職場旅行2017in仙台＋リゾートみのりで行く瀬見温泉の旅

2017/12/08 - 2017/12/10

今年の職場旅行は仙台です。
職場旅行に1日追加してリゾートみのりに乗って瀬見温泉の観松館に行ってきました。

宿
瀬見温泉 観松館一泊二食付き 10800円（税込）

エリア 仙台(宮城)

黄色いイチョウとレンガ造りの駅舎の彩りが美しい東京駅にやってきました。

今日は職場旅行で仙台に向かいます。東京駅から東北新幹線やまびこ45号に乗車します。

私は京成線沿線に住むので上野駅から東北新幹線に乗ればいいと思っていたんですが、幹事から渡されたチケットは東京駅からのチケットでした。こうなると鉄道好きとしては東京駅から乗らないといけません。
無駄に東京駅からの出発になりました。

東京駅 駅

まもなく福島に到着します。トイレの為に席を立ちました。
福島駅に停車する直前、阿武隈川に流れ込む荒川を渡ります。

やまびこ45号は定刻通り仙台駅に到着しました。盛岡行きのやまびこは、ほとんどの列車がE5系なんですね。

仙台駅 (JR) 駅

仙石線に乗り松島海岸駅で降りて、松島魚市場にやってきました。

味は...カキねぇ。。

松島さかな市場 市場・商店街

松島魚市場から離れてたいかん亭でずんだ餅をいただきます。豆の味がしっかりしていて美味しかったです。

たいかん亭 グルメ・レストラン

有名な瑞巌寺には入らず、円通院にやってきました。
瑞巌寺は入場料が700円ですが、円通院は300円とリーズナブルだったからです。

ちょっと遅いですが、紅葉が美しいです。

円通院 寺・神社・教会

松島をイメージした枯山水らしいです。
いや、目の前なんだから枯山水なんか作らないで見に行きなよ！

仙台に戻って職場の懇親会です。

牛タンです。

会社からの帰り道にある牛タンねぎしと一緒だな...

懇親会を終えて歩いていたら、2017SENDAI光のページェントの会場に出ました。

2017SENDAI光のページェント@フォトコンテスト応募用

体が冷えて温かい物が食べたくなり、何気なく通りがかって気になった満月 仙台定禅寺店に入りました。列に並びながら調べたら、酒田ラーメンで有名なお店なんだそうです。

仙台で酒田ラーメン？って思ったりもしたんですが、醤油ベースのスープにワンタンがいっぱい入っていて美味しかったです。

満月 仙台定禅寺店 グルメ・レストラン

翌朝の朝食です。何だかベットが体に合わず、あんまり眠れませんでした。。

デザートのずんだ餅です。

職場旅行は解散になりましたが、私は個人的にもう一泊します。

仙台からリゾートみのりに乗車して、陸羽東線経由で新庄へ向かいます。本来は3両編成ですが、今日は2号車欠車の2両編成なんですね。
列車の時間を勘違いしていて、危うく乗り遅れるトコでした。

土曜日にも関わらず、帽子に金の二本線が入っている駅長まで見送りに来て発車のムードが高まったのですが、陸前山王駅で公衆立入の為に抑止です。

結局、9分遅れで仙台駅を出発しました。
リゾートみのり号は、小牛田駅まで東北本線を北上します。

窓が大きなリゾートみのりから見る青空が美しいです。

先ほど仙台駅のみどりの窓口で仙台→小牛田→新庄→羽前千歳→仙台の二日間有効の一筆書き乗車券を購入しようとしたら、全て大都市近郊区間なので2日間有効にはならない上に途中下車できないって言われてしまいました。なので仙台→仙山線経由→新庄の乗車券を発券してもらいました。大都市近郊区間なので運賃は最短経路となるので陸羽東線経由でもオッケーなんだそうです。
地方交通線の陸羽東線が大都市近郊区間ねぇ。

