たばこを味わいました
なんか今年のオーストラリアは記録的な暑さみたいですね
シドニーで45度とかニュースでやっていました
私も倒れなくて良かったです

そんなこんなの私の珍道中ですが、写真をいくつか載せますのでよかったら見てください
二つのホテルにもいろいろお世話になりました
ありがとうございます

エリア パース(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩

夏のパース、スワンリバー
いい天気です

パース駅から電車に乗り込みました
ギルフォードを目指します
ちょっと見えにくいですが、各駅で11個目です

パース駅から電車に乗り込みました
ギルフォードを目指します
この切符は1時21分までに使わねばならないようです
私は11時台に買ったのでしょう

ギルフォード駅に着きました
さて、私はこの後てくてく歩いていく事を決心しました

暑い、
暑いし、それよりも何よりも日差しが殺人的です
泥河にでも飛び込みたい気分です

周りに誰もいないので牛達に、乗せてくれと言ってみましたが
もちろん無視されました

やっとスワンバレーには入ったみたいですが、、、
周りはもうブドウだらけです

何度も日の丸に見えてしようがなかった
日の丸が私を応援していると思いました
日本男児がんばれと自分に言い聞かせました

うお、やっとあともう少しっぽいです
あと600メートルか
しかし暑いし、首が痛い

ついにサンダルフォードにたどり着いたようです

門です
しかし門からが長い、、、灼熱のロード

でもこの後おじさんが気が付いてくれ、乗れ乗れ！と言ってくれました
助かったー、おじさん有難う
ガタガタ揺れながら、畑の中を通っていきます
これも今となっては良い思い出です

ガックン、ガックン、揺れる、揺れる

あっという間にレストランに到着
30秒で身なりを整えました
レストランのメニューです

そして遂にステーキとワインにありつけました
肉もワインもうまかった―
あ～、本当にうまかったー
今見ても美味しそうです

余韻に浸ります

ちなみにこれはパース来るときに飲んだワイン
カロンセギュール1995 これもうまかったです
高いワインはやっぱり美味い
だけども3000円くらいでそれに勝るとも劣らないワインに出会えた時、それは至福の時間です
だから私は10何年も思い、サンダルフォードのエステートリザーブが飲みたくてここに歩いてやってきました
皆さんは無難ですからタクシーをチャーターしましょう
夏のオーストラリアで私みたいな馬鹿な事をすると途中で倒れるかもしれません

サンダルフォードは有名なので色んな著名人が来たりコンサートしたりもしています。サルダルフォードの選出？アーティストの趣味？好み？も私と共通していて嬉しかったです
これはスティングが来たらしいです

ハリーコニックジュニアも来たらしいです

これはスパンダーバレエも来たらしいです
トゥルーが頭を巡りだします

食事後にワイナリーで
うわー全部欲しいです
でも持って帰れない

食事後にワイナリーで
どっちもうまかった
右は価格が三倍以上しますが
でも私は左のエステートリザーブが昔から好きなのです
日本円で3000円～4000円くらいです
私はパース空港の免税で見つけ買いました

ちなみにボトルを持つお嬢さんが私に言いました
「貴方はレストランを予約して食事したから試飲は全部無料よ」
「えーーそれ最高！」
私が二本のカベルネを何度か飲み比べたのは言うまでもありません
至福の時間を頂きました
でも私にはやっぱり安い方が合うかな

食事後にワイナリーで
庭をのぞみます

ギルフォード駅まで、ワイナリーで隣にいたシンガポール人のSさんに送ってもらいました、Sさん有難う、本当に助かりました（Kさんも有難う！）
これはギルフォード駅で、時刻は14時34分となっていますね
彼とたばこを味わった後です
（あと2本と1箱のたばこ、それでなんとかパースを乗り切りました！）

やっとこさパースに帰ってきました
部屋からスワンリバーを見ます
本当に綺麗です
この後、焼き過ぎた肉の様に焼け焦げた首を冷やしながら、ビールをぐびぐび三本飲みました

お世話になったホテル1
ハイアットリージェンシーパース
広いリビングです
残念ながらパースではNHKはうつりません
もう日本人の時代ではないのでしょう
中国番組はうつります

お世話になったホテル1
ハイアットリージェンシーパース
広いリビングです
このホテルは少し街から離れていますがスワンリバー沿いに有ります
(と言っても15分くらい歩けば行けます、確かゾーン内のバスは無料)
裏には大きな川沿いの公園がありなかなか良いです