色取り取りの気動車が休んでる小牛田運輸区を横目に見ながら小牛田駅に到着します。
今日は連結してないリゾートみのりの2号車も居ました。

その小牛田運輸区の一角に、見慣れない車両が居ました。これはロングレールの交換に用いるキヤE195系ですね。まだ導入から1ヶ月程の新車です。
JR東海のキヤ97系をJR東日本仕様にカスタマイズして導入したそうです。

小牛田駅を一ノ関行きの列車と同時に発車します。
雪が降ってきました。

昨夜、あまり寝れなかった為か、少し寝てしまいました。
目を覚ますと鳴子温泉駅に到着する所でした。思いっきり雪が降ってます。

雪が強く降ってます。
小牛田行きの列車と交換後、鳴子温泉駅を出発しました。

鳴子峡と言う有名な場所らしく、減速して鉄橋を渡ります。

私には普通の谷にしか見えませんが...

鳴子峡 紅葉

小牛田駅積込みのまんじゅうを購入しました。

1900年創業の和菓子屋さんが作る山の神まんじゅうと言うそうです。
100年以上の歴史があるって凄いなぁ。

薄皮のまんじゅうに餡がしっかり詰まっています。

少し晴れてきました。まもなく最上駅に到着します。

リゾートみのりは、終点の新庄に到着しました。

リゾートみのりを降りてやってきた新庄駅機関庫です。この機関庫は明治時代に作られ、100年以上に渡り使用されています。見学ツアーとかが欲しいですが、現在も現役の施設なので難しいのでしょうね。

2008年に近代化産業遺産にも登録されました。こうなるとなおさら建て替えや大規模な改修工事は難しくなりますね。

新庄駅 駅

リゾートみのりは、留置線へと引き上げていきます。

ところで私が「みのり」と言う列車名で思い浮かぶのは、かつて長野～新潟を走っていた「特急 みのり」です。何度か乗った記憶があります。今ではその後を継いだ「快速 くびき野」も無くなってしまいましたね。
「特急 みのり」の前身である「急行 赤倉」にも乗った事があります。当時、小学生の低学年だった私は「ライトが大きくてボックスシートしかな無いボロい電車だなぁ」程度にしか思ってませんでしたが、今から思えば貴重な経験でしたね。ただ赤倉色の165系のデザインは好きでした。

新庄駅に隣接している「そば屋 かもん」にやってきました。食べログの口コミを見ながらやってきて、最初は「駅そば？」って思ったんですが、そば農家と鴨農家が営む本格的なそば屋屋さんです。

鴨せいろ＋鴨肉＋生レバーを注文しました。たしか1980円です。

鴨肉の彩りが美しいです。
鴨肉の味が美味しいです。

中でもレバ刺しが濃厚で美味しかったです。

新庄に来たらリピートします。

宿の迎えの車の時間まで少々あるので、駅に併設されている「もがみ体験館」にやってきました。

山形県の自然を体験できるんですね。
せっかくの美しい展示なんですが、館内が暗くて展示が見にくくて、見ていて疲れます。

なぜか名探偵コナンが充実してます。
作者、山形県出身だっけ？って思って調べたんですが、鳥取県だそうです。

宿の迎えの車に20分ほど乗って瀬見温泉の観松館に到着しました。
陸羽東線にも瀬見温泉駅がありリゾートみのりも停車するんですが、雪道を歩くと大変だったのと、美味しい鴨が食べられたので新庄まで行って迎えにきてもらって正解でした。

Booking.comからビジネスプラン一泊二食付きで10800円（税込）で予約しました。

観松館 宿・ホテル

さっそくお風呂に向かいます。
露天風呂がぬるくて長く浸かってられて、とても良かったです。

夕食の時間になりました。
値段が値段なので、どんな夕食が出るんだろうと思っていたんですが、本格的な料理にびっくりしました。

メニューは

旬菜
あん肝豆腐
石狩漬け
あみ茸の大和あえ

お造り代わり
海戦カルパッチョ

煮物
ホタテ
海老芋含め
なめ茸
水菜

蒸し物
茶碗蒸し

鍋
庄内豚すき焼き風

鉢皿
舟形町産ジャンボマッシュルームの香味焼き

しのぎ
鰊蕎麦

白米（山雅県産はえぬき）

デザートです。

まずは美しい彩の旬菜をいただきます。

続いて煮物です。

舟形町産のジャンボマッシュルームの香味焼です。
最初は「キノコだけ？」って思ったんですが、エビとバターの味がしっかりと付いていました。
これだけでご飯半分食べられました。こういう地元の物が食べられるのがいいですね！

庄内豚のすき焼き風です。

他の料理に気を取られてるうちに食べるのが遅くなって、硬くなってしまってました。残念です。

デザートです。とても満足しました。

翌朝、朝食会場にやってきました。ご飯も「つや姫」と「はえぬき」の2種類から選べます。
最初につや姫を食べ、はえぬきはお代わりで食べようとしていたんですが、お腹いっぱいでお代わりできず。。

豊富な種類がある朝食ですが、地元で生産されているマッシュルームのスープが美味しかったです。
何度もお代わりしてしまいました。これ、超おすすめです。

宿の送迎バスで新庄駅まで送ってもらいました。
これから仙台に戻ります。
JR線1960円に対しバス2000円で若干JRの方が安いんですが、乗り換えがあり（しかも接続が悪い）、ロングシートで座れないかもしれないJRよりも、確実に座れるバスに乗る事にしました。

特急48ライナーと言う名称の路線バスです。
何が48なのかと思ったら国道48号線を走るからなんですね。高速バスだと思っていたら、高速道路は走らず全て一般道を走ります。

新庄駅を出発して1時間。村山駅前でトイレ休憩の為に停車します。晴れてきて気持ちいいですね。
村山駅から10人以上乗車し、次のさくらんぼ東根駅からも9人が乗車しました。
回数券がバンバン売れていて、仙台に向かう交通手段として定着している事が分かります。

駅前から仙台行きのバスが多くの乗客を乗せてく現状をJRは何も...思わないんだろーな。

県境となる関山トンネルを抜けて宮城県に入りました。

広瀬川を渡って仙台の中心部へ入ります。
この後、ちょっと渋滞に捕まりましたが、仙台駅に到着しました。

本来ならもっと遅い列車の指定席を持っていたんですが、どこか行く気が起きなかったので、このまま帰ります。
仙台始発の、いわゆる仙台やまびこで帰ります。指定席の変更ができない券だったので、これなら自由席も空いてると思いまして。

そう言えば発車メロディーが変わったんですね。

仙台駅 (JR) 駅

写真だと真っ白ですが、仙台駅の駅弁「笹巻きえんがわ寿司」です。
普段あんまり駅弁は買わず、デパ地下弁当を買って列車に乗る派なんですが、デパ地下を歩いてもグッとくる物が無く、そのままホームに来てしまいました。

一口食べると「へぇ、美味いじゃん。」

食べ終わる頃には福島駅に到着します。
この列車は山形新幹線つばさ号を連結する為、下り本線を渡って14番線に到着します。

連結作業中、下りホーム13番線には「やまびこ51号」が到着しました。

福島駅 駅

福島駅を出発しました。再び下り本線を横切って上り本線に戻ります。
つばさ号が走る奥羽本線からのアプローチ線が下り線側にしか無いので、つばさ号を連結する上りやまびこが立て続けに下り本線を交差支障するのが東北新幹線のボトルネックになってるんですよね。

まもなく郡山駅に到着します。
水郡線の気動車に混じってEast i-Dが居ました。
5月にわたらせ渓谷鉄道で中間車が脱線して、秋田車両センターに入って修理してたようでしたが、とりあえず2両編成で復帰してるんですね。
検査期限とかありますもんね。

遠くにさいたま新都心の高層ビルのシルエットが見えてきたら、上越新幹線と合流しました。
減速して大宮に到着する直前、鉄道博物館の横を通過します。

大宮からは埼京線と並んで都心に向かいます。

上野駅に到着しました。

今回の旅は、前半は半ば義務的に行く職場旅行でしたが、美しいイルミネーションが見られて良かったです。また、瀬見温泉の観松館では、地物の美味しい物が食べられてとても満足しました。

上野駅 駅