お世話になったホテル1
ハイアットリージェンシーパース
ぐっすり眠れたベッド
日本人のスタッフも何人もいるようです
リージェンシークラブラウンジではカスケードやクラウンと言った三種類のオーストラリアンビールやコロナが飲めます、TWGのお茶もなかなか良かったです

お世話になったホテル2
フォーポイントバイシェラトンパース
こちらのホテルもNHKはうつりません
こっちのホテルはマッチをくれて助かりました
イタリアのスパークリングをプレゼントしてくれて有難う
規模は大きく無いですがアットホームな感じです
街はすぐそこです

お世話になったホテル2
フォーポイントバイシェラトンパース
ちなみにこのホテルはパース駅近くパースアリーナの前にあります
もうチェックアウトした後日にも関わらず、私を覚えてくれていて、電話をかけてくれたり、トイレを貸してくれたり、助けてくれました、とても親切にしてくれて有難う
多分このホテルにはバスタブはありません
(スイートでも無かったので)
この情報間違っていたらごめんなさい
パースではバスタブが無いのは結構普通のようです

新しい格好いいWESTINが建設中でした(場所も最高です)
次回来たときはこれはぜひトライしてみたいと思います
素晴らしいWESTINになる事を望みます
(NHK入れて欲しいな、、)

世界一住みやすい街と言われるパースですが、一方でオーストラリア内でも物価も高く、お金持ちも多く、どちらか言うと保守的で世界で一番隔離された街とも揶揄されるパースですが、私も実は若干のそれを感じます。
ただそれにはいい面もあると思いますがね、マイナーで手付かずと言う感じでしょうか、自然と街が上手く綺麗に融合している今が美しい過渡期でしょうか
あくまでツーリストの意見ですが
馬鹿みたいに物価が高いシドニーよりも、私はパースの物価の方が安いと感じました
(まぁ所詮オーストラリアですからスイスや昔のロンドン程ではないですが)
そんなパースにもこれから新しいホテルがいっぱいできるそうです
まぁそれはそれで楽しみです

この旅行記へのコメント （2）

• zosoさん 2018/01/26 00:24:48

  お気をつけて

  お久しぶり、そして明けましておめでとうございます。
  
  何処にいらっしゃるのかと思ったらオーストラリア！でしたか。
  私も以前シドニー近郊のワイナリーに行った事があります。
  ワインは詳しくない素人なので
  テイスティングは全て胃に落としました。
  だってワインは飲まれる為に生まれて来たんですもの。
  
  それにしても良く歩きましたねぇ。
  オーストラリアの日差しは強烈なのに！
  日向と日陰のあの差はなんなのかしら？
  
  でも食べたい物、飲みたい物に逢いに行くのは幸せのひとつですよね。
  
  牛に乗せてもらうのも良いですが
  馬より背中が尖っているので色々と危険らしいのでお気をつけて！
  
  ワインといえば、私、今年長野に出来るワイナリーのサポーターになることにしました。
  成長も楽しみです。
  
  今年もリンさんが良い旅に出会えますように
  お祈りいたします！
  
  

  リンさん からの返信 2018/01/28 22:57:31

  RE: お気をつけて

  ZOSOさん
  あけましておめでとうございます
  こちらこそ今年も宜しくお願い致します
  長野のワイナリーのサポーターですって、素敵ですね
  私も自宅にシャトーメルシャンのメルローをストックしています
  あと勝沼に行くのも好きです、というか神の雫も好きです
  日本のワインも好きなんですよ
  
  今は中国の南京近くからです、零下で寒いですー、、
  
  
  
  > お久しぶり、そして明けましておめでとうございます。
  >
  > 何処にいらっしゃるのかと思ったらオーストラリア！でしたか。
  > 私も以前シドニー近郊のワイナリーに行った事があります。
  > ワインは詳しくない素人なので
  > テイスティングは全て胃に落としました。
  > だってワインは飲まれる為に生まれて来たんですもの。
  >
  > それにしても良く歩きましたねぇ。
  > オーストラリアの日差しは強烈なのに！
  > 日向と日陰のあの差はなんなのかしら？
  >
  > でも食べたい物、飲みたい物に逢いに行くのは幸せのひとつですよね。
  >
  > 牛に乗せてもらうのも良いですが
  > 馬より背中が尖っているので色々と危険らしいのでお気をつけて！
  >
  > ワインといえば、私、今年長野に出来るワイナリーのサポーターになることにしました。
  > 成長も楽しみです。
  >
  > 今年もリンさんが良い旅に出会えますように
  > お祈りいたします！
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